月別アーカイブ: 2010年5月

取材中2・・・

こんにちは。編集部の山本です。
今日は夏号の打合せで京都のとある山まで行ってきました。
雨が降って足元は悪かったのですが、
竹の緑がとても美しかったです。
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竹はこの時期に葉を落とすそうで、「竹の秋」と言うんだそうですよ。
一面が竹の葉の絨毯で楽しくて、
すべるのを注意しながらもちょっとテンション高めでした。
ま、明日は確実に筋肉痛ですけど・・・

撮影協力者求む!

OSOTO夏号の取材に協力していただける方募集しています。
森林セラピーを体験している様子を撮影します。
5/27(木)13:00から、高野山でおこないます。
詳細は別途お知らせしますので、
ご興味のある方はこちらのアドレスへメールください。
info@osoto.jp

ご連絡お待ちしています!

編集部 山本

只今取材中・・・

こんにちは。編集部の山本です。
ただいま夏の記事の取材が進行中。
来週と再来週にもひとつずつ入る予定です。

今日は奈良に行ってきました。
自然たっぷり、空気がおいし~いところ。
詳細は記事をお楽しみに❤
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今日は雨なので…

こんにちは。編集部の山本です。
今日は雨。
なのでおそと本連想ゲームをしたいと思います。
おそと本と言っても、おそとへ持って出かけたい本、美しい風景を想像させる本、
おそとへ出かけたくなる本など様々です。
つまり、私の個人的な選書ということで。

まずはじめに ブルーノ・ムナーリ作 須賀敦子訳
『木をかこう』
絵を描くのは好きですか?
木の絵はどうでしょう?
たくさん枝があって、葉もいっぱい茂っていて難しい~と感じたことありませんか?
私は絵を描くのがとても下手なので、
木の絵なんてとてもじゃないけど上手に描けません。
でも、この本にはそんな木を描くための、
実はとっても簡単な「規則」が書かれています。
ペンと紙をもってページを開いてみてください。

つぎに紹介するのは、須賀敦子著
『ヴェネチアの宿』
連想のキーワードは須賀敦子さん。
タイトルになっている『ヴェネチアの宿』というエッセイが、
読む人をヴェネチアの街へ連れて行ってくれるのです。
ヴェネチアの話だけではなく、パリや日本でのお話もあり、
冷静な描写の中に様々な感情(激情といってもいいかも)が込められた、
読む度ごとに深みのある文章です。
誰もいないヨーロッパの石畳の街にひとり残されたような、
そんな情景が思い浮かぶので、私の中ではおそとな1冊なのです。
(私的な紹介ですみません)

そして、次は川端康成著
『古都』
川端康成って難しそう、という方にも読みやすいのでおすすめ。
京都を舞台にしたお話。
祇園祭で出会ったふたりの若い娘の運命の話。
言葉が美しいので知られた川端文学らしく、
北山杉の森や京都の町の賑わいなどが、美しい日本語で綴られています。
須賀敦子さんは川端康成など日本文学をイタリア語に訳されています。つながり。

最後に森見登美彦著
『夜は短し歩けよ乙女』
京都つながりです。
京都の大学を中心に繰り広げられる、
主人公である「先輩」と先輩が恋した「黒髪の乙女」の物語。
登場人物がひとりひとり個性的(というレベルではありません)で、
話がどちらを向いているのかわからないながらも、
ぐいぐいとストーリーに引っ張られる感じ。
つまりスリリングでファンタジック。でおもろいのです。
おそと的には、タイトルのとおり乙女が夜の京都の町を歩くわけです。
実際の場所が出てくるので、
「あの辺りで乙女は%○×*△…」
「先輩はあそこで%○×*△…」
となるわけです。
京都の地理がわからない方は、
「どの辺りで乙女は%○×*△…?」
「先輩はどこで%○×*△…?」
となって、京都の町を歩きたくなる。という具合。

さて、長々とくどくどと私的な紹介をしてしまいましたが、
ここまでがんばって読んでくださった方、ありがとうございます。
では、続きは次の雨の日に(えっ続くの?!)

靭公園バラ祭

こんにちは。編集部の山本です。
昨日、一昨日と靭公園バラ祭に参加していましたので、その報告を。
靭公園というのは、大阪市内にありながら緑が豊かでテニスコートなどもあり、
バラ園が見事な公園。
周辺におしゃれなカフェなども多い、人気スポット。
でも実は、「50年ほど前は空港やったんやで~」とは、
隣のYMCAブースのおじさん。
だから細長い形をしているのですね。

と、それはさておきイベント自体の感想を。
2日とも、すっっきりと晴れて、素晴しい屋外イベント日和。
今回OSOTOでは、
雑誌OSOTOの記事の一部やおそとグッズの展示をおこないました。
こちらで紹介したピクニックセットやスモークキットZoomArtなんかも
実際に近くで見ていただくことができました。
そして、メインの展示はこちら!
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ピクニックを楽しんでいる様子を見てもらうのが、
一番おそとの楽しみを伝えることができるかと…
当日いらした方々、伝わりましたかね?

昨日はバラ園で本物のWedinngもおこなわれ、
おそとが最高に楽しい日でした。

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式の最後に、会場に集まった人々が色とりどりの風船を空に放すと、
青い空に鮮やかな色が映え、
自然に「おめでとう~」の声があがっていました。

事前にカップルの募集をしているらしく、選ばれたおふたりだそうです。
来年はわれわれこそが!という方、靭公園でのWedinngはいかがでしょうか?

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浜寺公園ばら庭園

こんにちは。編集部の山本です。
寒くなったり暑くなったり、ころころと変わる天候に右往左往しています。
浜寺公園に行った今週の火曜日も、
「5月ですよ!」と空に言いたくなるぐらい寒い日でした。

浜寺公園には大きなばら園があり、園のそとにもばらの香りが漂っていました。
ハチのように、思わずふらふらと香りに誘われて園内へ。
たくさんの種類のばらの花があり、同じ花とは思えないほどの色、香り、形。
写真を撮ったものだけでも紹介します。
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左上から時計まわりに、
リリー・マルレーン:女優のような名前!深みのある赤がまさに「薔薇」という感じ。
ウィリアム・モリス:ウィリアム・モリスのデザインを思い起こさせる、
 ややくすんだピンクと層の厚い花びらが魅力的。
ゴールデン・スリッパーズ:濃いオレンジと黄色の混ざった花。
 つぼみと開いた花の色が違うのも不思議な花です。
 スリッパーズという名前も不思議。
プリンセス・アイコ:これは愛子内親王のためにつくられた花なのでしょう。きっと。 やわらかいピンクが優しい花でした。
ゴールド・バニー:花の大きなツルバラ。明るい黄色が鮮やかでした。
ブルー・ムーン:紫のバラ。とある漫画を思い出し、思わず・・・

と、たくさんのばらが咲いていました。
この日曜日には浜寺公園ローズカーニバルも開かれるので、
きっと賑やかになるでしょう。
夜間ライトアップも23日までおこなわれています。
こちらは、行ったことがないので私も行きたい!と思っています。

さよならゴールデンウィーク

こんにちは。編集部の山本です。
ゴールデンウィークが終わってしまいましたね。
お天気続きで、真夏日の地域もあったそうですね。
大阪も暑かったですよ~。
昨日、連休最終日であることをおしみつつ、
箕面で社会実験として川床をおこなっていると聞き、
電車に揺られて箕面を訪れました。

まぶしい陽射しに新緑が照らされているのを見ていると、
以前、嵐山で英語俳句教室を紹介した際、
緑の竹の間からもれる光をgreen lightと英語で表現すると
先生に教えていただいたことを思い出しました。
初夏の陽気の箕面では、
モミジの若葉によるgreen lightが空気を染めていました。

箕面の川床は、そんな緑に包まれた川沿いに点々と設けられています。
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今回は、16日までの試験実施だそうです。
夏にもぜひおこなって欲しい!と思いませんか?

中之島マルシェ

こんにちは。編集部の山本です。
今日からゴールデンウィークという方もたくさんいらっしゃるのでは?
街にもそんな気配が色濃くただよっています。
そんな街のど真ん中、中之島公園でのマルシェに行ってきました。
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こじんまりとした感じですが、野菜や梅干、海鮮(鮑!)など新鮮な品揃え。
蕨がワラ灰つきで、ひと束200円!
「蕨ご飯やおしたしにすると美味しいよ」とすすめられて購入。
丁寧にあくの抜き方を教えてくれたおじさんの手が真っ黒で、
この手で摘んできてくれたんだな~と、感謝の気持ちがわきました。
ちなみにあく抜きの方法は、沸騰したお湯にワラ灰をいれ、
蕨にさっとかけるだけ。なんと簡単!

違うお店で、こちらも自然で育ったセリを購入。
「栽培したものとは香りが全然違う!」とのこと。
さっと湯がいて、鰹節と醤油でいただくのがおすすめ。

それにしても、太陽の光を浴びながら買い物をするって
すごく気持ちがいいですね。
野菜たちの自然の色を見ることができるし、
売り手も買い手も、自然に笑顔になります。
昔は商店街などで、こうやってお店の人と会話しながら
買い物していたんだろうな。
今は簡単に野菜の調理法などを調べることができるけど、
お店のおじさんに教えてもらうのも楽しいものです。

今日の晩ご飯は、蕨ごはんとセリのおしたし。
大地の恵みを感じる食卓になりそうです。