こんにちは。編集部の山本です。
今日は更新のお知らせです。
公園ノートでは、大阪府営公園のことを紹介していますが、
「公園というものがどういう場所なのか」ということを改めて考えてみようと、
元大阪府立大学大学院教授で、
大泉緑地で取り組んでいる「百年の森づくりプロジェクト」でも講師を務めておられる
前中久行先生にインタビューしています。
インタビューでは、
今は立派な森として私たちの憩いの空間となっている大泉緑地が、実は、
40年ほど前は田畑であったこと、
都市の中にありながら、大きな芝生広場があることが珍しく、素晴らしいことなどのお話をお聞きすることができました。
大泉緑地の四季折々の写真と併せて紹介していますので、
ぜひご覧ください。
また、前中先生には浜寺公園についてもお聞きしています。
そちらも浜寺公園の特徴がよくわかるインタビューになっていますので、お楽しみに!
OSOTO冬の特集アップしました!
take me to the outside!では、これから3か月にわたり、
「見つめて、感じて、気づくこと。」というタイトルで3つの記事を紹介します。
ひとつめは「科学者・中谷宇吉郎の雪を見つめたストーリー」。
子どもの頃、はじめてスキーに行ったとき、
深く積もった雪に光るひとつの小さな結晶を見つけました。
「結晶を見た」と言っても「肉眼で見えるものじゃない」と親はとりあってくれず…
ず~~~っと不思議に思っていたことが、今回解明しました。
雪は単純な六角形の結晶から複雑な形まで、様々な結晶が固まってできたもので、
結晶は0.1~5mmぐらいの大きさなんだそうです。
5mmもあれば見えるじゃん!
昔見たのはやっぱり結晶だった!!
ということで、子供のころは小さいものをじっと見つめるのが好きだったのに、
小さいものからたくさんの不思議を感じていたのに、
最近何かを見つめることってないような、という私とあなたに送ります。
大人になっても、じっくり見つめることで、
不思議とその不思議が解明される喜びは、かわりありません。
小さな子が身近にいるなら、じっくり見つめる喜びを教えてあげてください。
今はわからなくても、いつかその不思議が解ける時がくるかもしれない。
可能性は無限大です。
写真は2011年の冬、大泉緑地の雪景色です。
大阪でも数年に1度、雪が積もるときがあります。
公園では一面が銀世界になるので、美しい雪景色を見るのにはおすすめ。
次に雪が降ったなら、公園でぜひ結晶を探してみて下さい。
肉眼で見える、というだけでもとっても嬉しいものですよ。
編集部 山本