花粉の季節が来ましたね(涙)。
暖かかった2,3日の間に、陽気にうかれてふらふらおそとを出歩いていたら、
鼻の蛇口が閉まらなくなりました…
耳鼻科へ急行しましたよ。
OSOTO編集部員としては、とっても辛いこの季節。
ミモザの黄色い花まで花粉に見えたりして。
写真はまだ蕾でしたが、もうきれいな黄色をしていました。
来週はずっとお天気が悪そうですね。
花粉症には助け舟。
でも撮影に出られないのでOSOTO的には困ったお天気です。
編集部 山本
こんにちは。編集部山本です。
今日は東京で出会った、おそとでの活動を紹介します。
JR山手線の車窓から見えた、
国際フォーラム広場のにぎわいに誘われてぶらり途中下車の旅。
産直野菜や地方の物産展、屋台などでわいわいがやがや。
呼び込みの元気な声や、店主とお客さんの話し声で活気にあふれていました。
売る人と買う人の距離が近いからこその賑わい。
おそとが賑やかだと、街全体に活気を感じるわ~と、ひとりでうろうろきょろきょろ。
その日の午前中にも素敵な出会いがありました。
日本橋の袂で、トランペットを奏でていた男性。
けっこう大きな音で演奏していたので、目(耳?)を引く存在。
覗いてみると、傍らにいくつかパネルが並んでいます。
それらは海外の素敵な水辺のイラストで、絵描きさんなのかな?と思いきや、
実は建築家。しかも大学の先生だとか!!!
首都高が空を覆う、日本橋の風景を変えようと活動されていたのです。
道行く人が、音楽につられてふと立ち止まり、素敵な絵を見て
「こんな風景になったら素晴しいですね」と。
今ある風景に一石を投じているようすです。
すぐそばに交番があるのに、大丈夫ですか?との問いには、
「きちんと許可を取っているんですよ」とのこと。
ダメダメ尽くしの公共の場ですが、許可を取れば案外可能なこともあるのですね。
建築や緑、道路などの形や分量、配置など
ハードの部分が風景を構成する要素としてクローズアップされがち。
でも、屋台の賑わいや、街角で音楽を奏でる人などの活動もまた、
街を印象的にする重要な構成要素なんだなあ、と改めて実感しました。
こんにちは。編集部の山本です。
今日は陽射しが暖かかったので、ちょっと公園まで。
服部緑地はたくさんの人でにぎわっていました。
円形花壇の菜の花も満開。
背景に見えるのは、梅の花。
紅梅は満開のものもあり、
白梅はこれからといった感じ。
辺りには花の香りがただよっていて、
春の訪れを感じました。
こんにちは。編集部の山本です。
先週末に取材で訪れた東京のことを書きますね。
まずは、おのぼりさん的に東京タワー。
タワーの足元に増上寺があるとは知らなかった…
東京タワーは、ビル群の中にすっくと建っているイメージ。
だから、足元に緑豊かな芝公園があり、
木造の増上寺の背後に東京タワーが建っている、
この角度からの眺めはすごく新鮮。
お寺の自然な風合いの建物と、タワーの赤の対比もきれいでした。
曇り空だったので、赤が空の灰色に映えていました。
せっかくなので、新旧両方見ておこうと思い立ち、
電車を乗り継ぎ(ちょっと迷って…)、着いたのは浅草。
東京スカイツリー、着々と空へと育っています。
先日300mを超えたようですが、
全長634mになるということはまだ半分にも満たないということ。
周辺は「春のうら~ら~の~」で知られる隅田川が流れ、
オフィスビルより民家の多い街並みのようです。
中心市街地とも離れているので、「街」というより「町」といった雰囲気。
このスカイツリーができることで、街並みも変化したりするのでしょうか。
すぐ近くに浅草の下町的な賑わいがあるなか、
スカイツリーの近代的なフォルムが風景にどう映るのか、
心配でもあり楽しみでもあり。
アサヒビールタワーより若干まだ低いかな。
というより、
アサヒビールタワーって、ビールのジョッキを模しているんですね、きっと。
ファサードが金色だし、上部は白でごつごつ出っ張っているし。
意外なところに驚いてしまった。
みんな知っていることなんでしょうか…
こんにちは。編集部山本です。
明日は「おそとの達人」の方にインタビューのため東京へ。
今からお会いできるのが楽しみです。
どなたにインタビューするかはまだ秘密。
楽しみにしていてくださいね~。
こんにちは。編集部山本です。
大阪府堺市にある浜寺公園。
この公園の史跡をひとつ紹介します。
公園に残る古い消防栓。
レトロな感じでかわいらしいこの消防栓は、明治時代のもの。
その時代は公園内に別荘が建っていたのだとか。
その別荘を火災から守るために備えられたものなんだそうです。
公園内に別荘があったなんて今では考えられませんが、
ちょっとうらやましい話。
昔はこの一帯は、松林の美しいリゾート地として賑わっていたのだとか。
公園にも意外な歴史があったのです。
この日は、近くの中学生のスポーツ大会で賑わっていました。
公園の賑わいは今も昔も変わらないようですね。
旧フランス大使館で開催されているアートイベント『No Man’s Land』。
フランス大使館新庁舎オープンに伴い、解体前の旧庁舎を利用して、
日仏などのアーティスト約70人が「創造と破壊」というテーマで作品を発表しています。
そのほとんどが現場で制作されという、ヴィジュアル・アート、ファッション、
デザイン、建築、パフォーマンスなど、あらゆるジャンルの作品たちは、
屋内外の壁、事務室、資料室、執務室、廊下、階段、地下室、中庭など、
ありとあらゆる場所、空間に展示されています。
“大使館”というだけあって、おそとをうまく使った庁舎内に、
おそとをうまく使った作品も数多くありました。
やや文化祭的なノリもあったりする作品のよしあしはともかく、
解体前の建物を(若手はもちろん)アーティストに提供し、
その作品と建物を広く一般の人々にも開放するという、この試みはとても興味深く、
フランス大使館と協賛企業の懐の深さを感じました。
そしてなんといっても、1950年代に建てられたという、
フランス大使館旧庁舎は、一見の価値ありです。
一般の人々が見れる最初で最後のチャンスなので、ぜひ訪れてみてください。
なおこのイベント、大好評につき、2月18日(木)まで延長されます。
まだご覧になっていない方は、ぜひ。
『No Man’s Land』
場 所:在日フランス大使館旧庁舎
〒106-8514 東京都港区南麻布4-11-44
期 間:2009年11月21日(土)~2010年2月18日(木)
開館時間:木・金・土・日の午前10時から午後6時まで
月・火・水は休館 ※入場は閉館30分前まで
オフィシャルプレスリリース
OSOTO編集部 多喜
こんにちは、編集部の山本です。
先日テレビで見た、フランスのリヨンについて書きたいと思います。
ぶらぶらと散策しながら、出会う人に
「何をしているのですか?」
と質問したりして街を紹介する番組。
映像はナビゲーターの目線で捉えているので、、
まるでその街を自分が旅しているかのように感じます。
車が2台通れるか、通れないかぐらいの道路を挟む、
建築(集合住宅)の前の地面に花を植えている人たちがいました。
聞いてみると、
道路に面した建物の壁際15~20cm程度のアスファルトを剥がして、
花を植えようという取り組みなんだとか。
アスファルトを剥がす土木工事的な部分と、花の提供は市がしてくれるそうです。
もらった花苗を植えるのは近所の住民たち。
花に水をやるのも近所の住民たち。
なんだか面白そうな取組みだな、とテレビに釘付けに。
道路の花壇の手入れを住民がしているだけのことじゃない?
そう思うかもしれません。
私が面白いと感じたのは、
①花壇を新たに設けるのではなく、元からある場所の利用法を変えたこと
(多少強引ですが・・・)
②ひとつひとつの規模が小さく(よくある横長のコンテナよりも小さいかも)、
管理が楽そうなところ
③自分たちの家の壁のすぐ前に花壇があること
の3点。
①に関しては、
アスファルトの割れ目から雑草が生えていることがよくありますが、
最初から剥がして花壇にしてしまうといのは逆の発想でおもしろいな、と。
②は、
大きな花壇だと水遣りなどの管理が大変で、
結局は誰も手入れをしなくなりそうだけど、
ペットボトル1本程度で十分な花壇なら、通りすがりにでも水遣りできそう。
住民の積極的な参加が必要な取り組みには、
手間がかからないというのも重要なことなのだろうな。
と妙に納得。
③は、
「自分たちの花壇」という意識が強く感じられる場所にあり、
水遣りをすることで近所の人と会話が生まれるだろうなと。
身近な人同士の繋がりにもなり、
街路に面していることで、外との繋がりも生まれてくる。
とっても深い意味のある取り組みだ!と
テレビの前でひとりで盛り上がって・・・
きっと予算的な面から見ると、小さな取り組みなんだろうなと思います。
でも、お金はかからないけれど、知らず知らずの内に参加している仕組み。
そんな仕組みこそが、魅力的な街なみの秘密なのかもしれませんね。
既に観光都市として有名なリヨン市。
この取組みが広がって、花にあふれた街になったりしたら、
更に魅力倍増、ですね。