森のおむすびマーケット、

海の日の19日、
「森のおむすびマーケット」へ行ってきました。
京北森林公園へは、大阪から車で走ること3時間半。
パーペー、じゃなかった、ほぼペーパードライバーな私には、
どきどきの山越えドライブでした(笑)

そしてたどり着いたイベント会場は、森に囲まれたこじんまりとした芝生広場。
まさに、人と人の縁を結ぶのにはぴったりの広さ。
山越えで神経が磨り減った後には(大げさ)、ほっと心和むイベントでした。
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お兄さんがろうけつ染めで染められた手ぬぐいを妹さん
が販売されていたり、
ヤギ農家の方に、外にさっぱりとしたヤ
ギのチーズを味見させていただいたり、
冷たく冷えたブラック
ミントティーの清涼感に、
体温が1,2度下がったり(ホント
に?)、
出店されている方と話をしながら巡る会場は、
ゆるゆるとした雰囲気。
木立のなかのお店
は、まさに森のマーケット。
小枝に商品を吊るした木は、クリ
スマスツリーのようにも見え、
思わずくすりと笑みがこぼれま
す。
森林公園というだけあって、見本林のように木々が植えら
れ、
田んぼや民家を挟んだ向かいの山も濃い緑に覆われて、
暮らしの楽しみと自然がその空間に、ギュッと詰まっているのを感じました。

少し涼しくなってきたころはじまった、ドラムセッションは、
ピ~ピ~、プ~プ~とサンバのリズムでドコドコドコドコ。
小さい子も他の人のようすを見ながら、一生懸命リズムを合わせます。
その周りではリズムにのって踊りだす人もいて、
会場が一気に南米ムード。
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その次に広場の真ん中に置かれたのは和太鼓。
そう、夏の風物詩「盆踊り」でクライマックスを迎えます。
この地方に伝わる「山国音頭」。
保存会の方によると、昔は上手く踊れる人がモテたとか。
色々な手足の動きがあり、なかなか難しそうな踊りです。
これを華麗に踊れたら、確かにモテるかも。
みんなで輪になってぐるぐる回る、盆踊り。
古今東西、老若男女、リズムに合わせて体を動かせば、
自然に笑顔になるのですね。
最初ははにかみながら踊っていた人たちも、
薄暮のなか、最後まで楽しく日本の夏を楽しんだようすでした。
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そして、盆踊りの余韻を胸に、日本全国地方の盆踊りを巡る旅がしてみたいなあ。
盆踊りはおそとでするものだし、と新たな野望を抱きつつ、
再びの山越え(しかも夜道)を泣く泣く家路に着いたのでした(だから大げさ)。

                                 編集部 山本