こんにちは。
昨晩の荒天からは想像できないぐらい、いいお天気の土曜日でしたね。
編集部の山本です。
せっかくのお天気ですので、
秋をさがしに難波宮(なにわのみやと読みます)史跡公園まで。
(色づいた葉で秋色のリースを作ろうかな、と思っただけなんですけど…)。
ここは公園というよりも広場といった感じの場所。
難波宮大極殿跡と八角形の鮮やかな藤棚以外は、ほとんど何もありません。
大極殿跡
その何も無さが功を奏して(?)、
朝ヨガや犬の社交場となっていて結構面白い場所でもあります。
走り回る犬たちや大極殿跡でスケートボードの練習をする若者を眺めていると、
都市の中の何もないだだっぴろい空間というのはなかなか珍しいのだな、
とふと思いました。
公園は結構木々が茂っていたりしますしね。
運動公園はスポーツするための場所感が強いし。
まさかサッカーコートの真ん中で、
犬を遊ばせて、のんびりおしゃべりなんてできますまい。
地価の高い都市環境では、何もないことが価値あることなんてちょっと皮肉。
さて、本来の目的の秋は見つかったかと言いますと…
きれいに、紅葉してる!
と思って近づくと、なんじゃこりゃ???
ふうせんのような、ほんのり赤いふくろがたくさんついたこの木。
オオモクゲンジというそうです。
中国原産の高木だそうで、9月ごろには黄色い花をたくさんつけるとか。
優しい桃色と、薄い緑がなんともいえない柔らかい印象なのに、
遠目で見ると、鮮やかですごく目を引く美しさ。
(写真ではいまいちですが、本当はすごくきれいなんです!)
秋をさがしにでかけて思いがけない発見をして、
ちょっと得した気分な、おそとの一日でした。
(赤や黄色の葉もたくさん集まりました。ほくほく)