月別アーカイブ: 2011年1月

公園ノートアップしました!

こんにちは。編集部の山本です。
公園ノート更新のお知らせです。
今回は服部緑地とりんくう公園。
それぞれの公園の特徴はというと・・・

服部緑地は充実した施設の数々。
公園ですから、球場やテニスコートなどの各種スポーツ施設はもちろんのこと、
乗馬クラブやユースホステル、野外音楽堂にレストラン、そして夏はプール!
そうそう、民家博物館も植物園もあるのです。
あと、服部緑地のいいところと言えば、駅から近いということ。
ピクニックやBBQの際はどうしても荷物が重くなるもの。
駅から近いと随分助かります。
その上、最寄の市営地下鉄「緑地公園駅」と公園を結ぶ緑道も、
大きな木が道の両側から木陰をつくっていて心地よいですし、
公園へ向かって下り坂になっているので駆け出したい気分になります。
気分が自然に盛り上げる、服部緑地への序曲といった雰囲気です。

りんくう公園は、何と言っても、海!
大阪湾に向かって細長く広がる公園です。
マーブルビーチのそばのBBQ区域で
焚き火の撮影をしたことがありますが(雑誌『OSOTO』vol.06)、
見渡す限りの海についつい見とれてしまいました。
そうそう、海のそばにはよく松が植えられていますが、
りんくう公園にも松の木が植栽されています。
マツの落葉がBBQのときは重宝するってご存知でしょうか?
マツの葉は燃えやすく、
炭に火をつけるときに一緒に燃やすと火が着きやすいんです。
って、マメ知識でした。

りんくう公園の海では海水浴はできませんが、
白い玉石のビーチの向こうに広がる紺碧の海を眺めながら、
のんびりBBQや散策をするという大人の楽しみに向いていると思います。
そんなときは
女子は白いワンピースと麦わら帽子必須です。あ、夏のイメージだった。
冬、冬は・・・トレンチコートの襟を立ててくださいね。

とまあ、それぞれの特徴を持った公園です。
何はともあれ、一度行ってみてください。
もちろん、その前に公園ノート、チェックしてね❤

夜の心斎橋

こんにちは。
突然ですが、ユニクロ知っていますよね。
では心斎橋のユニクロに行ったことは?
グローバル旗艦店として、昨年夏にオープンした店舗です。
メディアでもよく取り上げられていたかと思います。

先日、夜心斎橋を歩いていて、ついに目撃することができました。
店舗を、というわけではありません。
日中周辺をうろつくことがあるので、場所は知っているし、
もちろん通るたびに見てはいました。
が、夜に見たのは2回目。

では何を見たんだと。
ビルの外壁、つまりファサードの変化です!
壁面に照明が組み込まれていて、
色が変わって映像のように楽しめるのです。

以前に見たときは、赤と白の縦じま。
賑やかな心斎橋でも目立つ、はっきりとした色合い。
でも動かない。
先日見たのは、変化するファサードです。
見ている間にころころと変わって、もう写メも追いつかない!
(って、後で動画にすれば良かったんだと気付きました。トホホ)
上手くこの感動が伝わるといいのですが、
とりあえず撮影できたものをお見せしましょう。

まずはピンク(紫?)。
おお~はじめて見た色だ~、と感動。
(まだ落ち着いています)
IMG_0401.jpg

お、パッキリとした赤色になったな~。
(まだ大丈夫)

IMG_0403.jpg

よく見れば、「ユニクロ」と書かれているではないですか。
しかも、アルファベットとカタカナが入れ替わって。
(驚きとともにちょっと動揺しはじめています)

IMG_0405.jpg

カラフルな面がころころと入れ替わっています。
これは写真では伝えられないよな~。
(って、動画機能のこと忘れてる?)
IMG_0406.jpg

1枚目の写真に写っている手前のビルもファサードが光っていますが、
これは変わりません。
内側から照らして、壁面に描かれた模様を浮かび上がらせる、というもの。
これも確かに美しいのですが、
やはり動くものに目がいく(猫?)というか、
ついついユニクロの方を見てしまいます。
他にどんな模様があるのだろう?って興味もわきますよね。
もうこれは、入れ替わる瞬間をぜひ見て欲しい。
って、動画があれば良かったんですけどね。すみません。
まあ、自分の目でおそとから見て欲しい!
とも思いますし。
いいではないですか(自分で納得)。

ということで、新しい夜の心斎橋を楽しみに、
おそとへ出かけるのも悪くないですよ~。
編集部 山本でした~。

本当はおそとへ出かけたいんですが・・・ね

こんにちは。
正直、最近全くおそとへ出かけていないので、
OSOTOをクビになるんじゃないかとびくびくしています。

唯一おそとに出るのは通勤のときぐらいでしょうか。
毎日バスも含め、往復で約2時間。
その間、もっぱら読書していますが・・・。
って、全然おそとを楽しんでいない???
まあせっかくなので、久々に本の紹介をさせてくださいな。
おそとを感じる本ばかりですから。
(と、強引に話をもっていく)

昔から何冊かを同時進行で読む癖があり、
(右手と左手に違う本を持って読んでいる・・・
という意味ではありません。念のため)
出かける際に、今日はどれにしようかと選ぶのですが、
それは気分・天気・急ぎ具合などで変わります。

今読んでいるのは、この3冊。
『その街の今は』柴崎友香著
『水辺にて』梨木香歩著
『陰りゆく楽園-外来種vs.在来種の攻防をたどる』
              アラン・バーディック著 伊藤和子訳

『その街の今は』は、
カフェでバイトをしている歌ちゃんの日常を描いたお話。
歌ちゃんは、古い大阪の街の写真を集めています。
ときには写真だけではなく、昔の大阪を知る人との出会いがあったり、
かわりゆく街と、そこに生きる今の若者との対比を面白く読んでいます。

私も”長堀通り”が堀川だったときや
“心斎橋”が本当に橋だったときの様子を見てみたいな、
写真探してみようかな、なんて。
古い写真を片手に街を散策するのも楽しそう、と思いながら読んでいます。
これ空気のピーンと張った、寒い晴れた日に読みたくなります。

『水辺にて』は、エッセイ。
著者がカヤックで漕ぎ出した、
海外や日本の水辺についてのお話。
ちょうどダム湖についての項を読んだところです。

その項で著者は、資料館でダムの下に沈んだ街の様子を知り、
街の地図をなぞるかのように、水面を移動する。
すると、目の前に現れるかつての子どもたち。
もちろんそれは著者の想像なのですが、
ものすごく生き生きと描かれているので、
自分がその水面にただよっているように感じられることもしばしば。

梨木さんのどの著書を読んでも、風景や自然に関する描写には感動します。
そこに、彼女自身の記憶、想像、感情が絡まって、
読んでいるこちらの空気や匂いまで、
描かれている景色に溶けていくかのように感じます。

雨の降る、水槽に閉じ込められたような日に読みたいのですが、
水辺にいる感覚があまりにリアルで、
もう少し暖かくなってから読みはじめれば良かったな、
と思っています。

『陰りゆく楽園-外来種vs.在来種の攻防をたどる』は、
物語のような、生態学に関する書籍。
そこに描かれている生態系の危機は事実なのですが、
生物の戦略が巧みさに、フィクションのように錯覚してしまいます。
この本を読むまで”ミナミオオガシラヘビ”というヘビの名前も知らなかったので、
そんな”エデンの園”にいたヘビみたいに、
したたかなヘビが実際にいるなんて信じられない!
(この書籍の原題は『OUT OF EDEN』)
そんな驚きを禁じえません。
どこからか移入してきたミナミオオガシラヘビのせいで、
グアムで鳥類が激減している。
なんて読めば、これは物語なの?と思ってしまう。
でも、それが真実なのです。
そして、それら外来種の移入に大きく係っているのが、
私たち人間の移動。
飛行機や船のわずかな隙間に潜んで、
彼ら自身の力ではたどり着けるはずのない地へ上陸し、繁殖する。
でも、彼らはただ生きているだけなんですよね。
狭くて安心できる隙間があったから入ってみて、
気付いたらなんだか前と様子が違う。
でもまあ食料もあるし、仲間と出会えば繁殖もする。
ライバル(競合する他の生物)も天敵もいない、
となればどんどん増える。
そんな生物の、当たり前のサイクルを繰り返しているだけなんですよね。
恐ろしい現実に慄きながら、
どうすればいいのか、と足りない頭を悩ませながら読んでいます。
じっくりと、事実を噛みしめつつ。

これは、余力のあるときに取り組みたいので、
頭を使わなさそうな仕事のときに・・・。
原稿が溜まっているときなんかは絶対に選びません、はい。

ね、選んでいる本が結構”おそと”でしょ。
ちょうどタイミングよくそんな時期だっただけで、
ものすご~くインドアでアングラなものを読んでいるときもあります。
が、おそとへ出ていないから、
心が勝手におそとを感じれるものを求めたのかも。
なんていうと、出来すぎ?

ではでは、本の紹介をすると、
文字数が多くなってしまって、すみません。
次のブログの更新こそは、本当のおそとのネタを!
と、心に誓う編集部山本がお送りしました。

take me to the outside!

こんにちは。
年始のばたばたでブログの更新が滞っておりました。
すみません。
更新のお知らせも・・・

というわけで、
「take me to the outside!」をアップしています。
今回は”あかり”です。
街を愛するあかり、
ちょっと変わったあかりの作品たち、
夜空のあかり、
の3つのあかりを紹介しています。
ぜひご覧ください。

                   

明けましておめでとうございます

たくさんの方に、おそとで過ごすって楽しい!
と改めて感じていただけるように、
今年もおそとの魅力をたくさん伝えていきたいと思います。

まずは手始めに、年の初めのおそとと言えば・・・
そう、初詣。
関西では一番参拝客が多いという、伏見稲荷に行ってまいりました。
我が家では、初詣は伏見稲荷と決まっています。
しかも、山頂の一ノ峯にお参りするのが慣わし。
有名な赤い鳥居が並ぶ道をひたすら登ると、
時々雪が残っていたりして、
徐々に気温が下がっているのかな、と感じたりします。
IMG_7077.jpg

が、なぜか今年は歩くのが楽しくて、
頬にあたるひんやりとした風を心地よく思いながら、
早足で登りきってしまいました。
まあ、うさぎ年だからと言って、
跳ねるとまではいきませんでしたが(笑)

でも、下りの道でみつけた狐さんは、飛んでいました。
よく見るとちょっと顔、怖いですね。
IMG_7085.jpg

と、こんな感じで、
くだらないことも交えつつ、
おそとの楽しみをお伝えしていきたいと思います!

それでは、今年もOSOTOをどうぞよろしくお願いします。
                        編集部 山本