台風一過。本日は晴天なり。
編集部山本です。
秋といえば、芸術、食欲、そして読書。
読書の秋のための素材調達に、今日は朝から四天王寺境内の古本祭へ。
聖徳太子ゆかりのお寺、四天王寺。
なぜか、たくさんの亀がいることでも有名です。
いました、いました。甲羅干し中の亀がこんなに。
そのなかで、曲げたり、ぴーんと伸ばしたり、足の運動をしている亀がいました。
公園で体操をするおじさんを想像して、ひとりでニヤリ。
さて、古本祭ですが毎年春と秋に境内で開かれています。
今日が初日、しかも平日の午前中、ということで空いていると思ったのですが、
すでに結構たくさんの人が。
書店によって得意分野があるようで、
仏教系の本がおいてあるお店や自然科学系が充実しているお店、
雑誌の多いお店などいろいろで飽きることがありません。
小学生のころ親に買ってもらった、ハードカバーの子供向け文学を見つけたり、
昔読んだ本を見つけて、読んだときのことを思い出したり。
時折お寺の鐘が聞こえてきて、のどかな懐かしい気分になりました。
こちらが本日の収穫の一部。
『ほし』
林完次著
これからの季節空気が澄んで星がきれいに見えるので、星座観察のガイドに。
『セレンゲティは滅びず』
B.&M.クシーメック著 前田敬作訳
アフリカの大自然に憧れて、つい。
『ダーシェンカ あるいは子犬の生活』
カレル・チャペック著 保川亜矢子訳
「序」にある山本容子さんの文章に惹かれて。
自分のペットをかわいいと思ったことがある人は、絶対に欲しくなります!
これ以外に文庫本を4冊と、
文庫本より少し大きめの生態学の専門書1冊の合計8冊購入して3000円程度。
安い!
まだまだ見たい気持ちをぐっと抑えて、帰路につきました。
古本祭は13日(火)まで。
週末はお天気のようですので、ぜひ。
私は、この収穫をおそとで楽しみます!