イベント情報でも紹介している、大阪市音楽団の「たそがれコンサート」。
毎年7月と8月、大阪城公園野外音楽堂で、
その名のとおり、たそがれどきに開かれています。
以前から気になっていたのですが、昨日ようやく行くことができました。
少し遅れてしまったので、
ガーシュインメドレーを聞き逃すという失態をおかしてしまいましたが、
(しかも道に迷うという今更なミス・・・なんで?)
着いたときには、既に満員のお客さん。
野外音楽堂というのは、会場の外にまで音が聴こえてきて、
向かう途中からいやがおうにも気分が盛り上がります。
そして自然に早足に。
会場に着いたときは、まだ明るく
オルケスタESAウィンドポップスによる演奏中。
3曲目の「ARASHIメドレー」は、誰もが知っているメロディーですが、
吹奏楽で演奏されると、音に厚みが加わり、音楽が腹の底まで届きます。
なかでも、指揮者でもありこのメドレーを編曲した福留敬さんによる、
フルートのソロは会場にいる全ての人の目と耳を釘付けに。
繊細なイメージのフルートという楽器の意外な一面を知ることができました。
そして、長い夏の日もようやく陰りがみえはじめたころ、
ステージには大阪市音楽団のみなさんが登場です。
今回の指揮は井村誠貴さん。
ダイナミックで、ときには、ん?踊ってる?と思われるような
楽しい指揮をされる方でした。
4曲目のアメージング・グレースで、
しっとりと会場を優しい空気で包んだかと思えば、
5曲目のメイプル・リーフ・ラグは、ステップを踏みたくなるような楽しい曲。
そして、最後のジャパニーズ・グラフィティでは、
スポーツアニメや猪木ボンバイエなどスポーツに関する音楽のメドレーで、
聴衆は闘魂を注入されました(笑)
演奏中は音楽に聞惚れていて気がつかないのですが、
一曲ごとにステージの照明が明るく輝き、
気付くと、とっぷりと日も暮れて、すっかりおそとは闇。
でも、しっかり闘魂はいってますから、ダァーっと帰れましたことよ。はは。
このたそがれコンサート、8月中の金曜日は毎週開かれます。
行ったことがないという人は、絶対行った方がいいですよ。
毎週曲目が異なるので、毎週行ってもいいですよ。
野外音楽堂という開放感で、心の底から楽しめます。
今日は、昨日のテンションそのままにお届けしました。
編集部の山本でした。