こんにちは。編集部山本です。
今日は東京で出会った、おそとでの活動を紹介します。
JR山手線の車窓から見えた、
国際フォーラム広場のにぎわいに誘われてぶらり途中下車の旅。
産直野菜や地方の物産展、屋台などでわいわいがやがや。
呼び込みの元気な声や、店主とお客さんの話し声で活気にあふれていました。
売る人と買う人の距離が近いからこその賑わい。
おそとが賑やかだと、街全体に活気を感じるわ~と、ひとりでうろうろきょろきょろ。
その日の午前中にも素敵な出会いがありました。
日本橋の袂で、トランペットを奏でていた男性。
けっこう大きな音で演奏していたので、目(耳?)を引く存在。
覗いてみると、傍らにいくつかパネルが並んでいます。
それらは海外の素敵な水辺のイラストで、絵描きさんなのかな?と思いきや、
実は建築家。しかも大学の先生だとか!!!
首都高が空を覆う、日本橋の風景を変えようと活動されていたのです。
道行く人が、音楽につられてふと立ち止まり、素敵な絵を見て
「こんな風景になったら素晴しいですね」と。
今ある風景に一石を投じているようすです。
すぐそばに交番があるのに、大丈夫ですか?との問いには、
「きちんと許可を取っているんですよ」とのこと。
ダメダメ尽くしの公共の場ですが、許可を取れば案外可能なこともあるのですね。
建築や緑、道路などの形や分量、配置など
ハードの部分が風景を構成する要素としてクローズアップされがち。
でも、屋台の賑わいや、街角で音楽を奏でる人などの活動もまた、
街を印象的にする重要な構成要素なんだなあ、と改めて実感しました。