vol.01 水辺

水辺夕涼みのススメ - 2009.07.01

さんさんと照りつける太陽。うだるように暑い夏の日。おそとに出かけるのはちょっと辛い。そんな夏の日は、夕方の陰りゆく陽の光を余さず全身で味わってリラックス。それには水辺で夕涼みがおすすめです。


夕涼みは気軽に身軽に

夏の夕暮れは、日中の熱気もおさまって、いつまでも残る明るさに、ついついお出かけしたくなります。そんなときに向かうのが水辺。川原や浜辺など、水面を吹く風で、自然に体の熱をクールダウン。日の光を受けてきらきら輝く水面を眺めたり、水音に耳をすましたりと、目でも耳でも楽しめます。暑い屋外と、冷房の効いた室内との温度差で、疲れた体をほぐしてくれる、夕涼みに最適のスポット。

大切なのは、それぞれの水辺スポットにあった夕涼みを楽しむことだけ。街なかを流れる川であれば、水面に映るイルミネーションを見てロマンチックに過ごすもよし。海では波の音と、夕日が素敵。湖でボートに乗ってというのもいいですね。

「今日も暑かったね」「まだ明るいからどっか行こっか?」なんて会話が弾んだら、さっそく水辺へ出かけましょう。冷蔵庫から冷たい飲み物とちょっとつまめるものを持ち出して、素足にサンダルを履いたら、散歩気分でさあ出発。できるだけ荷物を少なくするのもポイント。夕涼みは、思い立ったら気軽に出かけるのが一番です。

疲れも吹き飛ぶ水辺夕涼み

もちろん公園の水辺でも楽しめます。今回の夕涼み水辺スポットは、枚方市にある山田池公園。広い空が見渡せる芝生の丘のすぐそばに、目指す水辺があります。ゆるやかな流れが夕涼みにぴったりな場所。向かううちにどんどん太陽も傾いて、日差しが穏やかになっていきます。

水面を吹く気持ちいい風を感じながら、思い思いに腰をおろしたら、まずは喉を潤さないと。持ってきたのは、夏らしいラベルの輸入ビールやいろいろな地方の地ビール。

ビール

いつもと一味違ったビールがあれば、さらに会話が弾みます。びっくりするぐらいの“はずれ”があったりして、逆に盛り上がったり。そんな風に、おしゃべりして過ごすだけでも来たかいがあるというもの。

飛び石の上を裸足で歩いてはしゃいでいたら、近所の子どもたちがやってきて、どんどん水に入っていきます。服が濡れるのなんかまるでへっちゃら。そんなようすを見ていたらうらやましくなって、手だけそっと水にいれてみました。ひんやりとして気持ちいい。せっかくなので、他の人にも涼をおすそわけ。いえいえ、いたずらではありませんよ。おすそわけです、あくまでも。

水辺で楽しむ夕涼みは、夏ならではのお楽しみ。「暑い、暑い」と嘆いてばかりいないで、自然の涼を求めに水辺へ行ってみてはいかが?夕日にきらめく水を眺めているだけでも、ほっと一息、ゆったりとした気分で一日の終わりを迎えることができます。

お手軽夕涼みのためのオススメグッズ

できるだけ身軽に出かけたい夕涼みですが、やっぱり飲み物は必須。せっかくなのでそれらを入れるかばんには、ちょっとこだわりたい。ビニール製のかごバッグなら、濡れてもいいので水辺にぴったり。冷たい流れにそのまま浸すことができるのも便利です。こんなピンクのかごバッグなら、夏の日差しにも映えてかわいい。

女性におすすめなのが、夏用ストール。夕方だからといって夏の紫外線をあなどってはいけません。知らないうちに、結構日焼けしてしまうのです。夏用であれば、UVカット加工で、吸水性にも優れ、涼しいうえに、洗濯機で洗えます。夕涼み帰りに立ち寄ったお店では、冷房対策にも使える、頼れるアイテム。

水辺といえば、どうしても気になるのが、蚊。せっかくくつろいでいても、耳元でプ~ンと鳴かれたら、気になって仕方がない。ポリポリ掻きながら夕涼みというのも、いまいち盛り上がりません。でも市販の虫除けは苦手、という方、アロマオイルでつくる虫除けスプレーはいかが?柑橘系の香りも爽やかな、リラックス効果もあるスプレーを味方に、思いっきり夕涼みを満喫しましょう。

【レシピ(50ml)】
・アロマオイル
  シトロネラ 7滴
  ゼラニウム 2滴
  ラベンダー 1滴
・無水アルコール  5ml
・精製水     45ml
・遮光スプレー瓶

全ての材料を瓶に入れて混ぜるだけ。
簡単なのでぜひ試してみて。


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