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	<title>おそとの達人</title>
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	<description>おそとを楽しむ達人にインタビュー。達人ならではの過ごし方や、おそとの魅力をお聞きします。あなたらしい過ごし方のヒントが見つかるかも。</description>
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		<title>風景を鮮明に浮かび上がらせる「香り」をプロデュース</title>
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		<pubDate>Mon, 25 May 2015 02:53:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[目には見えずともふわりと漂い、気分を高めたり、ほっとリラックスさせてくれる「香り &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/koizumi_yukiko/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignnone size-large wp-image-740" alt="koizumi_1" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_1-485x323.jpg" width="485" height="323" /><br />
目には見えずともふわりと漂い、気分を高めたり、ほっとリラックスさせてくれる「香り」。普段から香水をつけたり、アロマオイルを焚いたり、積極的に香りを楽しむ習慣がない人でも、街を歩いていて、ふと漂ってきたキンモクセイの香りにうっとりしたり、カレーの匂いにノスタルジーを掻き立てられたり…といった経験はきっとあるでしょう。「香り」といえば、屋内で楽しむものというイメージもありますが、小泉祐貴子さんは「香り風景」という視点を提案し、野外イベントで香りの演出を手掛けたり、香りの強い草木を使った庭園づくりに携わったり、様々な形で香りの楽しみ方を提案されている香り風景デザイナー。その試みは日本でも唯一に近いユニークなもので、環境省主催の「みどり香るまちづくり」企画コンテストで「におい・かおり環境協会賞」を受賞するなど、景観デザイン（ランドスケープデザイン）の世界でも大きな注目を集めています。そんな小泉さんの創られる「香り風景」とはどのような仕組みのものなのでしょうか。又、香りは私たちに様々な作用をもたらすと言われていますが、「香り風景」では、どんな作用を期待できるのでしょうか？同コンテストの受賞企画の舞台に選ばれた東京都世田谷区の二子玉川公園内にある日本庭園「帰真園（きしんえん）」を訪ね、お話を伺いました。<br />
（文／井口啓子　撮影（特記以外）／出原和人　編集／福田アイ　協力／<a href="http://www.futako-tamagawa-park.jp/" target="_blank">世田谷区立二子玉川公園</a>）</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">「香り」という“視点”でその場所を感じてみる</h2>
<h3 class="edt-style02"></h3>
<h3 class="edt-style02"></h3>
<h3 class="edt-style02"></h3>
<h3 class="edt-style02">小泉さんが「香り風景」を手掛けられるようになったきっかけとは？</h3>
<p>もともと大学院や化粧品会社で、匂いを嗅いだときに人がどのように反応するか、という研究をしていました。嗅覚って人間の五感のなかでも、いちばん本能に近いんです。よく小説や映画で、匂いで過去を思い出すシーンがあるように、感情とか記憶にすごく関係するものなんですよね。それだけに同じ匂いを嗅いでも、その人が育った環境や文化によって反応が全然違うのがおもしろくて。そこから、より深く香りを追求するために香料会社に転職してマーケティングの仕事をするようになりましたが、その一方で、ランドスケープデザインに興味を持つようになって、30代半ばで勉強をはじめました。</p>
<p>最初は香りとは全く関係なく、風景をデザインするぞ！って気持ちだったものの、いざ勉強しはじめるとランドスケープデザインってどうしても形や色、配置など視覚が中心の世界で。もっと五感でその場所を捉えることはできないかな、と考えたときに、長年自分が関わってきた「香り」が繋がったんです。</p>
<p>香りって決してそれだけが前に出るものではなく、視覚やほかの感覚とうまく組み合わせることで目の前の風景がより鮮やかに楽しめるようになる、いわば名脇役。今は特に、コンピューターでも何でも、目で見る情報が多いので、ものの捉え方や感じ方が視覚に偏りがちで、特におそとでは匂いなんてほとんど意識されていないですよね。だからこそ、空間を構築する要素として香りをもっと意識的に取り入れて設計することで、大人から子どもまで、より鮮やかに記憶に残る風景を楽しんでもらえるのではないかと考えています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">「におい・かおり環境協会賞」を受賞された企画内容や、それ以外におそとで手掛けられた「香り風景」は、具体的にどのようなものでしょうか？</h3>
<p>「香りの庭」というと、ハーブガーデンやローズが咲き誇るイングリッシュガーデンみたいなものを考えがちですが、私は日本庭園でも香りを楽しんでもらいたくて、「みどり香るまちづくり」企画コンテストでは作庭現場を経験した「帰真園」を舞台に提案しました。企画名は、「香りも楽しめる現代の日本庭園～住宅街・日本庭園・多摩川をつなぐ香りの道～」。日本に自生して古来から親しまれてきた植物を活用して、和的な香り風景を創り出すことにしました。</p>
<div id="attachment_743" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-743" alt="koizumi_2" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_2-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">帰真園</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>園へのアプローチには藤棚を配して、花が咲く季節には目だけでなく香りを楽しみながら歩いてもらえるようにしています。藤の花って白と紫で香りが違うんですよ。紫藤は目にすることも多いと思いますが、白藤も素晴らしい香りです。今回の提案では「白」をテーマカラーにしたこともあり、園内には白藤を中心に紫藤も効果的に配置しました。野点もできる露天の茶席奥にある擁壁沿いにも藤を這わせて、風が吹いたときに上から香りがふわっと漂ってくるようにしています。石畳の階段にはイブキジャコウソウを植えて、踏むとタイムのような香りが足下からふわっと立ってくるように配しました。今回、副賞としていただいたのは、設計案の一部である藤と日本のタイムと呼ばれるイブキジャコウソウでしたが、今後更に少しずつプランを実現していく予定です。</p>
<div id="attachment_744" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-744" alt="koizumi_3" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_3-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">帰真園に元々植栽されていた紫藤。小泉さんが今回植栽した藤が根づいて花を咲かせるのは２，３年後とか</p></div>
<div id="attachment_745" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-745" alt="koizumi_4" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_4-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">奥の白い擁壁に這わせた藤から開花時には香りが漂ってくる</p></div>
<p><img class="alignnone size-large wp-image-748" alt="koizumi_5" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_5-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<div id="attachment_747" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-747" alt="koizumi_6" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_6-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">こちらが踏む（触る）と香りが立つイブキジャコウソウ</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>東京都江東区にある清澄庭園の秋のライトアップイベントで香りの演出をしたときは、ある装置を使って香りを漂わせましたが、清澄の秋の夜のしっとりした情緒に溶け込む、柔らかくて落ち着いたパウダリーな匂いをべースに、枯山水の滝の石組の箇所だけ、水の流れをイメージしたウォータリーで清涼感のある香りを漂わせました。このイベントが照明デザイナーさんとのコラボレーションだったのもポイントで、香りは灯りや音と組み合わせるとさらに効果を発揮するんです。</p>
<p>おもしろいのが、会場にいらした皆さまが、香りを気にしながら歩いてくださったおかげで、演出した香りだけでなく、元々ある土や苔、銀杏とか自然の木が醸し出す匂いにも反応してくださったこと。どんな場所にもその場所が元々持っている「地の匂い」があります。表面で目立つ香りはもちろん、空間の背景にある「地の匂い」にも目を向けてもらえると嬉しいですね。</p>
<div id="attachment_749" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-749" alt="koizumi_7" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_7-485x363.jpg" width="485" height="363" /><p class="wp-caption-text">清澄庭園の秋のライトアップイベント（撮影／小泉祐貴子）</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">「モノを介して接する香り」と「風景のなかで楽しむ香り」</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">小泉さん自身のなかで印象に残っている「香り風景」はどのようなものでしょうか？</h3>
<p>たくさんありますが、原点は滋賀県の田舎暮らしかな。私は、横浜で生まれてすぐ、父の転勤で引越し、小学校に入るまで、滋賀県の竜王というところで育ちましたが、山と田園に囲まれた素晴らしい田舎で。青々とした芝生の庭の匂いや、ウシガエルや虫の声が響き渡るなかでの秋の夜風の匂いとか、強く心に残っています。小学生のころは、家から駅に行く途中の植込みに咲いていたジンチョウゲの香りが好きで、そのまわりの風景や、冬から春になるぐらいの時期の気持ちよくひんやりとした空気も一緒に思い出しますね。</p>
<p>母も香りが好きだったので、家に飾るお花も生ける前にまず「はい」って私に向けて香りを嗅がせてくれたり。おしゃれして家族で出かけるときの香水の香りも好きでした。子どものころに流行った香りつき消しゴムやボールペンなんかも集めていましたね。にわか雨の後に草や土の匂いがむわっと立ってくる感じとか、いわゆる「いい香り」ではないけれど、生命力を感じるような匂いも好きですし、残して生きたい「香り風景」だと思います。</p>
<p>小さいころの体験って強烈なものがあって、目に焼きついた風景の記憶には香りが一緒に残っています。ある香りから逆に記憶のなかの風景を鮮明に思い出すこともある。香りと風景って、つくづく深く結びついていますよね。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-751" alt="koizumi_8" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_8-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">小泉さんのなかでは、人工的な香りと植物と自然が本来持っている香りとの区別はありますか？</h3>
<p>その香りを嗅ぐとどんな気分になるのかな、と思いながら接しているので、そこに垣根はありませんね。ただ、合成か天然かという論点とは別に、世の中に商品として流通している「モノを介して接する香り」と「風景のなかで楽しむ香り」があるとして、最近はモノの香りへの注目が高まっている反面、風景のなかの香りを楽しむことが、だんだん忘れられている気がしています。</p>
<p>日本人は源氏物語の時代から、薫衣香（くぬえこう）を焚いて香りを着物に移したり、自分の香りを扇子に焚きしめて恋文をしたためたり、最近で言えば柔軟剤とかルームフレグランスのように、香りを身近に楽しむ文化を持っています。その一方で、昔は身の回りの自然を五感で楽しんでいたにもかかわらず、現代では五感で風景を楽しめる環境が減っている。だからこそ、「香り風景」を創り出すことで、現代にも五感で自然と対話できる環境を創っていきたい、未来のためには創らなきゃダメだとすら思っています。</p>
<p>都会に暮らす人が圧倒的に増えた結果、そうした人のなかにはなんとか自然と繋がりたいという欲求が出てきています。ガーデニングや家庭菜園のブームもその一環で、インテリアグリーンのように目で楽しむだけではなく、手を汚して土を触りたいというニーズが高まっているんです。都市のなかで求められる香りも、きれいな香りだけでなく、「大地」を感じるような土っぽい匂いや苦みのあるホンモノの緑の匂いなどへと幅が広がってきています。今までの価値観にとらわれずに幅広い香りが自由に受け入れられる時代になっていったら楽しいですね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">「香り」を意識することで五感のバランスが整ってくる</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">小泉さんは香りの効用を研究されていましたが、香りで心身が変わるといったことを実感されたことはありますか？</h3>
<p>もちろんあります。香りの作用の仕方には、私が研究に関わっていた「グレープフルーツの香りで痩せる」のように生理的な変化を引き起こすほかに、この香りを嗅ぐとリラックスできるとか、幸せな気持ちになるとか、心理的な作用もあります。同じ香りでも、環境や体調によって感じ方が変わることもあるし、年月を重ねると以前はあまり好きではなかった香りを心地よく感じるようになったりもします。だからこそ、その時々で自分の感覚を満たしてくれるものを探すことをオススメします。香りという感覚を通して自分自身に耳を傾けてみることで、そのほかの感覚もほぐれてきますから。</p>
<p>香りは目に見えないものだからこそ、そこに意識を向けることは、自分の内側に目を向けることでもあるんですよね。現代人は特に、視覚を駆使するので、五感のバランスが崩れている人が多いと言われていますが、今までおざなりにされがちだった香りに意識を傾けることで五感のバランスが整いやすくなり、魅力的な人間らしさにもつながっていくと思います。</p>
<p>難しく考えなくても、香りはいつでもどこでも気軽に楽しめるものなので、緊張やストレスの多い毎日のなかで、凝り固まったものをホワッと解いてくれるものとして、うまく活用してもらいたいですね。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-753" alt="koizumi_9" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_9-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">家だけでなく、おそとで香りを楽しむコツはありますか？</h3>
<p>まずは気持ちいいな、と思ったらその場所で深呼吸！そして、その空気にどんな香りがするのか意識してみましょう。おそとの香りはやっぱり植物によるものが多いので、少しでも気になったらなんでも近づいて嗅いでみるとおもしろいですよ。特に香りの強い花ではなくても、幹や葉っぱなどにも匂いはあるので、葉っぱをちょっとちぎって嗅ぐとか、枝を少し引っ掻いてみるとか。いい香りを見つけるだけでなく、苦味や青くささを通じて植物の命を感じてみるのも楽しみ方のひとつですね。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-754" alt="koizumi_10" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_10-485x323.jpg" width="485" height="323" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-756" alt="koizumi_11" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_11-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あとは、外に出掛けるときにファッションの一部として香りを着けてみると、自分自身の気持ちが変わったり、周りの人の自分に対する印象も変わったりして楽しいですよ。香りとともにお出かけするという感覚ですね。</p>
<p>街には自然の匂いだけでなく、パン屋さんの匂いや、ご飯時に漂うお味噌汁の匂い、塗りたてのペンキの匂いなど、いろんな匂い・香りが溢れているので、好きな匂い・香り探しもできそうですね。部屋のなかは自分の選んだ香りだけになりがちですが、おそとには偶然の出会いがたくさんあるので、自分の感覚に素直になって、香りを通して外の世界と繋がってみるつもりで出かけると、いろんな発見があると思いますよ。力を抜いて自然体で香りを楽しんでもらえたら嬉しいです。心に残る「香り風景」、これからも創り出していきます！</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">ありがとうございました。</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-750" alt="fuji" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/fuji.jpg" width="38" height="44" />帰真園<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-758" alt="koizumi_13" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/koizumi_13-485x159.jpg" width="485" height="159" /></p>
<p>東京都世田谷区・二子玉川の二子玉川公園内に2013年春に開園した周遊式日本庭園。監修は東京農業大学名誉教授の進士五十八氏、作庭・設計施工監理は高崎康隆氏。多摩川の自然と江戸の文化を主題とし、多摩川の源流から、渓谷や滝を経て、二子玉川の地までの水景を模した縮景も楽しめる。地形に沿った園路を歩き、多摩川に見立てた池まで辿り着くと、「二子帰帆河岸（ふたこきはんがし）」と名づけられた地点から園外に創られた小富士を望むことができる。園路は誰もが歩きやすいように整備され、車椅子を利用したまま草花に触れられる花壇「万人花筵（ばんにんはなむしろ）」や誰もが利用できる露天の茶席「万人席（ばんにんせき）」など、ユニバーサルデザインを積極的に導入している。ユニークな傘型の東屋「時雨亭（しぐれてい）」、グラフィカルな造形の「相生橋（あいおいばし）」、伊豆や北関東から集められた多くの石材の独特な組み方など、日本庭園の伝統をモダンに昇華したデザインも楽しい。また、池の畔には近代和風建築の特徴を残した区登録有形文化財の旧清水邸書院を移築。どの世代の人もどの季節もどの天候でも気持ちよく過ごせるよう作庭されていることから、市民の憩いの場となっている。</p>
<p>≫二子玉川公園ビジターセンター公式サイト<br />
<a href="http://www.futako-tamagawa-park.jp/" target="_blank">http://www.futako-tamagawa-park.jp/</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>人生をより良くする自転車は生涯の友だち</title>
		<link>http://osoto.jp/tatsujin/okada_yukako/</link>
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		<pubDate>Fri, 31 Oct 2014 09:55:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[チャイルドトレーラーを取り付けたロードバイクで都心を颯爽と移動する女性。といえば &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/okada_yukako/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignnone size-large wp-image-707" alt="okada_1" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_1-485x323.jpg" width="485" height="323" /><br />
チャイルドトレーラーを取り付けたロードバイクで都心を颯爽と移動する女性。といえば、注目の的となるのが現在の日本。そんな日本の自転車事情や環境へ大いに関心を寄せ、その発展に貢献しようと活動されているのが自転車ジャーナリストの岡田由佳子さんです。10代のころは自転車競技の選手として華々しい成績を残した経歴の持ち主でもあり、現在は毎日の移動手段として自転車が欠かせないほどのサイクリスト（自転車愛好家）。公私ともに自転車漬けの日々を送る岡田さんの持説は「自転車は友だち。そして、私たちの人生をより良くしてくれる」というもの。この秋からは、自転車の楽しみを伝える展示という表現もはじめられました。その初となる会場へ伺い、自転車を使いこなす暮らしや自転車ジャーナリストとしての仕事内容などについてお聴きしました。街で自転車を楽しむ達人だからこそのお話は、私たちの自転車ライフにより良い影響を与えてくれますよ！<br />
（撮影／沖本明　編集・文／福田アイ　協力／<a href="http://daiya-maison.com/" target="_blank">ダイヤメゾン</a>）</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">新しい発見やドラマティックな光景にたくさん遭遇する</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">普段はどのような自転車使いをされていますか？</h3>
<p>自転車は日常になくてはならない存在です。自分の家から５、６キロぐらいなら、自転車で移動しますね。逆に、電車は豪雨や嵐のときは乗りますけど、それぐらいです。最近はチャイルドトレーラーを引っ張ることが大半で、保育所の送り迎えや、黒門市場に買い物に行くんですが、そのときも。骨董市巡りにも役立っていますね。</p>
<p>育児とかで家にずっと居るとき、外に出せない気持ちがたまってきたりすると、旦那さんに子どもたちを見てもらって、一人でロードバイクに乗って漕ぎ出すこともあります。モヤモヤやイライラした気持ちをペダルにぶつけるみたいな（笑）。変に怒りのパワーが出てきて、走ってぶつけるという（笑）。だからか、走るだけで、すっきりするんですよね。八つ当たりというわけではないけども、ペダルを漕いでハンドルを握って走ると、いつのまにか違うことを考えてますね。「あれ、こんなところに、いい店あるやん」と、気が別のものに行ったりして。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">他の移動手段にはない自転車の楽しみはありますか？</h3>
<p>「この店、気になるな」ということは多いですね。ネット限定の販売とかあるように、店頭だけで安いお菓子や処分したいものを売ってたりとか、そういうのを発見するのはおもしろいですね。</p>
<p>夜も走ったりするんですけど、夜は夜で、夜景を楽しめたりしますね。御堂筋を走るのが特に好きで、移動するときには好んで走りますが、秋だと、色づいたイチョウ並木を見られたりするんで、いい季節ですよね。それに、御堂筋って、ドラマがあるんですよ。例えば、自転車に乗る男の子が、車椅子に乗る女の子の手をつないで移動しているシーンを見て、ほっこりしたこともありますし、イルミネーションの飾り付けをしている人の真剣な表情を見られてイルミネーションへの期待がますます高まったりしたこともあります。歩いていても見えるけど、自転車は長い距離を走れる分、たまたま見える光景が多くて、また良いな、と。</p>
<p>なんといっても、ペダルを漕いだら、すぐいろんなところへシュっと行けて、風を切ったり、なめらかに移動できたり、すごく気持ちいいんですよね。ロードバイクは、すっごく軽いし、漕いでいるという感じはないですね。１回漕ぐと、100mくらいは進むんですよ。すーーっと体だけ飛んでいるという感じですね。漕いだら漕いだ分だけスピードが出て。といっても、チャイルドトレーラーを引っ張っていると、漕いでも漕いでも、さほど進まないですけどね（笑）。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-711" alt="okada_2" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_2-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<div id="attachment_712" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-712" alt="okada_3" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_3-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">チャイルドトレーラー歴３年。「実は、一般の人には運転がかなり大変です。幅が広くて歩行者に気を使いますし、どんな車がまわりに来ているかを察知しないといけないので」</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">一生乗れる移動手段だから環境を整えていきたい</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02"> 自転車ジャーナリストとして、どのような仕事をされていますか？</h3>
<p>今まで、ツール・ド・フランスなど世界の自転車についての取材をしてきましたが、「日本の自転車を盛り上げたい」という思いが強く、フリーになった今は、そこへ力を注いでいます。重要視しているのは、お年寄りと子育て世代の自転車事情。ですが、それを辿って行くと、交通環境が悪いことがわかってきたので、交通環境を良くするために取材をしたりしていますね。</p>
<p>公の方々から、ちょっとでも「自転車環境を良くしたい」という発言があったら、ちっちゃな発言でも見逃さずに、取材をさせてもらって、とにかく公的な発表にしてしまおうと狙っています。そうすると、言った本人もヤル気になるし、環境を変えざるを得ないというか。</p>
<p>また、イベントなどに出向いて、頑張っておられる方や凄いことをしている方、自転車の世界に必要なニーズのために動いている方を、なるべく見つけ出して、ちゃんと話を聴きに行きますね。例えば、お年寄りの自転車事情だと、先日、80代の現役サイクリストに出会って、そういう人って珍しいので、取材をさせてもらったんです。その記事を読んだ50代や60代の人が「80代まで乗れるんだ」「80代まで現役で乗りたいな」と思ってくれたらいいな、と思いますね。</p>
<p>高齢者のことって、自分の親にも影響してくるし、実は、自分の将来にもつながっていったりするので、自転車の環境だけではなく、生活に活かせるような自転車を考えていきたいですね。歩くしかできない高齢者が古くからの友人に会いたいけど、公共機関の駅からは遠いし会えないな、という場合でも、自転車という選択があれば、難なく会えますよね。孤独にならずにすむし、親しい友人に会うというのは元気が出たり、人生にメリハリが出たりするものなので。</p>
<div id="attachment_713" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-713" alt="okada_4" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_4-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">10月に開催された個展では、自転車のパーツなどを美術品感覚で楽しめる展示も</p></div>
<div id="attachment_714" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-714" alt="okada_5" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_5-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">展示のなかには、1950年代に日本で誕生し、世界へ輸出するまでに成長したサンツアーブランドのヴィンテージパーツも。「日本だって素晴らしいし、ヨーロッパに並ぶセンスやデザインを持っている」と岡田さん</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">岡田さんにとって自転車とは、どういうものなのでしょうか？</h3>
<p>自転車は、生活をより良くするものと思いますね。一生使えるもの。一生乗れる移動手段なんですよね。移動、ということを考えたら、買い物に加えて、人に会いに行けたりしますし。そういう部分で、一生使えると良いかなと。工夫をすれば、自分の生活のいろんなツールになるんだろうな、と思っています。</p>
<p>日本では、「足」という感覚で、ママチャリという文化が根付いていますよね。それにみんなが、乗っているもの。だからこそ、自転車の扱い方を良くしてあげて、まだまだある良い部分を取り入れたら、日本の人たちの生活が変わるのかなと思いますね。例えば、空気をちゃんと入れたら、自転車の軽さって違うし、ママチャリもちゃんと磨いて大事にすれば一生乗れると思うし。それと、買い物はママチャリ、長い距離を移動するときや季節を感じたりしたいときは、軽い自転車や移動がしんどいと思わないような自転車でとか、種類を増やして用途によって変えてもいいと思いますね。</p>
<div id="attachment_715" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-715" alt="okada_6" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_6-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">展示で目立っていたのが、ヴィンテージ自転車専門店「ビチクラシカ」が蘇らせたロードバイク。「大切に使えば、次の代の人も使えます」と岡田さん</p></div>
<div id="attachment_717" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-717" alt="okada_7" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_7-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">今では滅多に見られないというイタリア製の木製のリム（ＣＨＩＳＡＬＬＯ　キザロ）。現在、製造販売が再開されているとのこと。このように、ひとつひとつのパーツを説明してもらうと、１台に込められている相当な技と熱さが伝わってくる</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">街に馴染めて、季節や人と繋がれば、何もない日も楽しい</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">都心で自転車を乗る良さはどんなところでしょうか？</h3>
<p>東京に住んでいたときのことですが、地下鉄を利用する場合、地下に潜って、ワープするように次の目的地に着きますよね。すると、点と点でしか繋がらなくて。ある日、自転車で移動しはじめたら、地上にあるいろんな街が繋がって、わかるようになって、土地勘が付いて、親しみを持てるようになったんですよね。田舎者でよそ者で、一人暮らしということもあって、そういうので、街に親しみが湧いてくるっていうのは、嬉しかったですね。</p>
<p>大阪では、心斎橋や難波へは、私が住む街からは地下鉄ではめちゃくちゃ行きにくいイメージがあって、一回地下に入って、一駅分ほど歩いたんちゃう？というほど歩いて電車に乗り、駅に着くと、目当ての店に行くのにまた歩かないと…となりますが、自転車で行と、その場に直行できて、人混みも避けて行けます。</p>
<p>電車だと駅のまわりくらいしか行かないし知らなかったけど、自転車で移動すると都心全体の地図が頭に入ってくるということも良いことですね。距離感を掴めると、東京は、なんて広いんだと思いましたしね。そういう意味では、大阪は、なんてほどよい大きさなんだと思いますね。</p>
<div id="attachment_718" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-718" alt="okada_8" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_8-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">個展では、岡田さんの自転車のパーツも“友だち”として展示</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">そんな岡田さんだから感じるおそとの魅力とは何でしょうか？</h3>
<p>季節も人も感じられるということです。寒い時期に移動しても、暑い時期に移動しても、いいなと思いますね。寒い時期があったからこそ、春が来て、「ああホっとするわぁ」となる。生活をしていると、しんどい日もあるけど、だからこそ、何もない日が楽でいいなと思えるのと同じで、自転車に乗っていても、気分や季節によって、「今日は過ごしやすい日やな」「今日は曇っててイヤやな」とか、そういうのがあると、メリハリになるっていうか。何にもない日でもすごく楽しいです。</p>
<p>それに、外に出ないと人に会えないですよね。自分自身は、他人がいるから成り立っていると思うんで、何をするにも外に出ないと。自分の目で見て、感じてというのは、インターネットでもできるけど、実際に会ってみて、人の目を見て話すことと比べると、やっぱり、実物に勝るものはないと思うので、体感しないといけないと思いますね。それを、自転車を使っておこなうと、いっぱい体感できます。自転車は、移動するだけでも、出会いが多くて、内容の密度は濃いですからね。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-734" alt="okada_9" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/10/okada_9-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">ありがとうございました。</h3>
]]></content:encoded>
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		<title>路上に寝泊まりして日本一周！体を張って生まれたアート</title>
		<link>http://osoto.jp/tatsujin/tsuda_takashi/</link>
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		<pubDate>Tue, 22 Jul 2014 09:58:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[『SITE』より 「これまでの人生の3年くらい、路上で寝泊まりしていました」。開 &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/tsuda_takashi/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignnone size-large wp-image-624" alt="桜島" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/桜島-485x346.jpg" width="485" height="346" /><br />
『SITE』より</p>
<p>「これまでの人生の3年くらい、路上で寝泊まりしていました」。開口一番、さらりとすごいことを言う、写真／美術家の津田隆志さん。東京都写真美術館で展示された、注目作『SITE』は50点の写真で構成され、そのすべてが、屋外に張られたテントの写真！公園や海辺、橋の下、雪で埋もれた駅舎の前……、さまざまな場所にぽつんと立つテント。自転車で日本をぐるりと一周し、路上に張ったテントに寝泊まりして制作されました。地元の人に「一晩、テントが張れる公共性の高い場所」を聞き、教えられた場に実際に泊まり、写真で記録する。本当にここで一晩過ごしたのかと思うと想像が広がりますが、同時に、パブリックな場にテントがあることへの、違和感も覚えます。「ここにテントを張っては、いけないんじゃないの？」「どうしてここに？」……、知らず知らずに浮かんでくるのは、違和感ゆえの排他的な考え。無意識のうちに捉われているルールや常識、思い込みを炙り出すことが、津田さんの狙い。公共の場はだれのもの？公園はみんなに開かれたものじゃないの？自身が路上に寝泊まりすることで感じた疑問が、作品を通して私たちに投げかけられます。<br />
（取材・文／宮下亜紀　編集／福田アイ）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">自然のなかで人は自由になる!?自然のなかで生きる人に心惹かれて</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">—そもそも写真との出会いはどんなものだったのですか？</h3>
<p>初めは戦場カメラマンに憧れていたんです。写真について全く知らない10代のころで、ハードコアやタトゥーがかっこいいという延長で、憧れていたんです。高校卒業後、名古屋や東京の写真学校に通って、森山大道や荒木経惟といった写真家の存在を知り、写真の世界が思っていたより広いものなのだと気づきました。当時、豊田市美術館で見た、ソフィ・カルの『盲目の人々』という作品も衝撃的で。生まれつき盲目の人に聞いた「美しいと思うもの」を、テキストと写真で表現した作品ですが、こんな表現方法もあるのかと驚きました。写真をひとつの手段として、コンセプトのあるアートをつくる。今振り返れば、僕が取り組んでいるコンセプチュアルアートとの出会いだったと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">— ご自分の作品づくりはどんなふうにはじまっていったのですか？</h3>
<p>ポートレイト（人物写真）を撮りはじめたのですが、ふつうに人を撮っていてもおもしろくない。撮る理由がいると思ったので、心に引っ掛かる人を探していたら、公園や河川敷にいる人がおもしろかったんです。ロープで木に登る洞窟探検家、食事用に魚を釣る人、法螺貝（ほらがい）の練習をする山伏とか……、みなさん、すごく自由だった。まわりに人がいないから思うままできるのか、自然がそうさせるのか。自然と人の関係に興味を持って、山伏や天狗、自然信仰やアイヌについても調べ、自然のなかで生きる人を撮りたくて、北海道を旅することにしたんです。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-625" alt="自然？" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/自然？-485x380.jpg" width="485" height="380" /><br />
『TRANSIT-2005』より</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>予算はギリギリ、北海道に着いた時点で1万円しかなくて。初日の夜はホームレスの人にお世話になり、２日目の夜は仕方なく山道を歩いていたら車で通りがかった人が心配して、コンビニでノートを買ってくれて、ノートに行き先を書いて通る車に見せることでヒッチハイクができるようになり、寝袋で野宿をしながら北海道を半周しました。アイヌの聖地も行ったのですが、すっかり現代の生活で、イメージしていたものとはかけ離れていて。むしろ、自分のやっていることこそ、撮りたかった、自然のなかで生きる人だと思いました。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-626" alt="初めての野宿" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/初めての野宿-485x380.jpg" width="485" height="380" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-627" alt="ドライバー　秋田" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/ドライバー　秋田-485x372.jpg" width="485" height="372" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-628" alt="ヒッチハイク" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/ヒッチハイク-485x382.jpg" width="485" height="382" /><br />
『TRANSIT-2005』より</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">— この経験が、作品『SITE』につながっていったのでしょうか？</h3>
<p>この後も何度か同じように寝袋を抱えて旅をしたのですが、「今日どこで寝るか」をいつも考えていたんです。子どものころ、「世界はみんなのもの」と教えられた気がするのに、なぜどこでも自由に寝られないのか？そもそも公共ってなんだろう？そんな疑問が強まっていきました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年、ホームレスの排除への疑問から、名古屋の街のなかにテントを張る映像作品を制作し、翌年の12月、『SITE』制作のため北海道から日本一周をスタートさせました。地元の人から「テントが張れる公共性の高い場所」を聞いて、寝泊まりし、写真で記録する。８ヶ月200ヶ所以上に泊まり、50枚の写真を一組にして、作品としました。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-629" alt="大阪にこん" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/大阪にこん-485x297.jpg" width="485" height="297" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-630" alt="大阪にこん02" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/大阪にこん02-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">極寒の北海道を皮切りに、命懸けの作品づくり</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">—なぜ冬の北海道から作品制作をスタートしたのですか？</h3>
<p>都会的な生活から離れ、自然により近い状態で感覚をリセットし、より深く自分のなかの疑問と向き合うことから、『SITE』をはじめたかったんです。夏の北海道ではただの避暑ですから。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>冬の北海道の外気温は、マイナス27℃。2,000円で一泊できましたが、もし2,000円なかったら命を奪われるかもしれない、それくらいの極寒です。登山用のマイナス35℃対応の寝袋を使い、穴を掘ってテントを張ります。冬の北海道は、除雪車も出動するから危ないんですよ。太陽が出る直前、突風が吹いて朝が来ると、それはもうほっとしますね。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-631" alt="屈斜路湖" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/屈斜路湖-485x329.jpg" width="485" height="329" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-632" alt="日進駅" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/日進駅-485x328.jpg" width="485" height="328" /><br />
『SITE』より</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど、寒さよりも闇よりも、本当に怖いのは人です。実は公園が一番怖い。だれでも入って来られますから、難癖をつけられることもありますし、地元の人にテントを張る場所を聞いて公園を教えられたときは、正直つらいですね。却って人が来ない何もない浜辺なんかの方がいい。最も泊まりやすいのは、道の駅です。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-633" alt="門司" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/門司-485x346.jpg" width="485" height="346" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-634" alt="浜小清水" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/浜小清水-485x348.jpg" width="485" height="348" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-635" alt="四国の…？道の駅" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/四国の…？道の駅-485x344.jpg" width="485" height="344" /><br />
『SITE』より</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">— 危険にさらされてまで泊まらず、テントの撮影だけをして済ませることもできたかもしれないですが、やはり自分で泊まることに意味があったということでしょうか？</h3>
<p>そもそも資金がないからそこに泊まるしかない、というのもありますが（笑）、一晩、そこで過ごすという身の丈にあった方法で、疑問を立証し、表現したかったんです。通っていた写真学校の授業はあまり自分には合わなかったのですが、「カメラは体の一部だ、考えるな、撮れ！」という教えは染みついていて。作品『SITE』のように、体を張った表現方法は、その影響かもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">体を張った作品から伝わってくるものとは</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">— 作品からどんなことを感じてもらいたいですか？</h3>
<p>決して、寝泊まりできる公共の場を作ってほしいとか、路上に泊まることを勧めているわけではないんです。続いて取り組んだ作品『トゥルースリーパー』では、公園のベンチを撮影しているのですが、人に優しいベンチに見えて、実は横になれないように設計されているんです。無意識のうちに捉われている常識、世の中に張り巡らされた目に見えないルールなど、作品を見た人それぞれが何かを感じ取ってもらえたらと思います。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-636" alt="TS　シャビ" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/TS　シャビ-485x321.jpg" width="485" height="321" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-637" alt="tuda" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/tuda-485x161.jpg" width="485" height="161" /><br />
『トゥルースリーパー』より</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">— 今後はどんな活動をしていきたいですか？</h3>
<p>ロシアでの展示のオファーがあって、作品をどんなふうに感じてもらえるかが楽しみです。最近はアートでの町おこしが盛んですが、人が集まるみたいだからアートを持ってくるというような、安易さを懸念しています。B級グルメやゆるキャラのような一過性の盛り上がりでなく、美術の力があればその土地の独自性を生み出すことができると思う。美術と町がつながることで生まれる可能性を探ってみたいし、機会があれば積極的に取り組んでいきたいです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">— 津田さんの経験がどんなふうに生かされていくか、楽しみです。<br />
ありがとうございました！</h3>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01"><img class="alignnone size-full wp-image-666" alt="tent" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/07/tent.jpg" width="30" height="34" />Information</h2>
<h3 class="edt-style02">2014年秋、山形県の小さな山里で開催<br />
『西根ナーレ2014 里の家の芸術祭』</h3>
<p>津田隆志さんが運営を担当される小さな美術の祭典が、山形県長井市の小さな山里・西根地区を舞台に開催されます。「地域で育まれた文化・伝統、私たち自身の日々の暮らし、そこにある”美”を大切にしたい」という思いから、写真家が中心となり、西根の地で、地域のこと、伝統のこと、生きることについて見つめた作品を展示。そこにある豊かさを通して、地域を見つめる新たな視点や側面を提示されます。サイトへ随時アップされる情報を元に、ぜひ足をお運びください。</p>
<p>会期予定：2014/10/12（日）～11/3（月・祝）<br />
会場予定：山形県長井市西根地区にある公民館、古代の丘公園など地区内施設<br />
出展予定作家：清水裕貴、倉谷卓、石井保子、仲田絵美、生塩功、高木みゆ、船山裕紀、津田隆志、他</p>
<p>≫<a href="http://nishine.xyz/" target="_blank">http://nishine.xyz/</a></p>
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		<title>花や緑への慈しみ溢れるリースづくり</title>
		<link>http://osoto.jp/tatsujin/karatsu_setsuko/</link>
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		<pubDate>Fri, 18 Apr 2014 08:27:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[庭づくりのプロである唐津攝子さんは、ライフワークとして“ナチュラルリース”をつく &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/karatsu_setsuko/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignnone size-large wp-image-498" alt="karatsu_1" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_1-485x322.jpg" width="485" height="322" />庭づくりのプロである唐津攝子さんは、ライフワークとして“ナチュラルリース”をつくられています。素材は、ホトケノザやペンペングサといったいわゆる雑草、モミジやイチョウといった落ち葉など、多くの人たちが見向きもしない、ゴミとして捨ててしまう花や緑。基本は、それらのうち１種類を使って、ひとつのシンプルなリースを制作。同業者からも「こんなリースをつくっている人は生まれてはじめてみた！」と驚かれるほどのオリジナリティです。最も驚くのは、素材からは予想がつかないほどのイキイキとした美しさ。そして、花や緑の命をまっとうさせてあげたいという唐津さんの慈しみ溢れる思い。リースをつくり続けて3年で、100個ほどつくってこられました。花や緑を思う原点、ナチュラルリースをつくるきっかけは何だったのでしょうか？庭づくりのことも含めて、唐津さんがナチュラルリースづくりに取り組むアトリエ兼菜園でお話をうかがいました。<br />
（取材・文／小森利絵　編集／福田アイ）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最初にナチュラルリースの動画をご覧ください！（ＰＣのみで視聴できます）<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=k6m-f1y0vqg" target="_blank">「もうひと花咲かせてあげたい！ 〜 To let it bloom again ! 〜」</a></p>
<h2 class="edt-style01">花や緑、天然素材、そして人間が集う空間づくり</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">－まずは、庭づくりのお仕事をされる上で、大切にされていることは何でしょうか？</h3>
<p>私は主に庭の設計をしているのですが、花や緑、石やレンガなどの天然素材と人間・・・それらが共生する空間が、心地よくなればいいなあと思いながら、庭をつくっています。そのためには、設計者が実際に現場に出向き、現場を見るだけでなく作業にも関わることが大切と考えています。だから、私は現場では地下足袋をはいて作業をおこなっているんですよ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>やっぱり、現場でしか感じられないことや、わからないことってあるんです。例えば、木や草花、石、レンガなどの素材には持ち味があり、植える場所・置く場所、向きによっても表情が変わってきます。経験を積むほどに、それらの素材が「こことちゃうんや！僕は」と言っているのが、わかったりして。植え込んだ後でも「なんか違うなあ」というときは、掘り起こして移動させます。職人さんから「いい加減にしてくださいよ～」と言われることもある、職人泣かせな設計者ではあるのですが。<img class="alignnone size-large wp-image-500" alt="karatsu_2" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_2-485x361.jpg" width="485" height="361" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、その空間を一緒につくる職人さんたちとの人間関係も大切です。ただ設計するだけではなく、現場に行って動くからこそ、職人さんもついてきてくれるようになるし、私自身、現場やそこにいる職人さんから教わることも多くって、人生は常に勉強だなあと思います。つくる人たちの波長が円満になると、空間もいい仕上がりになるんですよね。</p>
<div id="attachment_501" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-501" alt="karatsu_3" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_3-485x322.jpg" width="485" height="322" /><p class="wp-caption-text">唐津さんの設計による「園和の庭」</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―今、私たちがいるこのアトリエ兼菜園も、実践の場なのでしょうか？</h3>
<p>自分で花や緑を育ててみるという実践の場になっています。この花や緑が、どんなふうに成長して、どれくらい大きくなって、どんな花を咲かせて、どう枯れていくのか…。その一生を知ることはもちろん、花や緑を生かすためには、どうしたらいいのかも経験としてわかるようになってきた場所です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>庭の設計者のなかには、花や緑の一生を知らない人が意外と多いんですよ。それって、あかんと思うんです。例えば、イチョウ並木をつくっても、銀杏が落ちないように雄の木ばかり植えてしまう世の中じゃないですか。でも、それでは生態系がおかしくなってしまう。そういう自然の本来の姿を感じることも大切だと思うんですね。<img class="alignnone size-large wp-image-502" alt="karatsu_4" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_4-485x322.jpg" width="485" height="322" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私はこの場所でいろんなことを感じています。春から夏場なんて、夜の８時くらいまで過ごすこともあるんですよ。奥の方にある大きな木にカラスの巣を見つけて動物の知恵を知ったり、夕陽を見て自然の美しさを感じたり…。あるときは「鳥も食べてるんだから、食べられるんじゃないか！」って雑草をおひたしにして食べてみたり！ここで剪定した枝葉を堆肥にするために積み重ねておくと、そこが虫の棲みかになるんですよね。秋には鳴き声が聞こえてきて。そういうことを感じると、人間だけが生きやすい空間ではなくて、ほかの生き物たちが生きていられる空間をつくるのも、人間の役割だなあって思うんです。</p>
<div id="attachment_503" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-503" alt="karatsu_5" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_5-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">アトリエ兼菜園は、お友だちが訪れる空間にもなっています</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">子どものころ、おそとで花や緑と触れ合った体験が今に</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―花や緑と向き合うお仕事に携わるきっかけは何ですか？</h3>
<p>結婚して、育児をして、母の介護を経験して…母を天国に見送ったあと、「もっと自分らしく生きたい。笑顔で人生をまっとうしたい！次の世代に大切なものを残したい！」と思ったんです。「自分には何ができるやろう？」と考えたとき、フラワーアレンジメントやテーブルコーディネート、アロマなど、女性が仕事としてやりやすそうなことから勉強しました。フラワーアレンジメントについては、フランスまで学びに行きました。その学校は敷地内に里山や庭があって、そこから自分が好きな植物を採って来てフラワーアレンジメントをする課題が出たんです。なかには、近寄るだけでかゆくなる植物があって、「植物って、恐るべし…」と思いました。きれいでかわいい半面、「なめたらあかん」という部分もあると痛感して、「知らんことだらけやなぁ」って気付いて、「もっと花や緑と向き合いたい」と思ったんです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―フラワーアレンジメントではなく、どうして庭のお仕事へ？</h3>
<p>フラワーアレンジメントも好きなんですが、花や緑って、生け花にしろ、フラワーアレンジメントにしろ、最後は枯れていくじゃないですか。それがせつなくて…。一番きれいなときに生けるだけではなくて、植物が育つことに、そして育てることに魅力を感じたんです。</p>
<div id="attachment_504" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-504" alt="karatsu_6" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_6-485x160.jpg" width="485" height="160" /><p class="wp-caption-text">店舗の前庭づくりをする唐津さん</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>私が生まれ育った大阪市中央区の島之内はコンクリートジャングルだったんですが、実家の２階に庭がありました。屋上緑化のはしりみたいなもんですよね。そこは私にとって癒しの場所でした。日本庭園風の木や灯篭があったり、母が植えたヘチマもあったりして。疲れたときや面白くないとき、そこにある石を洗うだけでも、時間を忘れるほど、面白かったんです。実家近くの路地には土が残っていて、そこに菊が毎年自然に生えていてくれたり、空き地に地域の人が勝手に野菜を育てたりもしていて、そういう風景を見て育ちました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その時代を振り返ると、人の営みのそばには植物が必ずあり、人も植物も生き物であること、そして自然がもたらすパワーがいかに人にとって、なくてはならないものなのかを思います。また、花や緑には根っこがあって、地面に根を張って成長していくものだということを、改めて感じたんです。私たち人間も根っこの部分をしっかりと張り巡らすことが大事で、そうでないと大きくなれない。そう考えると人も植物も一緒なんですよね。だから、自分が手がけた花や緑が育っていくものであって欲しいと思い、庭の世界へ入りました。でも、庭の世界は思い描いていた通りではなかったんです。「自分らしく生きていきたい」と思ったのに、本来打ち込まなあかんものに打ち込めなかったり、長いものに巻かれたりする自分がいて、自分らしさを失っていきました。原点回帰したくてはじめたのが、花や緑と向き合うナチュラルリースづくりでした。</p>
<div id="attachment_597" style="width: 255px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-medium wp-image-597" alt="karatsu_7_" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_7_-245x367.jpg" width="245" height="367" /><p class="wp-caption-text">2011年１月１日にナチュラルリースづくりを宣言！そのときつくられたのが写真のツルニチニチソウのリース（撮影／唐津攝子）</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">花や緑の一生を、人間の一生と重ね合わせて</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―唐津さんがつくられているナチュラルリースとはどういったものですか？</h3>
<p>“もうひと花咲かせてあげたい”をコンセプトに、花や緑の自然のままの姿を生かし、植物の魅力をひきだすリースです。きれいな花で飾りつけるのではなくて、剪定した枝葉や除草した草花など、人間が「捨てて当然」と思うものでつくります。買った素材はひとつもありません。すべて自分の菜園にあるものや出先で拾ったものなんです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>仕事で木を剪定すると、花や実、枝葉など、すべてがゴミになってしまうことに衝撃と共にせつなさを思うようになり…。命あるもん、命あったもんを、すぐさまゴミにしてしまうことが、「生き物の道として許されへん！」と思ったのがはじまりです。花も、緑も、「私は、まだまだきれいやのに！」と悲鳴を上げているように見えて、生かしてあげたいと思ったんです。<img class="alignnone size-large wp-image-589" alt="karatsu_8" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_82-485x239.jpg" width="485" height="239" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―どうして“リース”という手法を選んだのですか？</h3>
<p>リースの基本のカタチは“円”です。そこには、空間があって、調和があって、巡り巡る輪廻の思想があるように思ったんです。円になってつながることで悪いことってないと思うんですよね。そこには幸せな空気があるというか、尊いもんがこの形に表現されているかなぁって。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実際に円をつくってみると、簡単なようで簡単ではないんですよね。円を描くのも意外と難しいですよね。始点と終点がないようにも見えて、実は存在する。それをどうつなげていくか…“生きること”と同じやなって思います。私たち人間も、生まれたからには死ぬけれど、また別の命となって生まれ…。花や緑なども生えてきた限り、朽ちていく、枯れていく…また生えてくることもあります。命も、時代も、何事も、巡り巡るんやなぁと思うんです。</p>
<div id="attachment_590" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-590" alt="karatsu_9" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_92-485x239.jpg" width="485" height="239" /><p class="wp-caption-text">（左）ホトケノザ　（中）冬枯れのイロハモミジ　（右）ススキの穂　（撮影／唐津攝子）</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―ナチュラルリースを作り続けて3年とうかがいましたが、そのなかで、どんなことが見えてきましたか？</h3>
<p>老いたからこその、凛々しさ、美しさ、たくましさ、はかなげながらの魅力を感じるようになりました。若いころはどうしたってきれいなんですよ。老いるからこそ出るものもあって、それに気づける自分でありたいと思っています。人も植物も、花盛りのときもあれば、老いたるときもあり、「それが生きている証なんだ」「私たち人間も植物と同じで、自然のなかの一部なんだ」と再認識できました。だから植物と接していると気持ちが和み、心穏やかになることを実感しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私は、植物をリースにして、「ずっと飾っておきたい！残しておきたい！」というわけではなくて、この花の見ごろはいつで、こんなふうに枯れて、こんなふうに種をつけて・・・こんな一生を送るということを知ることが大切だと思っています。地球に生きている以上、自然のかわいらしさ、美しさ、楽しさを経験してなんぼやと思うんですよね。それを知っているからこそ、大切にしたいと思えるじゃないですか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、私たち大人が子どものころにもっと自然があったことを考えると、今の粗悪な環境を改善しないのは、自分たちさえ良ければいいという感覚にも似て、ある意味ズルいというか。明日を生きる子どもたちのためにも、これ以上の粗悪な環境にしてはいけないと痛感しています。シロツメグサの花冠をつくるといった自然のなかでの遊びが、大人だけの昔を懐かしむ思い出、つまり過去形とならずに、今の子どもたちの現在進行形にもなってほしいと私は願っているんです。だから、私たち大人が、植物と対峙することと、そうすることで植物がもたらすエネルギーを五感で感じることの大切さ、植物の持ち味や面白さ、そして植物が息をする空間の大切さを子どもたちに示してあげないといけないのではないでしょうか。だからこそ私は、庭づくりに関わる者として、家には土のある環境を重んじたいんです。小さな虫も、さえずる鳥たちも、そして私たち人間も、野菜や穀物を含めた植物がないと生きてはいけませんから。そんなことを、リース作りを通じて、みんなに提唱していき、そうやっていくことで、子どもたちに「けったいなリースを作る大阪のおばちゃん」と言われたら本望です。</p>
<div id="attachment_584" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-584" alt="karatsu_11" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_111-485x363.jpg" width="485" height="363" /><p class="wp-caption-text">（左）ツルニチニチソウの花　（右）サクラの花がら　（撮影／唐津攝子）</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">ありがとうございました。</h3>
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<h3 class="edt-style02"><img class="alignnone size-full wp-image-495" alt="wreath" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/wreath.jpg" width="40" height="39" />ナチュラルリースづくりのポイント！</h3>
<p>唐津さんがつくられるナチュラルリースはひとつひとつ素材が異なるので、つくり方も様々。例えば、写真のユキヤナギの花など長さのあるものは、くるくるっと巻いていくだけ。ススキの穂のリースは、穂を束ねて、ところどころを麻紐でくくります。紅葉のリースは、3～4枚ずつワイヤーでまとめて土台にさして、部分的に接着剤で固めます。甘夏の皮のリースは、オレンジピールをつくるみたいに細く切って、いったん乾燥させてから、土台に接着剤で固定していきます。 「きれいな円をつくろうとは思わずに、たまにイレギュラーな部分を取り入れたりします。何もかも、きちんとしていたら、窮屈になってしまうじゃないですか。ちょっと息が抜けるところをつくるのがポイントです」と唐津さん。<img class="alignnone size-large wp-image-509" alt="karatsu_12" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/karatsu_12-485x159.jpg" width="485" height="159" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02"><img class="alignnone size-full wp-image-496" alt="wreath2" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/04/wreath2.jpg" width="39" height="37" />唐津さんのナチュラルリース</h3>
<p>唐津さんは、リースを写真に撮って、下記のWebサイトで順次アップ。ひとつひとつ異なる表情のリースを見ることができます。カラスノエンドウ、キャベツの外葉など、「これも、リースにできるんだ!!」と感動します。その花や緑についての唐津さんの紹介文付です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>みんなの写真コミュニティサイト『フォト蔵』の唐津さんページ<br />
≫<a href="http://photozou.jp/photo/list/1265940/3321230" target="_blank">http://photozou.jp/photo/list/1265940/3321230</a></p>
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]]></content:encoded>
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		<title>フラッシュモブで “非日常の空間”へチェンジ！</title>
		<link>http://osoto.jp/tatsujin/yuto_akamatsu/</link>
		<comments>http://osoto.jp/tatsujin/yuto_akamatsu/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 21 Feb 2014 02:30:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[“フラッシュモブ”をご存知でしょうか？その定義は、インターネットなどで不特定多数 &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/yuto_akamatsu/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignnone size-large wp-image-420" alt="akamatsu_top" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/akamatsu_top-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<p>“フラッシュモブ”をご存知でしょうか？その定義は、インターネットなどで不特定多数の人に呼びかけて集まった人たちが、屋外の雑踏や公共の場で予告なしにダンスや演奏等のパフォーマンスをおこない、パフォーマンスを終えると再び雑踏のなかへ紛れて日常の世界へ戻っていくというパフォーマンスのこととされています。<br />
ダンスや演奏の経験がなくてもみんながエンターテイナーになれるということ、特別なステージでなくても、たくさんの人々の目に触れて楽しみを共有できること、そして突如はじまり跡形もなく消えていくサプライズ性が受けて、日本でも趣向を凝らした“モブ”が各地でおこなわれるようになってきています。<br />
そんなモブに魅せられ、企画＆実行するチーム「スマイルポケット団」を立ち上げ、様々な試みを展開している赤松裕人さんにお話を伺いました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">関西で、一般の人も参加しやすいフラッシュモブ集団を立ち上げ！</h2>
<h3 class="edt-style02">−「フラッシュモブを始めよう」と思ったきっかけと、初めてのモブをどの様に形にしていったのか、教えてください。</h3>
<p>いろんなフラッシュモブの動画を検索してみると、日本でも少ないなりにフラッシュモブはありましたが、それらはプロのダンサーの方たちが出ているものばかりで、一般の人が参加できるものがありませんでした。「それなら自分が作ろう！」と、2012年の夏に自分のBlogで仲間を呼びかけました。私自身、フラッシュモブの経験もないですし、またひとりでは実現できないものなので、まずはじめに私と共に考えて動いてくれる企画メンバーを募集しました。そして、モブに参加してくださる一般の方たちには、できるだけ気軽に参加してもらえるようにと、企画メンバーとは別に募集したんです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>当時、関西ではまだまだ“フラッシュモブ”は認知されてなくて、なかなかメンバーが集まらなかったのですが、９月の頭に「プロポーズをフラッシュモブでしたいので、協力してくれないか」という問い合わせを受けて、大阪城天守閣前広場ではじめてフラッシュモブをすることにしたんです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして忘れもしない2012年９月30日、場所の下見に行く日と台風が重なってしまい、集まってくれた初対面の４人で、土砂降りの雨のなかずぶ濡れになりながら大阪城公園の天守閣へ向かいました。<br />
そのときまでは、「フラッシュモブを一度でいいからやってみませんか？」という形で募集していたのですが、帰りに立ち寄った喫茶店で「今回のプロポーズモブだけではなく、フラッシュモブを継続的におこなっていきたい」と打ち明けると、みんなが賛同してくれて、仲間が出来たんです。これがスマイルポケット団の誕生です。そして10月14日、記念すべき第１回目のモブは、観光客の人々にも温かく見守られ、プロポーズも大成功でした。</p>
<div id="attachment_421" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-421 " alt="akamtsu_1" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/akamtsu_1-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">記念すべきはじめてのフラッシュモブは、メンバーとカップルの友人たちとでダンス！<br />感動のプロポーズモブは大成功でした。</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">−フラッシュモブを実際にやってみて、感じることや、お客さんの反応を教えてください。</h3>
<p>常にドッキドキなんですよ。１回目のときは、ダンスも音響も、映像も分かる人がいなかったので、インターネットで調べて、「音響機材は1万円で借りられるらしいよ。」「じゃあ借ります！」みたいな感じで（笑）。映像は従兄弟に頼んで撮ってもらいました。変なところでズームしてたり、ブレてたり、映像のクオリティは低いのですが、YouTubeで今一番再生回数が多い（2013年12月現在で約９万８千回）のがこの映像です。こうやって手作りした映像が人々の目に留り、素人っぽさや温かさに敷居の低さを感じて参加してくれる人も多いと思っています。<br />
<iframe width="640" height="360" src="http://www.youtube.com/embed/jV0DCpGJcMU?feature=oembed" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>２回目は、本来自分たちが企画していたマイケル・ジャクソンの「Beat it」でのフラッシュモブを、12月16日に。そして翌年の2013年6月30日には大阪城公園の噴水のある広場で「マンマミーア」と「ダンシングクイーン」の２曲でミュージカル風のフラッシュモブダンスをおこないました。たまたま近くにいたマダガスカル人を誘ったら、ノリノリで一緒に参加してくれて嬉しかったですね。<br />
<iframe width="640" height="360" src="http://www.youtube.com/embed/GoSgkpTKCRI?feature=oembed" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>続く８月25日には、ダンスではなくバナナを携帯電話に見立てるという、ちょっとしたドッキリ企画の「ColorfulバナナフォンでLet&#8217;sフラッシュモブ」を実施したんですよ。かばんからいきなりバナナを取り出して、電話するというちょっとしたらイタズラです（笑）。みんなが笑いながら見てくれて、写メを撮ってくれたりしました。<br />
<iframe width="640" height="360" src="http://www.youtube.com/embed/TdIXgPog1_w?feature=oembed" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02"></h3>
<h2 class="edt-style01">ゲリラパフォーマンスは難しい、日本のおそと事情</h2>
<h3 class="edt-style02">−チームの運営方法や、練習場所、実施場所については現在どういう状況ですか？</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p>現在企画メンバー７名、Facebookのグループページに登録してくれているメンバーが168名（2014年2月14日現在）います。連絡はHPとFacebookのグループページを通じておこなっています。<br />
練習は市内のスポーツセンターやダンススタジオを予約して、練習に参加した人でスタジオ代を割り勘するスタイルです。依頼があったプロポーズモブも無料でお引き受けしているので、チームとしての収入はありません。ダンス未経験者がほとんどだということもあり、一回のモブを３ヶ月くらいの時間をかけて仕上げています。</p>
<div id="attachment_422" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-422  " alt="akamatsu_2" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/akamatsu_2-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">大阪市内のスタジオで毎週末のようにダンスの練習をおこなっています。<br />初心者でも、まわりの人に教えてもらったりして踊れるようになるのが、<br />スマイルポケット団の魅力。</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>アメリカなどでは、予告なしのフラッシュモブが各地で実施されています。文化として、こういったゲリラパフォーマンスを受け入れる土壌があるんでしょうね。日本では、公道は道路使用許可を取る必要があるので、私たちは事前に許可を取るスタイルで実施しています。大阪市福島区では駅前活性化プロジェクトの一環として、野田阪神駅前広場を活用した「野田阪神野外音楽ステージ」が開催されて、「福島区役所認定ストリートミュージシャン」が認定されるような動きもあります。そういった動きが今後ますます増えればいいなぁと思いますし、たくさんの方と喜びを分かち合えるような場所を常に探しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>イベントに参加するというスタイルもあり、「水都大阪フェス2013」では、人が集まる会場のなかで実施することができたので、たくさんの人に見ていただくことができました。フェスの開催テーマである「水辺のまちあそび」とフラッシュモブがぴったりだということでパフォーマンスを実施しないかと声を掛けていただいたのですが、中之島GATE会場で「マンマミーア」と「ダンシングクイーン」のモブをおこないました。フェスに来られていた方たちがリラックスした環境で楽しみながら見てくださって、気づいたらミラーボールマンも一緒に踊ってくれたりして、盛り上がりましたね。<br />
<iframe width="640" height="360" src="http://www.youtube.com/embed/y4riSqsQO1c?feature=oembed" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02"></h3>
<h2 class="edt-style01">「できる・できない」ではなく、「やりたい！」という気持ちを大切に</h2>
<h3 class="edt-style02">−今後の「スマイルポケット団」の方針を教えてください！</h3>
<p>人数が増えると、連絡やチームづくりの面で難しいこともあります。でも、地域、性別、年齢、障害のあるなしに関係なく、やっている方も、見てる方も楽しくなれるのがフラッシュモブの魅力だと思うんです。また、実際アンケートを取ると、フラッシュモブを「見たい」という人よりも、「やりたい」と回答してくださる方のほうが圧倒的に多いんですよ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自分が始めたのも、単純に「やりたい！」と思ったから。「できる・できない」で判断したくなくて、結局自分が「やるか・やらないか」なんですよね。どうやったら実現できるか考えながら、1回ずつがチャレンジです。<br />
パフォーマンスに興味のある方、ない方を隔てずにたくさんの方に見てもらいたいです。</p>
<p>スマイルポケット団では一般の方たちを巻き込みながら、みんなで盛り上がれるようなモブを、今後も模索していきたいと思います！</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">ありがとうございました。</h3>
<p>&nbsp;</p>
<h4 class="edt-style03">スマイルポケット団</h4>
<p>HP<br />
≫<a href="http://www.smilepocketdan.sakura.ne.jp/" target="_blank">http://www.smilepocketdan.sakura.ne.jp/</a></p>
<p>Facebookページ</p>
<p><a href="https://www.facebook.com/pages/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E5%9B%A3/411252742269277"><img class="alignnone size-full wp-image-428" alt="FB-f-Logo__blue_50" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/FB-f-Logo__blue_50.png" width="50" height="50" /></a></p>
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		</item>
		<item>
		<title>毎日を豊かに生きるために、おそとでサボろう！</title>
		<link>http://osoto.jp/tatsujin/hajime_sangawa/</link>
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		<pubDate>Tue, 21 Jan 2014 10:45:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[中学生のころから、ひとり自転車で出かけてはキャンプで焚火をし、新婚旅行はメキシコ &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/hajime_sangawa/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_top.jpg"><img class="alignnone size-large wp-image-352" alt="sangawa_top" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_top-485x323.jpg" width="485" height="323" /></a></p>
<p>中学生のころから、ひとり自転車で出かけてはキャンプで焚火をし、新婚旅行はメキシコでカヤック＆ハンモック三昧と、アウトドア好きの寒川一さん。会社員時代には会社をサボって海へ行き、上司に正直に打ち明けて、社内のムードを一気に“サボり容認”に塗り替えたという逸話を持つ、「サボり」を愛し、実践する人でもあります。そんな寒川さんは、より多くの人に楽しい「サボり」を経験してもらおうと、アウトドアグッズを用いた「サボり」体験を提供する店「3knot」までオープン。夕暮れの海辺で焚火をしたり、満月の夜の散歩ツアーを催したり、ハンモックで昼寝ができる会員制の昼寝クラブをつくったりと、ほかでは体験できないような楽しい「サボり」活動の普及に取り組んでいます。なぜ「サボり」がテーマなのか？おそとでサボる魅力とは何か？寒川さんのサボりにまつわる活動への思いを伺い、併せて「焚火カフェ」なるサボりイベントも体験させていただきました。<br />
（取材・文／森田香子　撮影／出原和人　編集／福田アイ）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">「サボり」は、うまく生きるために欠かせないもの</h2>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―寒川さんの考える「サボり」とは、どんなものですか？</h3>
<p>サボることって、世のなかでは悪いことのように思われていますけど、実はすごく日常を大切にするからこそ出てくるものであって、人がうまく生きていくために必要なことだと思うんです。サボるということは、イコール働きたくないということではなく、働いてばかりは嫌だということの表れであって、毎日、豊かな時間を過ごせるなら、ちゃんとみんな働くんですよね。そのバランスを取るものが「サボり」なんだと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕の場合、「サボり」 のためのツールとして、ハンモックや焚火道具といったアウトドアグッズを使っています。例えば、ハンモックでだらだらと過ごす時間は、僕としては世のなかに必要な「サボり」の時間じゃないかと思っていて。だから、景色の良いところで、ハンモックを張って寝ころんだときの心地よさを楽しんでもらう「ハンモックハンティング」という体験ツアーを催したり、どこでもアウトドア気分になれるハンモックを使って昼寝ができる会員制施設「ミサキ シエスタ サヴォリ クラブ」を開設したりしているんです。</p>
<div id="attachment_356" style="width: 255px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-medium wp-image-356 " alt="sangawa_1" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_1-245x367.jpg" width="245" height="367" /><p class="wp-caption-text">「ミサキ シエスタ サヴォリ クラブ」</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―「サボり」をテーマに、いろいろな楽しいサボり方を提案しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか？</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕自身がサラリーマン時代に、ずっとサボりたいと思っていたからです（笑）。20年ほど前の話ですが、当時、玩具メーカーで商品開発をしていました。働きはじめて２年目くらいのときに、初めて会社をサボったんです。その日、最寄り駅のホームで会社に向かう電車を待っていたとき、ふと自分が乗る電車とは反対方向に行く電車に乗っている人たちが目に入って。そこに乗っている人たちは、釣り道具やゴザを持っていて、どう見ても今から遊びに行く人たちばかり。同じホームのなかで、僕が乗る電車にはスーツを着てうなだれた人たちばかりなのに、反対側にはそんな楽しげな人たちがいて、なぜこんなに違うんだろうと思って。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そんなことを考えているうちに、会社と逆方向に向かう電車の終点には、駅前に海が広がっていて、パラダイスがあるんじゃないかと妄想まで膨らんで（笑）。結局、いつもとは違う電車に乗ってしまったんです。どんどん会社と反対方向に進むときの、あの“やってしまった感”は、変なたとえですが“おねしょ”みたいな罪悪感と妙な気持ち良さがあって。これが「サボり」なんだなと、実感しました（笑）。</p>
<div id="attachment_358" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-358" alt="sangawa_2" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_2-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">三崎港</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>翌日、上司に無断欠勤の理由を聞かれるだろうと、いろいろ言い訳を考えたんですが、顔が日に焼けて真っ黒になっていたから、もう言い逃れできないと正直に海に行ってしまったと伝えたんです（笑）。もちろん上司から説教はされましたが、僕のこの掟破りの行動を機に、なぜか部内には「たまには寒川を見習って、サボったほうがいいよね」という雰囲気が広がって、部内全体にいい空気が流れるようになったんです（笑）。そういう経験から「サボり」を面と向かってできるようなサービスがあればいいなと思うようになって、店をはじめました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ちなみに「サボり」を提供している三浦半島は、僕のなかでは「サボり半島」と呼んでいるくらい、サボるのにぴったりな海も山も、きれいな夕日もあって、焚火もできる場所です。特に「ミサキ シエスタ サヴォリ クラブ」のある三崎は、僕が初めて会社をサボった日に辿りついた町ですが、何にも抗わない、追随もしないし、ただそこにあるだけでいいという肯定感を強く感じる町で、僕がハンモックと出合った中南米に通じる雰囲気があります。東京から電車で２時間ほどと距離もそう遠くはないから、帰ろうと思えばすぐ帰れるので、サボりの場としては最適です。遠すぎる場所は、サボるというより、本当に道を踏み外すような怖さがありますからね（笑）。</p>
<div id="attachment_357" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-357" alt="sangawa_3" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_3-485x323.jpg" width="485" height="323" /><p class="wp-caption-text">三浦大根の畑</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">自然を感じながら、日常を忘れてサボりトリップへ</h2>
<h3 class="edt-style02">―今回は、冬ということもあって、「3knot」のイベントのひとつ「焚火カフェ」を体験させてもらうのですが、これはどういうものですか？</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p>海辺で夕日を見ながら焚火するイベントで、７年くらい前からやっています。三浦半島の西側には相模湾があって、海越しに富士山や箱根の山々が見えるんですね。ちょうど富士山を眺めながら海に日が沈む、非常に美しい景色を眺められる浜辺があるので、そこで夕暮れのひとときを楽しむ方法のひとつとして、「焚火カフェ」を開いています。日が沈むころから夜になっていくときの空のグラデーションってきれいじゃないですか？あの、１日のなかで最も空がドラマチックに変化する時間帯に、２時間ほどかけて浜辺で焚火をしながら、コーヒーを淹れて飲んだりして、ゆったり過ごすことがコンセプトです。</p>
<p><img class="alignnone size-large wp-image-359" alt="sangawa_4" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_4-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―“焚火”にはどんな「サボり」の効能があると思いますか？</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p>キャンプファイヤーみたいな燃え盛る火は、人に恐怖と興奮を含んだ狂気めいたものをもたらしますけど、逆に目の前でゆらゆらと揺らめいている程度の小さな火は、鎮静効果があります。焚火は、後者の部類に入ると思います。「焚火カフェ」にしても、たった２時間程度の催しですが、焚火を囲んでいると、丸一晩、過ごしたみたいな、すごいトリップ感があるんですよ。僕らはいつも時計の時間で動いているけど、炎を見ていると、時間感覚がなくなります。それに加えて、目の前の海から波の音が聞こえるから、いっそう時間感覚がわからなくなっていく。そういう体験をしてもらいながら、なるべく現実から自分を切り離してもらうことが、このサボりの一番の醍醐味だと思います。<br />
<img class="alignnone size-medium wp-image-360" alt="sangawa_6" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_6-245x163.jpg" width="245" height="163" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="edt-style01">刻々と変化するおそとは、飽きることがない</h2>
<h3 class="edt-style02">―おそとで“サボる”魅力とは、どんなところにあると思いますか？</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p>外は非日常を味わわせてくれるという魅力があります。キャンプにしても焚火にしても、それを味わいに行くという面がありますからね。さらに外は、刻々と変化していきます。家のなかにいても何も変わらないけど、外は気温も気象も変わるので、たとえ同じ場所に同じ時間に行ったとしても、一日として同じ景色はありません。そしてそれは、決して僕らを飽きさせることがないんです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>都会では、新しいものをつくって話題を生みだし、人々を惹きつけ、集めていくということがよくされています。それとはまったく逆の、もっと自然のものの面白さが、外にはあるんです。自然はずっと同じではなく、常にアップデートしているのに陳腐にならない。つまり、毎日同じようでいて新しい、だけど古臭くならないというのが、外や自然の魅力だと思います。そこに気づきはじめた人が増えてきているからこそ、外でサボりを楽しもうと僕らのイベントに参加する人が増えているのではないかと思いますね。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-361" alt="sangawa_5" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_5-485x323.jpg" width="485" height="323" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">―サボりたいけどサボれない人や、まだサボったことのない人に、アドバイスをするとしたら？</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p>「サボりたいと思ったときが、サボりどき」ってことですね。サボるという行為は、世のなかから鍵をかけられているというか、誰かのお許しがないと、できないようなイメージがある気がします。でも、誰かのお許しなんて待っていたら、一生サボれません。サボりたいと思ったときにサボらないと、人生なんてあっという間に終わってしまいます。ただサボりは、日常の、その人なりの頑張りがあってこそ成り立つもので、決してサボりが日常のメインになるものではありません。ひとつのエッセンスとして、日々のなかにサボりを取り入れながら、うまく気分を切り替えて、自分のしたいことを思い切りするための力にしていけばいいんじゃないかと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕としては、昼寝でも何でも構わないので、自分からサボりはじめる人たちが増えてくれば、世のなか、もっといいバランスがとれるのではないかという気がしています。効率や合理的な発想のなかでは生まれてこない、何もしない喜びや豊かさみたいなものもあるわけですから。「3knot」が提供するいろいろなサービスが、みんなのサボりはじめるきっかけになったら、うれしいです。<br />
<img class="alignnone size-medium wp-image-362" alt="sangawa_8" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_8-245x367.jpg" width="245" height="367" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="edt-style02">ありがとうございました。</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4 class="edt-style03">焚火カフェ体験メモ</h4>
<p>焚火道具一式を積み込んだ車に乗り込み、寒川さんの案内で焚火スポットの浜辺へ。焚火のセッティングは、すべて寒川さんが手際よくおこなってくれます。当日、天気は良いものの、あいにくの強風で、普段のような浜での焚火はできませんでしたが、相模湾の先に浮かび上がる富士山の姿や、冬の海に沈むきれいな夕日を眺めているだけでも、十分、リラックスできました。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-371" alt="sangawa_9" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_9-485x359.jpg" width="485" height="359" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>風を避けたところで焚火をおこしてもらい、生豆から焙煎してもらった焚火ブレンドコーヒーは香ばしく、冷えた身体にしみいる温かさ。ブランデーをひと振りし、シナモンやクリームを添えた本格的な焼きリンゴは、ほっと和ませてくれる、やさしい甘さでした。</p>
<div id="attachment_372" style="width: 495px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-372" alt="sangawa_10" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_10-485x160.jpg" width="485" height="160" /><p class="wp-caption-text">左の白い豆が生豆。右は焙煎後。</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>浜辺では、同じように小さな焚火を起こして、サボっている男性を発見。聞けば、過去に「焚火カフェ」に参加した方で、以来、ひとりで海にサボりに来るようになったとか。この日は、町内会の集まりをサボって来たそうです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>海、夕日、焚火、波の音、まさに非日常を体験できたひととき。風のため撮影は大変でしたが、焚火後は、すっきりとした晴れやかな気分で、焚火の香りを全身に焚きしめたまま、帰路へとつきました。</p>
<p><img class="alignnone size-large wp-image-373" alt="sangawa_11" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_11-485x160.jpg" width="485" height="160" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4 class="edt-style03">「3knot（サンノット）」イベント情報</h4>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-387" alt="fire" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/fire1.jpg" width="25" height="37" />　　焚火カフェ<br />
一夕一組限定、２名～受付、要予約<br />
利用料金：焚火道具レンタル代１名2,500円＋焚火メニュー代</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-388" alt="apple" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/apple1.jpg" width="32" height="38" /> 　焚火メニュー<br />
・ミニダッチオーブンで焼く焼きリンゴ　　　　　　　　    　 1,000円<br />
・焚火の炎で生豆から焙煎するオリジナル焚火ブレンドコーヒー<br />
（ポットサービス４杯分ほど）　　　　　　　　　　　　        2,000円<br />
・焚火で焼くホットサンド（２枚セット）                        　  1,000円<br />
・焚火フォークで焼くマシュマロ（４ケ）クラッカーつき　        500円<br />
・焚火フォークで焼くソーセージ(２本）　                            1,000円<br />
<img class="alignnone size-medium wp-image-374" alt="sangawa_12" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_12-245x181.jpg" width="245" height="181" /><br />
予約・問い合わせは、<br />
メールsan@ozzio.jp 電話090-5502-1780まで</p>
<p>そのほか、満月散歩、ハンモックツアーなど、胸を張ってサボれるイベントについては、「3knot」のホームページをチェック！<br />
≫<a href="http://www.3knot.com/information/" target="_blank">http://www.3knot.com/information/</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4 class="edt-style03">ミサキ　シエスタ　サヴォリ　クラブ</h4>
<p><img class="alignnone size-medium wp-image-375" alt="sangawa_13" src="http://osoto.jp/tatsujin/wp-content/uploads/sites/2/2014/01/sangawa_13-245x163.jpg" width="245" height="163" /></p>
<p>住所：神奈川県三浦市三崎3－3－6　旧米山船具店<br />
定休日：火曜　　11:00～19:00（季節や曜日によって多少変動あり）<br />
入会金：2,100円（１年間有効）<br />
利用料金：1,050円/１時間</p>
<p>Facebookページ<br />
≫<a href="http://www.facebook.com/hirunejo" target="_blank">http://www.facebook.com/hirunejo</a></p>
<p>&nbsp;</p>
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		<item>
		<title>一番いい感じに伝わる “音楽”と“笑い”の野外フェスを目指して</title>
		<link>http://osoto.jp/tatsujin/hiroshi-shimizu/</link>
		<comments>http://osoto.jp/tatsujin/hiroshi-shimizu/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 25 Jul 2013 13:29:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[2005年にはじまり、今や大阪発・野外夏フェスの代表的存在となった「OTODAM &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/hiroshi-shimizu/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div>
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/18images/01.jpg" alt="" />
</div>
<p class="lead">2005年にはじまり、今や大阪発・野外夏フェスの代表的存在となった「OTODAMA〜音泉魂〜」。活きのいいロックを鳴らすアーティストのライブを中心に、お笑い芸人のパフォーマンスやプロレスも盛り込んだ、子どもから大人まで楽しめるアットホームなイベントとして人気を博しています。その企画運営をおこなう中心人物、清水音泉の清水裕さんのインタビューをお届けします。「OTODAMA〜音泉魂〜」への思い、イベントを続けてきたからこそ得られたもの、知られざる現場秘話、そしてこれからの展望についてじっくり語っていただきました。大阪生まれ大阪育ちの清水さんならではのユーモアセンスや人情味、そして音楽とアーティストへの愛情が結びつくとき、そのおそとにはどんな空間と空気が生まれるのでしょう？　<br />
（取材・文／森川和美　編集／福田アイ）
</p>
<div class="ttl-sub marT80">
<h3 class="ttl-line">“大阪ならでは”を目指した「OTODAMA〜音泉魂〜」</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―このイベントをスタートさせたきっかけは何だったのでしょう？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>　2004年にサウンドクリエーター（*1）内に“清水音泉”というロックミュージックをお届けする部署が立ち上がり、「自分たちで夏フェスみたいなものを作りたいよね」という話になりまして。まぁ、すでに世間では夏フェスが溢れていたので、もう隙間はないなとは思いましたが、何とか無理やり隙間を作ってはじめました（笑）。<br />
　大阪のイベント会社なので、お笑いも含めて大阪らしい要素を何かしら盛り込んでいきたいというのはもちろんありましたが、僕自身、根っこに持っているのは日本で一番古いと言われている野外音楽イベントの「春一番」（*2）なんです。1回目が行われたのはもう40年以上前で、一旦休止になったけど、また最近復活しましたよね。あのイベントのゆるーい雰囲気がすごく好きなんですよね。例えば、本番中やのに開催者がステージのアーティストに向かって「時間ないから1曲減らして！」みたいなことが言えてしまうような、その場のノリでの仕切りや、お客さんとアーティストが一緒になってイベントを盛り上げていく雰囲気とか。<br />
　とにかく大阪でしか成り立たないもの、その場でしかあり得ないものがないと面白くない、という思いはどの現場でも常にありますね。<br />
それから FUJI ROCK FESTIVAL（*3）にも少なからず影響は受けています。<br />
　やはり初めてあのイベントが立ち上がったときは「何じゃこれ？」と思いました。新潟県の苗場スキー場で開催されていますが、あんなに豊かな自然に囲まれた場所でライブが観られるというのも、貴重なことだと思うんですよね。
</p>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―イベントにはどのような思いが込められているのですか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>　知らないバンドを観て好きになってもらいたいですし、有名無名問わず、どのアーティストも同じ場所でフラットな状態で観て興味を持ってもらいたいです。<br />
　それから、アーティスト同士の横のつながりもすごく大切なんですよ。全然知り合いじゃないアーティスト同士だと、やっぱり楽屋でもいいグルーヴが生まれない。それは当然ステージにも影響してくるので、大切にしているところですね。去年だったら、奥田民生さんがすごく影響を受けた、子供ばんどにも出演していただいたのですが、お客さんたちには「奥田民生はこういうバンドに影響を受けたんだ」って分かってもらえるし、若い世代にも子供ばんどがどういう人たちなのか知ってもらえる。そういうきっかけの場になってほしいんですよね。<br />
　あと、アーティスト同士の交流の場にもなってほしいです。バックヤードではバーベキューをやったりして、アーティストたちが呑みながら喋ってますね。実際あったんですよ、楽屋や打ち上げで盛り上がって一緒に何かやろうよって話になって実現したアーティストが…誰かは忘れましたけど（笑）。だからうちのイベントは本番だけでなく、打ち上げも参加必須でスケジュールを押さえさせていただくんです。</p>
<p class="caption">
*1　サウンドクリエーター／大阪はじめ、関西でおこなわれるライブやイベントを企画・運営するイベント会社　<br />
*2　春一番／1971年5月のゴールデンウィークに大阪・天王寺公園野外音楽堂で開催された、大規模な野外コンサート。ジャンルを問わず関西で活動するミュージシャンが集結。一時中断されたが1995年から再開し、1996年からは、毎年、服部緑地野外音楽堂で開催されている。<br />
*3　FUJI ROCK FESTIVAL／1997年からスタートした、日本最大級の野外ロックフェスティバル。国内外200組以上のミュージシャンが集まり、観客動員数は毎年10万人を超える。
</p>
<div class="marT20">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/18images/05.jpg" alt="" />
</div>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<div class="ttl-sub marT80">
<h3 class="ttl-line">肌感覚で音が伝わる野外フェスのベストキャパは10,000人</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―野外コンサートや野外フェスの魅力ってどんなところにありますか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>　まず単純に規模が大きいので、たくさんのお客さんを一度に集めて、いろいろなアーティストを観てもらえることが一番の魅力ですね。「OTODAMA〜音泉魂〜」に関しては毎年10,000人くらいのお客さんに来ていただいて、15〜16組のアーティストに出演していただいています。これくらいの人数が、一番いい具合にアーティストの持ち味や魅力が伝わるんですよ。多すぎず少なすぎず、適度なアットホーム感があって。<br />
それから良くも悪くも天候に左右されることですね。月が出たり、稲妻が走ったり、夕陽がきれいだったり、海風が気持ちよかったり、虹が出たり、時には通り雨に遭ったり…そういう自然の演出があることで、音の伝わり方が屋内とは変わってくるでしょうし、ステージからは海と夕陽が見えるのでそこはアーティストとしては気持ちいいみたいですね。
</p>
<div class="marT20">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/18images/06.jpg" alt="" />
</div>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―「OTODAMA〜音泉魂〜」は一般的な野外夏フェスでは禁止されているビールの持ち込みや日傘の使用が許されているんですよね？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>　会場を「スタンディング」、「レジャーシートOK」、「日傘OK」とエリア分けして、自由に場所を選べるようにしているんですが、そういうことができるのも野外ならではでしょうね。お客さんにもいろんな方がいらっしゃいますしね。ステージの真ん前で元気に踊って楽しみたい人もいれば、お子さん連れの方もいらっしゃるし、呑みながらゆっくり観たい人もいますし…だから安全面のことも考えつつ、できるだけ多くの方に足を運んでいただきたいな、と思ってエリアを分けています。<br />
　やっぱり規則がたくさんあり過ぎても面白くないと思うんです。だから、お客さんの自己責任で、それこそ法に触れない程度に、自由に楽しんでいただきたいんですよね。<br />
　そういう暗黙の了解というか…、いい意味での自由な雰囲気が理解されるのも、さっき言った10,000人がちょうどいいんですよね。これは、ずっと「OTODAMA〜音泉魂〜」を続けてきて体感的に知りました。10,000人ならお笑い芸人のガリガリガリクソンがステージに （*4）立っても笑ってもらえるし、許してもらえるけど、15,000人になるとこのシャレが伝わらないんですよね、たぶん。この人数だからこそ、ステージとお客さんとの距離感がいい具合で、なおかつ、肌感覚で音やパフォーマンスが伝わるギリギリのキャパが10,000人なんだと思います。
</p>
<p class="caption">
*4　お笑い芸人のガリガリガリクソンがステージに／2012年は、ライブの開演MCをガリガリガリクソンが、ガリーぱみゅぱみゅと名乗り担当。メインステージ以外に設けられたサブステージで、パフォーマンスもおこなった。
</p>
<p><img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/18images/07_01.jpg" alt="" />
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
<div class="rBox">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/18images/07_02.jpg" alt="" /><br />
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/18images/07_03.jpg" alt="" />
</div>
<p><!-- .rBox -->
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<div class="ttl-sub marT80">
<h3 class="ttl-line">自治体に自らかけあって手に入れた会場、そして未来図は？</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―会場は、都心に比較的近いロケーションの泉大津フェニックスという広場ですが、この場所に何かこだわりがあるのでしょうか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>　まず、野外でやるためには音量の問題があって、これをクリアしなければ開催できないんですよ。でも、今やってる泉大津フェニックスにはこの規制がないんです。と、いうのも、同じ泉大津フェニックスでおこなっている、RUSH BALL（*5）というイベントを立ち上げた、他社の方と一緒に大阪府にかけあって、音量規制のないこの場所を作ってもらったといういきさつがありまして。「全国にはこんなにたくさん会場があるのに、大阪には芝生が生えていて音量規制のない場所はないんです！」って切々と訴えたんです…そしたら何と、こさえて（＝こしらえて）くれはったんですよ。<br />
　でも、ここも音の問題が無い代わりに日陰や自然が無かったり･･･。理想としては海か山が近い場所があればいいのですが。泳ぎながらライブが観られるか、山の木陰で涼しく観られるか、どっちかで（笑）。能勢辺りに良い場所無いか？とも思ってるんですが。大阪市内から電車で１時間くらいだからわりと近いですし、大阪なのに自然が豊かでのんびりしていて大阪っぽくない雰囲気がありますしね。このほかにも、どこかいい場所があればぜひとも紹介していただきたいです！</p>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―来年10周年ということで、今までいろんな逸話もあったんでしょうね。</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>舞台裏では、お腹が痛くなるような出来事が多いですね（笑）。これは毎年ですが、ウェザーニュースの配信センターからリアルタイムに送られてくる天気図や天気予報を見ては「あぁっ！雨雲来てるよ！やばいよ、どうする？」って、空とにらめっこしながら、やきもきしています。実際、2011年は台風が来たから中止したんです。さすがにへこみましたが、まぁ、自然の力には、かなわないので、僕自身は「しゃーないわな…」という感じで済ませていたんですよ。<br />
　でも、出演者やお客さんたちはそうではなかったらしく、めちゃめちゃ残念がってくれはったようで…。というのも、昨年の2012年は、中止したことに対してのリベンジということで、例年は1日開催のところを2日開催にしたんですよ。そしたら出演者もお客さんもえらいこと喜んでくれはったんです。イベント当日に会場で勝手に「わーっ！」と盛り上がってくれはったので「あー、良かった良かった」と（笑）。<br />
　それは全く予想してなかったから、そのときも、もちろんうれしかったんですけど、イベントが終わってからジワジワとうれしさがこみ上げてきて、正直、続けてきて良かったと思いました。これは中止になってなかったら絶対味わうことのない喜びなので…ま、台風のおかげで初めて気づかされた感情ですかね（笑）。
</p>
<p><img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/18images/08.jpg" alt="" /></p>
<p class="caption marT40">
*5　RUSH BALL／大阪のイベント会社「GREENS」主催の野外ロックフェスティバル。1990年にスタートし、関西を代表する夏フェスとして知られている。当初は神戸などでおこなわれていたが、2005年から泉大津フェニックに会場を移し現在に至る。
</p>
<p class="osoto-txt marT20">ありがとうございました。</p>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<div class="info-box">
<div class="clearfix">
<div class="lBox02">
<div class="osoto-txt05">今年も開催！“OTODAMA’13〜音泉魂〜”</div>
<p class="marT10">
清水さんが「もうあかん、やめます」と言い続けて今年で9回目の開催。<br />
9回＝球界、ということで“球界推し”で頑張ります！？<br />
今年も大御所からニューカマーまで！<br />
出演は、アルカラ／OKAMOTO&#8217;S／奥田民生／クリープハイプ／SAKANAMON／<br />
THE COLLECTORS／THE STARBEMS／東京カランコロン／モーモールルギャバン／<br />
MONGOL800／0.8秒と衝撃。／レキシ／N&#8217;夙川BOYS／and more！<br />
しかも、このイベントでしか観ることのできないスペシャルバンドも登場します！！<br />
詳細はこちらをチェック！！！<br />
<a href="http://www.shimizuonsen.com/otodama/13" target="blank">http://www.shimizuonsen.com/otodama/13</a>
</p>
</div>
<div class="rBox02">
<a href="http://www.shimizuonsen.com/otodama/13" target="blank"><br />
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/18images/09.jpg" alt="" /></a>
</div>
<p><!-- /rBox -->
</div>
</div>
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		<title>アートは人をつないでいく！</title>
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		<pubDate>Thu, 25 Jul 2013 13:29:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[文化戦略を地域の大きな重要資源と位置づけ、広いフィールドでコンサルティング活動を &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/masaaki-kouga/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div>
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/17images/01.jpg" alt="" />
</div>
<p class="lead">文化戦略を地域の大きな重要資源と位置づけ、広いフィールドでコンサルティング活動を展開されている甲賀雅章さん。人々の絆を第一に考え、CI戦略からイベントプロデュースまでを精力的に手掛けられています。今年22年目を迎えた「大道芸ワールドカップin静岡」を育て上げ、現在も同大会のプロデューサーをつとめることでも知られている甲賀さんに、ご自身もクラウンパフォーマーである立場から、おそとの魅力や文化戦略における効果などについてお聞きしました。
</p>
<div class="ttl-sub">
<h3 class="ttl-line">静岡に根付いた「大道芸ワールドカップ」</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―甲賀さんが大道芸を地域の活性化に役立てようと思われたきっかけは何だったのですか？ </p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>青春時代は寺山修司などの、いわゆるテント演劇全盛のころで、そういうアングラ劇団や舞踏のパフォーマンスにすごく興味があったんです。静岡で何かみんなが元気になるような事をやろうという事になって、静岡市民の性質である閉鎖性をどう打破しようかと考えたのがきっかけですね。静岡の人はシャイというか、プライドが高いというか、あまりチケットを買ってまで舞台芸術を観に行こうとしない。乗らない、踊らない、何にせよ、芸術に関しては保守的な地域だと言われ続けていましたからね。で、観ざるを得ない、聴かざるを得ない状況を作ってみたらどんな反応をするんだろうと思ったわけです。演劇やコンテンポラリーダンス、ジャズやレゲエのライブを街中の通りでやってみる。静岡野外文化祭を実験的に始めたのが、後に大道芸ワールドカップにつながっていくわけです。22年ずっとやって来た結果、もう静岡の人にとって欠かせないモノとなったんだという実感はありますね。それはもう日本人にとっての「祭り」なんですね。単発的なイベントではなく、やっと祭りになったんだなぁと最近思います。
</p>
<div>
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/17images/03.jpg" alt="" />
</div>
<div class="marT80">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/17images/04.jpg" alt="" />
</div>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<div class="ttl-sub">
<h3 class="ttl-line">人が繋がることで、化学反応が起こる「Ren」</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―静岡県の山里にオープンされたギャラリーカフェ「Ren」は、甲賀さんのお仕事のなかでどういう位置づけをされているのですか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>2011年にオープンした「Ren」がある川根本町は、静岡県の山間の里で、いわゆる限界集落化が進むまちだったんです。いたるところに休耕農地があって、どんどん高齢化も進んでいる。そんな状況のなか、僕の仕事の本質、役割は何だろうと考えたとき、結局は人や場をつなげて行く事だと思ったんです。だったらそれをこの川根本町という所に自ら飛び込んでやってみようと思ったわけです。従来の行政発想とは違う、クリエイティブ発想で中山間地の問題を解決できないだろうかと考え、コンセプトは“連”で、そのまま「Ren」という名前の空間にしました。
</p>
<p class="marT20">山里のなかに突然異質なものが出現して、やはり今までに無かったつながりが出来上がって来ましたね。山間の人と街の人、地元の人と県外の人、農家の人とアーティストの人…、様々な“連”が出来上がって活性化につながっていったと思うんです。<br />
そういう異質なモノをつなげる役目としてとても有効なのがアートだったんです。アートが触媒となって人と人を無理なくつなげていってくれるわけです。普遍的なアートの効果と、いわゆるよそ者としての僕という人間が、地元の人々をどんどんくっつけていく様な感じですね。そうすると自然に地域のコミュニティが活性化されてくる。そこに住む人々が、もう一度自分たちの町の良さに目を向けてくれて、誇りを持ち、自分たちのことを自ら良くしようと思い始めてくれたら、必ず蘇生すると僕は信じているんです。僕たちは、側にいてお手伝いをするだけです。でも、そこに居ないとダメだと思うんです。<br />
今はそういう様々な試みの実験場として機能しているのが「Ren」という場の意味だと思っています。とても刺激的な仕事です。いや、仕事ではないですね。僕のライフワークであり、お務めだと思っています。
</p>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―「Ren」は陽が燦々と差し込む自然のなかにありますが、自然との共生に関してどうお考えですか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>最初に「Ren」を設計していくなかで、開放的な空間にしようというのがコンセプトでした。出来る限り外部との境界を排除したかった。屋内に居ても、おそとに居る感覚になる、気持ちのいい空間が出来ました。外を散歩している地元の人がふらっとカフェに入って来て、もう毎日やって来るようになるとかね。外に居るという感覚は、どんな人をも受け入れるという、入って来やすいという事ですよね。コミュニティの根本はそういう解放された感覚にあるような気がします。そしてそういう開放的な状態が許されるのも山里の魅力かもしれません。ガラスを割っちゃえば簡単に侵入できる構造だから都会では存在しえない。そういう部分も町との共生だと思っています。
</p>
<p class="marT20">ギャラリーとしては日光がバンバン入ってくるなんて珍しいんだと思います。アーティストによっては陽が差し込むのを嫌う人もいますが、それも素人である僕がやっちゃった空間だから仕方がない！（笑）と納得してもらうんです。<br />
でもみんなそういう環境を気に入ってくれています。地元の人もアーティストの人も「Ren」によってつながって連なっていくんですよね。そういう化学反応は確実に起こっていますね。
</p>
<div class="img-box">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/17images/05.jpg" alt="" /></p>
<p>自然光のたっぷり入り込むギャラリー＆カフェ「Ren」では、おそとと内部の境界が極めて曖昧だと甲賀さんは語る</p>
</div>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
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<div class="ttl-sub">
<h3 class="ttl-line">気負わないのがおそとの醍醐味</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―今は様々な場面で、緑化や自然回帰という言葉が氾濫しているように感じるのですが、様々な地域の活性化に取り組んでこられた甲賀さんとしてこの風潮をどう捉えられていますか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>確かに良い試みだなぁというのもいくつかありますが、ほとんどがダメですね。巨大な人工の建造物にいくら緑を配置しても、それは自然ではないですよね。まだ日本の地域活性の幻想として、大きな商業施設をバーンと誘致して直接的な経済活性を目的としたものが多いですね。そういう時代はそろそろ終焉を迎えたんじゃないかと思います。それよりは四季折々の樹木を整備して、もっと長い目でその地域の活性化を目指していく時代になっていくと思います。そのためには自然の生態系を取り戻す環境整備が一番大事だと思っています。<br />
実は「Ren」にはロフト兼シゴト場があって、時々ひとりで泊まりに行く事もあるんです。そこでいろんな事を考えるんですが、全然発想が違ってきます。自然にインスパイアされるというんでしょうか。とにかく人間にとって自然のなかに身を置くというのは、とても大切なことなんだと気づかされます。僕が、この土地を購入したのも、正直空気感みたいなものなんです。静岡市内から山を越えて車で一時間、あるところから突然空気が変わるのがわかるんです。自分の細胞がどんどん開いていくのがわかるんです。気持ちいいですよ。
</p>
<p class="marT20">今、日本中のあらゆる生態系が開発という名の下に破壊されていってますよね。これを何とか食い止めないと過疎だとか、休耕地の問題とかが解決しない状態になっていると思うんです。人間にとって必要な自然環境とそこに流れる空気を守るという事を真剣にやって行かないと取り返しのつかないことになると思っています。
</p>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―ご自身のプライベートでは、おそととの関係はどんなことをされていますか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>僕はアウトドアライフという言葉が大嫌いなんです。わざわざ野外で何かを無理してやってるような気がして…。でも、おそとにふらりと出るのはすごく好きですよ。自転車もよく乗りますし、テクテク歩いて景色を見たり。やはりおそとの醍醐味は気負わないのが一番じゃないですか。<br />
スキューバダイビングも大好きで、南の島に行っては、毎日潜っていましたね。あの海のなかの感覚というのは不思議ですね。おそとなのか中なのかわからない。でも僕はおそとだと思うな。あれは人生観が変わったおそと体験のひとつですね。
</p>
<div class="img-box"><img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/17images/06.jpg" alt="" />
<p>アートには、人と人をつないで行くツールとしての可能性を感じるという甲賀さんも、新たな面白いモノを常に開拓し続けている</p>
</div>
</div>
</div>
<p class="osoto-txt">―最後に、これからの甲賀さんの向かって行くところはどこなのか教えて下さい</p>
<div class="section clearfix">
<p>僕はね、ビジョンなき男なんですよ（笑）。昔は一所懸命に笑いを振りまこうと思っていたんですが、最近は僕の周囲に笑いが自然に起こる環境を創り続けたいなと思うようになりました。そういう自分になりたいし、またそういう場所をどんどん創っていきたいと思っています。<br />
館長をお引き受けした大阪府立江之子島文化芸術センターも、そういう思いを実現できる拠点になってくれればいいと思っているんです。<br />
大阪の面白い人がつながって、それがどんどん連なっていく場所になれば大成功だと思うんです。<br />
そして様々なムーブメントが沸き起こってくる環境を整備するのが僕の今の仕事だと思っています。
</p>
<p class="osoto-txt marT20">ありがとうございました。</p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>旅は、日常のなかにもある。</title>
		<link>http://osoto.jp/tatsujin/lucas-badtke-berkow/</link>
		<comments>http://osoto.jp/tatsujin/lucas-badtke-berkow/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 25 Jul 2013 13:29:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[『PAPERSKY』36号で、16日間かけて東海道を歩いたルーカスさん “地上で &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/lucas-badtke-berkow/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="img-box">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/16images/01.jpg" alt="" /></p>
<p>『PAPERSKY』36号で、16日間かけて東海道を歩いたルーカスさん</p>
</div>
<p class="lead">“地上で読む機内誌”をコンセプトにした旅行雑誌<a href="http://www.papersky.jp/" target="blank">『PAPERSKY』</a>の編集長を務めるルーカス・B.B.さん。しかし、その活動は雑誌編集者という域にとどまりません。親子のための野外フェスティバル「mammoth pow-wow」や、自転車で日本の地方を巡る「ツール・ド・ニッポン」など、屋外でのイベントを数多く企画。読者を雑誌の外に連れ出し、新しいことにチャレンジしたり、知らなかった文化に出会う場を積極的につくっています。「外に出ると元気になるよね」とにこやかに話すルーカスさんに、活動の根底にある想いをうかがいました。
</p>
<div class="ttl-sub">
<h3 class="ttl-line">旅とは、ものの見方を変えてくれる体験。</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―はじめに、ルーカスさんが日本で暮らすようになった理由と、雑誌を作りはじめたきっかけを教えてください。</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>僕が日本に来たのは22歳のとき。初めての海外旅行で、大学を卒業した翌日に、リュックを背負ってたったひとりでやって来ました。なぜ初めての海外に日本を選んだかというと、僕は大学生のころにコスチュームデザインに興味があって、日本の雑誌や写真集にたくさんインスパイアを受けていたから。雑誌や新聞づくりも小学生のころからはじめていて、大学時代に制作した雑誌では、日本の雑誌を参考にしていました。だから、この国に行けば、きっとおもしろいモノや人に出会えると思ったんです。あれから20年。すっかり日本に魅せられて、ここで生活をしています。<br />
編集者としての活動をはじめたのは20代半ば。日本のストリートカルチャーを紹介するバイリンガル雑誌『TOKION』を立ち上げました。ただ、自分が30歳になると、若者のカルチャーというテーマに距離が出てきてしまった。若いときの感覚は、一瞬のもの。なのに、“もうそこに居ない”人が雑誌を作り続けると嘘になってしまう……。そう思って、歳を重ねてもずっと作り続けられる新しいテーマを探しはじめたんです。そうして生まれたのが旅をテーマにした雑誌『PAPERSKY』。よくある言い方だけど、やっぱり“人生は旅”だから。新しい文化や風景、人に触れることは、いくつになっても大切だし、このテーマなら生涯続けていけるぞって。
</p>
<div class="img-box">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/16images/03.jpg" alt="" /></p>
<p>ルーカスさんが編集長を務める雑誌『PAPERSKY』。次号のテーマは「LONG」。旅の空気を伝えるだけでなく、実用的なガイドブックであることも目指している</p>
</div>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―『PAPERSKY』創刊号の特集はどんな内容だったのですか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>創刊号は「大人の修学旅行」という特集でした。３つのチームを作って、それぞれに修学旅行に行ってもらった。１つ目のチームはハワイ。ハワイは日系人の文化が色濃く残っている土地。リゾートとしてのハワイではなく、ルーツを探しにいくローカルな旅をしてもらった。２つ目のチームは奈良。奈良公園のなかにあるホテルに泊まろう！という企画で、中学校の修学旅行で行ったときとは違った奈良が見えたはず。３つ目のチームは東京。老舗の純喫茶巡りをして、日常のなかにも旅があることを伝えたかった。こうして思い返すと、この創刊号は僕の旅のイメージを明確に表しているんですね。『PAPERSKY』で目指しているのは、その場所を新しい切り口で紹介すること。遠くに行くことだけが旅じゃないし、日常のなかにも旅はあると思うんです。
</p>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―ルーカスさんはプライベートでも旅に行きますか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>はい。でも、最近は仕事で行っているのか、プライベートで行っているのか分からなくなってきた（笑）。でも、それはすごく幸せなこと。みんな心のどこかで、仕事とプライベートは分けなくちゃいけないって思っているみたいだけど、僕はそうじゃないと思うから。日本の文化を振り返ってみても、自分の商店の上に住んだり、商店街で神輿を出したり、銭湯が町の社交場になっていたり、仕事とプライベートを別け隔てなく生活していたと思うんです。仕事と旅だったり、仕事と遊びだったり、境界線をつくらずに、どちらも楽しんで一緒にやっていくのが目標。
</p>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<div class="ttl-sub">
<h3 class="ttl-line">雑誌もイベントも同じ。<br />
伝えたいのは“新しい発見”を楽しむ心。<br />
</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―雑誌でメッセージを伝えていたルーカスさんが、屋外イベントを企画しはじめたのはなぜですか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>きっかけは子育てをテーマにした雑誌『mammoth』で音楽特集をしたこと。音楽特集をしたのに、雑誌からは音を出すことができない！と（笑）。じゃあ、どうしたらいいだろう？とメンバーと考えて、野外フェスティバルの企画が動きはじめました。形になるまでは２年近い時間がかかりました。親子で参加できる野外フェスティバルというコンセプトでスタートして、今年で6年目。「mammoth pow-wow」を通じて、雑誌を読んでくれている人の顔が見えたり、声が聞こえたり、編集部の僕らにとってもいい刺激になっています。
</p>
<div class="img-box">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/16images/04.jpg" alt="" /></p>
<p>富士山麓にあるキャンプ場・PICA富士西湖で開催される野外フェスティバル「mammoth pow-wow」。ライブだけでなく、子ども向けのユニークなワークショップも開催される</p>
</div>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―２年前には、自転車で日本の地方を巡る「ツール・ド・ニッポン」をスタートさせましたね。</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>「ツール・ド・ニッポン」のテーマは、自転車の旅を通して日本を再発見すること。年に４回開催で、次でもう５回目。実は今日、この取材の後に夜から「ツール・ド・ニッポン」のために琵琶湖へ行くんです。どんな旅になるか楽しみ。僕は大学で自転車部だったんですが、東京は車が多いし、走るならやっぱり気持ちがいいところがいい。それで、日本の地方には自然が豊かなところがたくさんあるから、そこを走るイベントを企画しました。でも、ただ自転車で走るだけではつまらない。コンセプトは、その土地の歴史や文化に触れながら走ることです。前回、静岡で開催した「ツール・ド・ニッポン」では、スタート地点で地元名物の「酒まんじゅう」を食べたり、どこまでも広がる茶畑のなかを走ったり、世界最長の木造歩道橋「蓬莱橋」を渡ったり、イベントが盛りだくさんでした。参加者は20代から70代まで幅広いし、男女も同じくらい。みんな初対面だけど、外で体を動かすとすぐに打ち解けられる。気持ちが開放的になったり、自然と元気が出たり、それが“おそとの力”なんだなと思います。
</p>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
<div class="rBox">
<div class="img-box">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/16images/05.jpg" alt="" /></p>
<p>「ツール・ド・ニッポン」の最初の開催地は伊豆大島。島根、鳥取、京都、静岡、滋賀など各地で開催。泊まりがけのイベントで交流の輪も広がる</p>
</div>
</div>
<p><!-- .rBox -->
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―ルーカスさんが“おそと”と聞いて、思い浮かぶのはどこですか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>そうですね……今は家の庭にいるから、ここかな？引っ越してきたときは雑然としていたんですが、自分たちで少しずつ手入れをしました。八重桜もあるし、柿の木もある。季節ごとに表情が変わってきれいですよ。それに、庭でインタビューをするなんてあまりないでしょ？（笑）。でも、やってみると楽しい。雑誌もイベントも同じで、僕が伝えたいのはそういうこと。新しいことにトライしたり、いつもやっていることの角度を少し変えてみたり、会いたい人に会いに行ってみたり……。そういうちょっとした変化が、日常を楽しくしてくれると思うんです。
</p>
<div class="img-box">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/16images/06.jpg" alt="" /></p>
<p>ルーカスさんの事務所は渋谷駅から徒歩5分。広い庭がついた日本家屋で、都心とは思えない穏やかな空気が流れる</p>
</div>
<p class="osoto-txt marT20">ありがとうございました。</p>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
]]></content:encoded>
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		<title>視点を変えて、おそとを詠む</title>
		<link>http://osoto.jp/tatsujin/kono-saki/</link>
		<comments>http://osoto.jp/tatsujin/kono-saki/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 25 Jul 2013 13:29:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[おそとの達人]]></category>

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		<description><![CDATA[日々の飾らない生活や気持ちを俳句として、素直に、そして健やかに表現する神野紗希さ &#8230; <a href="http://osoto.jp/tatsujin/kono-saki/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/15images/01.jpg" alt="" /></p>
<p class="lead">日々の飾らない生活や気持ちを俳句として、素直に、そして健やかに表現する神野紗希さんは、活動の場を年々広げている今注目の若手俳人。題材が溢れる“おそと”へ出向き、感動したことを自分らしく詠んだ彼女の句は高く評価されています。そこで、神野さんは、どのような視点でおそとを眺め、どのような影響を受けているのでしょうか。桜が満開となった日の東京・国立（くにたち）で、お話を聞きました。<br />
[取材・文／山村光春（BOOKLUCK）、撮影／松山泰三、編集／福田アイ]
</p>
<div class="ttl-sub">
<h3 class="ttl-line">晴れでも、雨でも。今しかない世界を楽しむ</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―まず、ご自身が最初に俳句に触れたときのことを聞かせてください。</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>一番はじめは小学校ですね。地元が愛媛の松山で、正岡子規のふるさとだったので、夏休みに地元の小学生はみんな俳句を作らされる宿題があって。それで出したものに賞をもらったのが、なんとなく嬉しい経験として残ってますね。つばめを詠んだ句だったんですけど、家につばめの巣があって、毎年かわいいなって見ていて、観察日記とかつけていたので。それから高校生になったとき、地元で「俳句甲子園」っていう、高校生同士が俳句で団体戦をするっていう（笑）大会があるんですけど。それを見て「こんなのがあるの？」って面白く思って。言葉を丁寧に使うってことを、同じ世代の高校生がやってるのが驚きで、自分もやりたいって気持ちになったんです。
</p>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―言葉にすることもさることながら、その前の段階の「俳句を詠む目でいろんなものを見る」意識の変化っていうのは当時ありましたか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>もともとキョロキョロする子だったんですね。例えば、「桜がキレイ、でも本当にキレイ？」と、ちょっと横から見るような感じ。俳句をやりだすと、そういう目がとても培われると思います。片道40分かけて自転車で学校に通ってたんですけど、今までは「つまんないな～」って思ってたのが、楽しくなってきたり。晴れてても雨でも。それはそれで俳句の材料になるので。<br />
俳句の世界に、句を詠むためにいろんなところへ行く「吟行」というのがあって。今日みたいに桜が咲いていて、晴れていれば最高なんですけど、雨が降っていても、桜が咲いてなくても、それを楽しむ。「今しか出会えない世界に出会う」ことが、一番大事だったりします。それに、普通の毎日を過ごしていても、同じように見えて違う。それが分かると「明日は何があるかな？」っていうのが楽しみになりますよね。外に行って、雨なら雨でも別に「う～っ」ってストレスが溜まらない。人生過ごしていく上で、いい性格になったなぁって思います（笑）。
</p>
<p><img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/15images/04.jpg" alt="" /></p>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<div class="ttl-sub">
<h3 class="ttl-line">心の視点を耕しておくということ</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―世の中のいろんなものを自分の視点で見るコツはありますか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>みんなが見てないところを見るってことですかね。例えば、桜の木だと、みんなは桜の花を見ますよね。だけど、幹とか根っこを見てみるとか。そしたら木の根の間にスミレの花が咲いていたり、桜の木の下の方に桜の花が咲いていたり。花を詠もうとするとたくさん名句があって、みんなと似たような句になっちゃうと思うんですけど、例えばみんなが見てる視線と変えてみるだけでも違いますよね。ちょうどこの間、仙台に俳句の大会に行ってきて、ジュニア部門を選考してきたんですけど、そこで一番になったのが、まさにそういう俳句で。「花びらは帰ってこない桜の木」。すごくいい句で、普通は花びらが“巣立ってく”とか、“未来へ”とか、花びらを見ちゃうんですけど、その子は離れて行かれちゃう幹の方を見たんですよね。ちょっと視線を変えたり、人が詠まないことを見つけてみたり。難しい言葉は一切いらないですね。日常会話ができる人なら、名句はいくらでもできる。分かりやすい言葉で言われた方が、より深く心に届くと思います。
</p>
<p><img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/15images/05.jpg" alt="" /></p>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―ボキャブラリーの多さというよりは、自分の視点の多さのほうが大事なんですね。</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>そうです、大事です。いろんな場所に立ってみて、自分で見てみた方がいいと思います。ただ、今見て、すぐパッとできるわけでもないんですよね。私も実際、家に戻ってから作ることが多くて。例えば桜の句を作ろうってときに、今日見た桜が出てくることもあれば、前に見た桜の思い出が出てくることもある。実際に見て、“桜”って言葉を少しずつ豊かにしておく、耕しておくと、フッと「桜で句をつくろう」って思ったときに、今見たような感じでできる。なので、散歩される人や、ふだん同じ道を通勤する人は、すごく俳句に向いてると思います。季節の違いがすごく分かりますもんね。はじめようと思ったら、すぐにできる。本当はみなさんのなかで、すでに耕されていると思うので。
</p>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―なるほど、心の視点を耕しておくことも大事なんですね。あと面白いのは、自分の気持ちも、俳句に投影させたりできることですよね。</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>不思議ですよね。本人は意識してなくても、その日によって、うれしい桜と悲しい桜ができたりします。で、見返してみたら「ああ、このとき失恋したんだよな」とか（笑）。俳句は怖いなって思うところはそこですね。同じ自分でも、見え方はその日によって違う。だから、昨日と今日でも違うだろうし、去年と今年でも違うし、見た場所でも違うわけです。
</p>
<p><img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/15images/06.jpg" alt="" /></p>
</div>
<p><!-- .lBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<div class="ttl-sub">
<h3 class="ttl-line">ふだんの暮らしをみつめなおす</h3>
</div>
<p class="osoto-txt">―俳句を詠むという立場で吟行するときと、プライベートな時間を外で過ごすときは違うんですか？</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>ほとんど変わらないですね。基本的には句帳を持ち歩いて、どんなに小さなことでも書き留められるようにしているので。それは言葉だけのメモなんですけど、例えばユキヤナギが咲いていたら「ユキヤナギ」ってだけ書いておく。するとそこが付箋になって「あのときこうだった」とか思い出されるので。そうしていると、飽きないですね。
</p>
<p class="osoto-txt">―ふだんから外で過ごすのは好きなほうですか？</p>
<p>好きですね。ボーッとしていたい（笑）。過ごし方は、やっぱり俳句を作るのと、おいしいパン屋さんでパン買って、紅茶と一緒に持っていってパクパク食べてって感じですかね。ここからひと駅くらいのところに矢川緑地っていうところがあるんですけど、冬にそこへ行ったときカレーパンをかじりながら、歩いていたら…。カレーパンってすごく粉が落ちるじゃないですか。わお！と思って、作った句が「カレーパン齧（かじ）るや屑（くず）がマフラーに」っていう（笑）。外で食べるパンってなんであんなにおいしいんでしょうね（笑）。給食で残したパンも、放課後に食べるのがすごくおいしかったですよね。それをまだ引きずっているのかもしれないです。外でものを食べるとおいしい。やっぱりふだんと違うっていうのがいいんでしょうかね。
</p>
</div>
<p><!-- /lBox --></p>
<div class="rBox">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/15images/07.jpg" alt="" />
</div>
<p><!-- /rBox --></p>
</div>
<p><!-- /clearfix --></p>
<p class="osoto-txt">―そういう意味においては、ふだんのことを少し視点を変えてするのが、俳句を詠むコツかもしれないですね。</p>
<div class="section clearfix">
<div class="lBox">
<p>普通はカレーパンが詩になるなんて思わないけど、それができるのが俳句なんですよ。たとえば和歌は、食べ物のことって詠まないんですね。昔の貴族は「食べる」ということを俗なことだと思っていて、人前で食べるのは恥ずかしいっていう意識があったので。ただ俳句だと松尾芭蕉も、みんなで汁をすすったっていう内容の句があったりするので、食べ物を詠むっていうのも、俳句のひとつの特徴。だからふだんやってることが、そのまま俳句になると思ってくれたらいいかもしれません。あと、たとえば与謝蕪村の句で「葱買（こ）うて枯れ木の中を帰りけり」っていうのがあって。それって確かに今でも、スーパーの袋からネギの頭を出して、枯れ木のなかを帰るってことはやるなと。でも蕪村、あんたもそれやってたの!?　というかネギ、当時から売ってたの?　って（笑）。今を詠むと、今しか通じないって思うかもしれないですけど、俳句はいつでも「今」になる。それは何百年後のことかもしれないですし、逆に今、昔の句を詠んで、何百年前の人の気持ちがありありと分かることもある。だから、たとえ詠んだそのときは孤独かもしれないけど、その句をいつか誰かが詠んで「分かる」って言ってくれるかもしれない。そう思うと、孤独じゃないんですよ。
</p>
<p><img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/15images/08.jpg" alt="" /></p>
<p class="osoto-txt marT20">ありがとうございました。</p>
<div class="info-box">
<img src="http://osoto.jp/tatsujin/images/15images/ttl.png" alt="神野紗希さんに俳句のイロハを聞きました！" /></p>
<p class="osoto-txt04 marT20">—俳句の定義といいますか、何をもって俳句とするのかを教えてください。</p>
<p>一般的には５・７・５で季語が あるものですね。ただ季語がない俳句もあるし、自由律俳句というのもあります。５・７・５と季語のあるものが絶対という訳じゃないので、案外自由なんですよ。
</p>
<p class="osoto-txt04">—その成り立ちといいますか、そもそもどういうかたちで生まれたのでしょう？</p>
<p>もともとは、５・７・５・７・７の和歌から派生したんですね。ですから、貴族たちの優雅な遊びとしての和歌に対して、「和歌の美しい世界では詠まれない素材も使って、どんどん詠んでいこう」という反骨精神たっぷりの“庶民の文化”が「俳句」なんです。江戸時代には、俳諧（連句）という、誰かが５・７・５を詠んだらまた別の誰かが７・７をつけ、それにまた５・７・５と連ねてゆく言語遊戯が盛んにおこなわれていました。そこで、座の人たちに主が「今日この日に集まった」人たちへのあいさつの気持ちをこめて、一番はじめに季節の言葉を一緒に入れて５・７・５ の発句（ほっく）を作ったのが俳句のもとです。
</p>
<p class="osoto-txt04">—そこから発展して、現代では季節的なものを楽しんでそれを詠むということになったんですね。</p>
<p>そうですね、「今を共有する」ってことなんでしょうね。例えば桜の季節に芭蕉の桜の句を詠んでいると、芭蕉と今を共有してるわけなんですよ。今っていうものの代替物というか、今をカタチにしたのが季語なんだと思います。
</p>
<p class="osoto-txt04">—では、俳句は、そのとき、自分が感じたことや、できごとを詠めばいいんですね？</p>
<p>包み隠さず本音を詠むのがいい俳句ですね。ついついかっこつけたりしがちなんですけど、それをせず包み隠さず、そのときの気分をいうのもいいですよね。
</p>
<p class="osoto-txt04">—季語を入れないといけないとか、◯◯しなきゃいけないとか、そういう技法的なところが先に立つところがあるんですけど、成り立ちからするともっと身近で自由なものなんですね。</p>
<p>そう、そんなに堅苦しく考えないで、俳句は「ひとことで今を詠む短い詩」と考えてもらえればいいなと思います。あと「季語」にはいろんな要素があって、我々の生活から出てきたものが季語になったりするんです。例えば、冬は“ドテラ”とか、春だと“剪定”だとか、そういう昔から積み重ねてきた民族学みたいなことが俳句になっていて、動物や植物も季語に出てくるので、生物学とか…あと天文学や気象情報とか、その上に文学もあったりして、ひとくくりにしにくいんですけど、逆に自分の好きなジャンルから入って来てもらえれば結構面白いかもしれないですね。だからまず俳句を作るときは、自分の生活のなかで、外にたくさん出て行って、そこから季語になるものを見つけて、言葉に定着させていくといいかもしれないですね。
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