春をいただく

こんにちは。編集部山本です。
先日おそとを散歩していたら、こんな春を見つけました。
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野原にたくさんにょきにょきと生えていて、それを一生懸命採っている家族がいました。

私はあまりツクシはいただいたことはないのですが、
この時期、山菜料理を毎年楽しみにしています。
フキノトウやタラノメは天麩羅にして、お塩でいただきます。
(てんつゆは×。春の香りが逃げてしまう気がします)
コゴミはさっと茹でて、からし醤油やわさび醤油で。
タケノコはお料理のバリエーションも豊富。
若竹汁や煮物、タケノコご飯。
新鮮なものならお刺身や焼いてお醤油で。

あ~考えているだけでもお腹がなりそう・・・。
そうそう、大好きな山菜料理ですが灰汁の強いのが難点。
たくさん食べると、ぶつぶつが発生します。
でもそれこそが、野菜の本来の姿。
長い冬を耐え、春になって若葉をだそうとしているのに、
あっという間に、食いしん坊の動物たちに食べられたのでは堪りません。
灰汁は植物が身を守り、子孫を残すための智恵なんですね。
だからいくら美味しくても、ゆっくりじっくり噛みしめながら
少しずつ味わうのが人間にとっても自然な姿。
ということを思い出させてくれる、春なのでした。