月別アーカイブ: 2012年4月

街を使って遊ぶ~スウェーデン~

日曜日。
雨降りでOSOTOの人はOUCHIの人となっていたのでした。
のんびりと過ごせた休日の陽も傾きかけ、
ちょっと寂しい気分になってしまった夕方に、
ラジオでも聞きましょうと、スイッチをON。

聞こえてきたのは、音楽。
ではなくて、スウェーデンのトラムのお話。
トラムとは、路面電車のことですね。
ラジオでは、駅が洞窟のようだとか、
屋根にティーカップが乗った食堂車が走っているとか、
スウェーデンの電車のことをいろいろと紹介していました。

もちろんすぐにインターネットで調べてみましたとも。
どうやら洞窟をそのまま生かした駅と言うのは、
地下鉄の駅のことならしく、
しかも蝙蝠が出てきそうな暗~いものではなく、
古代の人が描いたかのような動物の絵が描かれていたり、
天井のへこんだ部分に爽やかな青色が塗られて、
空が覗いているように見えるものだったり。
駅の構内が近代美術で埋め尽くされているかのようなものであったり。

トラムの屋根にティーカップ、というのは食堂車ならしく、
コーヒーとパンが食べれるんですって。
ティーカップ、思っていたより大きかった…。

こういうの、遊び心っていうのでしょうか?
スウェーデンの人たちは、街で遊んでるな~と感じましたね。
街を使って遊んでいるな、と。
この感覚、日本にはなかなかないのではないでしょうか?
公共物の考え方が違うんですかねえ。
どちらの国の人も公共のものを大切に思っているのは同じなのでしょうけど。
もう少し、日本の街にも遊び心が欲しいな、と思うのは私だけでしょうか?
ちょっとした驚きや、くすっと笑ってしまったり、不思議に思って眺めてみたり、
といった楽しみが街にあるといいな~と思います。
皆さんはいかが?

編集部 山本

浜寺公園スプリングフェスタへ行こう!

こんにちは。編集部の山本です。
みなさんの明日のご予定は?
浜寺公園とかいかがですか?
毎年恒例のスプリングフェスタが開催されますよ!

前々から気になっていたんですけど…
スタンプラリーに参加すると、
手作りサモアなるものがいただけるそうなんです(先着500名)。
サモアって何でしょうね?
サモサ?
ネットで「サモア」を調べると、サモア独立国が出てくるんですよね。
これは食べられないし、もらえない…。

そして、今回気になるのは…
チンチン電車が開通100周年ってこと。
思うに、チンチン電車の沿線には、
大阪の意外に知られていない歴史的な見どころ多いように思います。
住吉大社をはじめ、生根神社や妙国寺など神社やお寺もたくさんありますね。

そんな見どころたっぷりの地域を通っているチンチン電車ですが、
そのスピードといい、車窓から見るどこか長閑さを感じる風景といい、
遠足気分を盛り上げてくれること請け合いです。
全線開通100周年ということは、
まだ浜寺公園に砂浜が広がっていたころに開通したということになります。
当時の人たちは、それこそ遠足気分で、
コトコト電車にゆられて浜寺公園を訪れたのでしょうね。

ということで、明日のスプリングフェスタには、
当時を思ってチンチン電車で行ってみるのはどうでしょう?
思わず途中下車したくなる駅がたっくさんありますが、
そこはぐっと我慢して、終点の浜寺公園まで。
チンチン電車の制服を着て記念撮影ができたり、
マツボックリゲームやバルーンアートなども楽しそうですよ~。
まあ私はサモアを狙いますけどね。

スプリングフェスタは10:00~15:00まで、
中央エントランスでやってま~す。
公園は今、八重桜が見ごろだとか。
そして、もう鯉のぼりが泳いでいるとか。
見どころ満載の浜寺公園で春の一日を過ごしてみてはいかがでしょう?
hamadera_pool.jpg

桜並木と賑わう船と

昨日はまさに、お花見日和でしたね。
もちろん私もお花見に出かけましたとも!
いつもは近くの公園でお花見するのですが、
今年はちょっと場所を変えて、大阪市内の毛馬桜ノ宮公園へ。

おそとの達人、御舟かもめの中野さんに取材させていただいたとき、
あまりに川沿いの桜が印象的だったのです。
そのときは青々とした葉を茂らせていたのですが、
「きっと春には素晴らしい風景になるだろう」と楽しみにしていたのです。
今年の春はなかなかやってこず、
毎日、桜はまだかと待ち焦がれ、
ようやく来ましたお花見日和。

地下鉄天満駅に着いてから、
駅地下のデリで食事を調達し、
川側へ開いた出口を出ると
そこは満開の桜のパラダイスであった…。

大川の右岸には屋台がたくさんでていて、
赤い毛氈を敷いた縁台が並び、縁日の雰囲気。
人ごみを避けるなら、左岸がおすすめ。
川沿いに陣取って、対岸の桜並木と行き交う船を眺めながら、
のどかな気分でお花見を楽しむことができました。
hanami.JPG

この公園の雰囲気の何がいいって、
川沿いの見事な桜並木はもちろん、
本当にたくさんの船が目の前の川を行き交うところ。
クルーズ船や手漕ぎボート、アクアライナー、御舟かもめ、水上バイク…
時々静かになる水面には、水鳥がゆらゆら。
船から桜を眺めるのも気持ちいいだろうなと、想像しましたが、
岸からの眺めもまったくもって素晴らしかった!
のんびり、かつ、賑やか。
適度な興奮と解放感が絶妙。

昨日は満開まで後0.5歩。と言う感じ。
まだまだパラダイスは続きそうです。
天満橋は夜のライトアップも美しいので、
夜桜を楽しみに、川沿い散歩もよさそうですよ。

編集部 山本でした!

アートセンターオープニング

ようやく、春満開ですね。
おそとではないかなと思っていたけど、ちょっとおそとかも、と思ったお話。
大阪府の施設で”江之子島アートセンター”というのが、
この4月にオープンしています。
現在、そのオープニングイベントが15日まで開催されているのですが、
ここは普通の美術館や博物館などとは、ちと違うらしいです。

アートセンター、アート…。
ある年齢以上の人とアートの話をすると、
「アートは見るもの」という概念が強いことを感じます。
そして、美しい物、感動するもの。
だからなのか、公共施設で「アート」と名がついていると、
シーンとした精緻な空間に、
整然と作品が並べられている。
来館者はただだまって、あるいは同行者とひそひそと会話をかわす。
そんなイメージを抱いてしまいます。

ところが、このアートセンターのホームページを見てみると、
画面がなんだか騒がしい。
コンセプトは、「多元創知」。
多元主義というものがあるのだそうで、
wikipediaによると、
“総合的には多様性を容認・肯定するという立場である”とのことです。
多元創知というのはどうやら、
たくさんの人がそれぞれの意見や立場、考えを持って集まり、
その交流によって創造がうまれる、というような意味みたい。
江之子島アートセンターのホームページには、
館長の甲賀雅章さんの言葉が紹介されていますので、
ご覧いただければ、「なるほど!楽しそう!」と思います。

で、おそととのつながりですが、
最もわかりやすいのが将来的な展望として、
クリエイターたちが街へくりだそうとしているところ。
館のなかでの展示だけだでなく、
街へ、外へ、飛び出して、
大阪全体へクリエイティブな活動を広げることを謳っています。
またアートを都市で展開する社会実験もおこなう予定だそう。

アートセンターは、
大阪がクリエイティブな創造する都市へと向かう核になる。
そんな予感がします。
現在開催中のオープニングイベント「創造しい人々」で、
7日は13:00から、
様々なゲストスピーカーを迎えてのオープニングリレートーク、
19:00からは、パフォーマーの演出もある
ハプニングパーティー(1,000、事前予約制)などがおこなわれます。
ハプニングパーティーって…
サプライズパーティーよりも面白そう。
リレートークにはOSOTO編集長の忽那裕樹も出るとか出ないとか。
(絶対出没します出ます!)

8日以降は毎日ワークショップが開催されます。
7日と14日は、カフェスペースとカフェテラスでピクニックもやってま~す。
ということで、私も騒々しく創造しに行きたいと思います。

長くなりましたが、
まずはアートセンターのホームページをご覧になって、
楽しむ気満々で、
オープニングイベント開催期間に行ってみるのがよろしいかと。
会場でお待ちしていますよ!

編集部の山本でした~。

祝・トップページリニューアル

こんにちは。編集部の山本です。
既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
OSOTOのトップページをリニューアルしました!
それに伴い、新コーナー&フェイスブックもはじまります!

新しいコーナーはふたつ。
“四季の企画室 野の”さんによる、毎月のおそとの変化を綴った歳時記
「月を仰げば、満たされること」。
そして、月毎の行事にあわせたお弁当を提案する、
「弁当男子のおそと弁当」。
お料理好きの男子が、おそとにぴったりなお弁当作ってくれます。
どちらも4月中旬ごろにアップされる予定ですので、お楽しみに!

ツイッターで#osotoweb をつけてつぶやいていただくと、
トップページのタイムラインに表示されますので、
OSOTOに対するご意見やご要望をつぶやいてくださいね。

フェイスブックはできたばいかりで、まだまだ発展途上です。
これからフェイスブックの特徴を生かして、いただいた意見を反映させつつ、
充実させていきたいと思います!