月別アーカイブ: 2012年11月

落ち葉いろいろ

こんにちは。編集部の山本です。
昨日の帰り道に、ふと、秋の香りを感じたのでそのお話を。

自転車で疾走中、春には美しく咲き誇るであろう桜、
今は黄や紅に染まった葉をほとんど落とした、その木の横を通った瞬間。
ふわっと漂ってきたのは、桜の葉の香り。
桜餅の何とも言えない、甘いようなしょっぱいような春の香りです。
ところが、周囲に梅が植えられている公園の横では、
全く何も香りがせず。
梅は、花が咲いているときはあんなに甘い素敵な香りがするのにな、
桜は、誰もがその姿を喜ぶけれど、花の香りはあまりしないな、
不思議だな。
どちらかのほうが綺麗で、香りがいい!というわけではないのがいいな、
それぞれ違ういいところがあるんだな、
とほわんとした気持ちで帰りました。

そして、なんだか気になって、朝になって公園で葉を拾ってきました。
ochiba.jpg

左の3枚が桜の葉。
間に小さなイチョウの葉を挟んで、一番右が梅の葉。
桜の葉はやっぱり、桜餅の香りがします。
特に葉裏の方に香りが強いですね。
梅の葉はう~ん、土の香り・・・。
落ちていたのを拾ったからかもしれませんね。
野生の香りです(笑)。

香りだけでなく、形も大きさも色もみんな違って、なんだか愛しくなりません?
葉っぱって可愛いなあ。
そんな葉っぱの可愛らしさを生かした、
11月の弁当男子の「行楽手鞠おにぎり弁当」の、このショット!
bento_top.jpg

これも可愛いでしょう?
公園のテーブルにクロスをかけて、いっぱい並べてパーティーしたくなるでしょう?
お子さまにもおすすめですよ~。

ついつい、花にばかり目がいってしまいますが、
葉っぱも香りも、
これからの季節なら、葉を落とした木のシルエットも、
植物にはいろいろな個性があって楽しめます。
今日はちょいと寒いですが、
お天気の日にはお出かけしようっと!

秋の一日~生駒編

こんにちは。編集部の山本です。
今日は全身ガッチガチで、ギクシャクしております。
ええ、ええ、昨日ありましたよね、あれ。
大阪マラソンに出場!
してきたわけではないです。はい。
大阪を駆け抜ける、ランナーたちを尻目に近鉄奈良線に飛び乗り、
生駒山まで行ってきました!のです。

次回TOHOSOTOの下見もかね、
久々に山の空気が吸いたくなったこともあり、
運動不足過ぎてナマった体に喝を入れるぞ!!!
と息巻いて。

近鉄奈良線生駒駅から、
ファンシーかつファンキーなケーブルカーに乗り、
一気に生駒山頂まで!
大阪平野を一望!
してからの、
いきなりの下り。
IMG_5381.jpg

目にも彩な紅葉

膝が笑い出すころに着いたのが宝山寺。
これがまた秘境の雰囲気で、
海外旅行?もしかして、時間旅行?!
とテンション急上昇。
こじんまりとした境内の広さもまたよし。
お、なんだあの岸壁は!そしてあそこに鎮座しているのは!
(私の脳内ナレーションはこんな感じです)
弥勒菩薩像がありました。
信仰の強さを感じます。
houzanji.jpg

たくさんお堂があります。岩の窪みには弥勒菩薩像。

さて、膝も正気に戻ったところで、
そんな秘境感のある宝山寺を後にして、
等高線を横に歩く感じで、生駒山の奈良側へ。
舗装された平坦な道なので、へっちゃらぷ~。
ちょうどお腹も減ったころについたのが、
景色美味し、味美味し、のスリランカレストラン”ラッキーガーデン”。
大根のカレーとポークのカレー!
そして、珍しい!旨い!とみんな感激のデニッシュ生地のナン。
朝採りの野菜も新鮮で、見渡す限りの奈良盆地も雄大で、
ここに来ただけでも満足!と思えるレストランです。
luckygarden.jpg左上がひとり分のプレート。これに、2種のカレーとナンがついて1,600円!(Aコース)そして、羊もいます。カワユイ。

いえ、でも今回はTOHOSOTOの下見もかね、
久々に山の空気も吸いたく・・・(以降繰り返し)。

ということで、今度は徒歩で一気に暗峠まで!
これが、あなた、結構な、上り坂で。
傍らに広がる見事な棚田を眺めるフリして脚を休めつつ、
なんとかかんとか、峠に辿り着き、
峠の茶屋”すえひろ”にも惹かれつつ、
なるかわ園地へと向かいます。
で、また登り坂。
「さっき峠まで登ったやんか!なんでまた登りなん!」
と笑いを通り越して怒り出しそうな膝を労わりつつ、
次にたどり着いたのが”なるかわ園地ぼくらの広場”。
ここもまた大パノラマの景色。
その詳細は、次回公園ノートでご紹介しますね。
(宣伝入りました!)
そして、もはや大爆笑しっぱなしの膝をなんとか進めて、
府営公園”枚岡公園”へ向かう”神津嶽コース”を歩きます。
下りはこれまた膝がよく笑う!
膝だけじゃなく、笑いがこみ上げてきたりして。

枚岡公園のもみじは5、6割りといったところでしょうか。
お天気も良かったので、家族連れでハイキングしている方がたくさんいましたよ。
絶景の紅葉スポット豊浦橋にも、まだ青い葉が多く混じったモミジの枝がかかっていました。
紅葉は、今週いっぱいが見頃かもしれません。
枚岡公園なら最寄りの「枚岡駅」か「額田駅」まで、
近鉄奈良線に乗って、20分ぐらい。
週末にちょっとハイキングにはぴったりですのよ。
次はそっちのコースにしようかな・・・ですのよ。
momiji.jpgカエデ(上)とマユミ(左下)、そして豊浦橋でモミジを見ていた親子。

というわけで、マラソンを走ったわけではないですが、
かなり全身ギクシャクしている本日。
筋肉痛に襲われるたびに、ちゃんと鍛えよう!と思うんですけどね。
なんでかね。
なかなかね。
明日から歩くかね。
という一人問答を、山登りの後には必ず繰り返します。

大阪の近くで、こんないい山登りコースあるよ~、という情報があればぜひ教えてください。
私も生駒山登ったよ!という感想も。
筋肉痛体験談でもいいですよ(笑)。
お待ちしてます!

水都大阪フェス

こんにちは。
編集部の山本です。

イベントレポートはもうご覧になっていただけましたでしょうか?
先月開催された、水都大阪フェス2012について、
3名のサポーターの方に、レポートを書いていただいています。
フェスに行かれた方も、行かれなかった方も、
3人3色のレポートですので、ぜひご覧ください。

さてさて、フェスの内容については、
レポートやサポーターさんのブログを見ていただくとして、
私も私なりの感想をひとつ。

「水都大阪フェス」ってどんなお祭り?
と聞かれると、実はちょっと困ります。
というのも、一言で説明するのは難しい。
どんなプログラムがあるの?
と聞かれると、
アートがあって、音楽があって、ヨガがあって、美味しい飲食ブースがあって、
と説明することはできるのですが、
そういうことが言いたいわけでもない。
2011年、2012年と、OSOTOの編集長がこのフェスのディレクターのひとり、
ということもあり、
手放しで人におすすめしたいイベントなのですが、
上手く説明できない、というジレンマを感じていました。
実は。

今年の開催も終わり、ひと月を過ぎようとしている今、
思ったことをつれづれ、綴ってみます。

私は、今年は、ケータリングカー”CARNIVAL KITCHEN”のスタッフとして
関わっていました。
その関わり方が良かったのかも、と今になって思います。
というのも私たちのテントが中之島公園の芝生広場が見渡せる場所にあり、
たくさんの人たちがピクニックを楽しんでいるようすを眺めることができたから。
ひと目でわかるぐらい、昨年よりも明らかに多くの人で賑わっていたので、
フェスの認知度アップとともに、
まちなかの公園でピクニックすることの気持ちよさも浸透しているのではないか、と感じました。
なかには、フェスの期間以外でも
こうやっておそとで食事をしたり、おしゃべりしたり、
ということを楽しもうと思ってもらえた方もいるはずです。
まさに、そこ、なんだと思ったんです。

フェス期間中にピクニックをしてみたら、思いのほか気持ちよくて、楽しくて、
また中之島公園でピクニックをしてみよう、とか、
家の近くの公園も気持ちいいかも、とか、
今度はあの子にも声をかけてみようとか、
そうやって何かのアクションのきっかけになるのが水都フェス。
そうして、思い出がたくさん重なって、
まちを好きになる、のがこの水都大阪フェスなんじゃないかな、と。

水都大阪フェスは、たくさんの人が関わることも目指しています。
ボランティアとして参加するのももちろんですが、
今年は公募プログラムというものもありました。
このフェスの期間にやってみたいプログラムを一般の方から公募したのですが、
お客さんとして訪れるより、プログラム提供者として、
より深く関わった方がいい。と断言できます。
だってお祭りですから。
阿波踊りで言うところの、
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々!」ってやつですよ。
踊ってお祭りに参加したら、もう絶対次の日からまちを見る目は変わります。
絶対。

なんでまちを好きにならなきゃいけないのか、ということについては、
意見がたくさんあると思います。
単純に、好きなまちに住んだほうが毎日楽しいと思います。
豊かな暮らし、幸せな生活の定義は様々ですが、
身の回りに「好き」がたくさんあったほうが、幸せなことは確かです。
その「好き」はまちに対しても言えますよね。
私は、好きなまちに住みたいです。

自分のいるテントブースから、
芝生の上で気持ちよさそうにピクニックを楽しんでいる人たちを見る。
それはとても幸せな風景でした。
そうして、また大阪が好きになりました。

こういったイベントでは、来場者数といのがイベントの成功のひとつの指標になりますが、
個人的には、どれだけ多くの人がフェスに来たかより、
ひとりひとりの満足度が知りたいです。
きっと高得点だと思うんだけどなあ~。

長々と書いてしまいました。
水都大阪フェスとは?と聞かれたら、
まだやっぱり一言では説明できそうにないけれど、
ちょっとお時間いただけるなら、
その魅力を伝えることはできそうです。
そのときは、
「あなたは、自分の住んでるまちが好きですか?」
という質問から、まずははじめましょうかね。

今日の打合せ

こんにちは。編集部の山本です。
今日は12月の「弁当男子のおそと弁当」コーナーの打ち合わせをしました!
ド~ン!
bentoのコピー.jpg

イメージのイラストを弁当男子が描いてくれましたよ~。
ふんふん、ワインらしきものとパンがあるわけですね。
で、プレゼントもあると。
12月とプレゼントときたら、あれですよね~。
でも、肝心のメインがわかりませんぞ?
海苔巻きか?いやいやいやいや…。

では、もう1枚。
ド、ド~ン!
bento_2.jpg

メインの断面図。
巻物の下にあるのは、ソースですかね~?
そ〜っすよね~。
でも何かわわかりません。
ということで、12月のアップをお楽しみに!
早く撮影したいっす。
(食べる係りより)

諸々更新情報

こんにちは。編集部の山本です。
OSOTOの諸々更新情報をお知らせします!

まず、「月を仰げば、満たされること。」
10月の更新です…。
今回は、神無月、「草」がテーマです。
世の中にたくさんの草がありますが、
そのひとつひとつに名前があって、
名の由来もそれぞれで…、
と考えるとその先に驚くほど広い世界が広がっているように感じます。
ちなみに草の香り、それも立ち話の手持ち無沙汰にちぎってしまった草の、
青い香りが好きです。

そして、「弁当男子のおそと弁当」。
お散歩ピクニック弁当として、秋鮭とかぼちゃのキッシュを紹介しています。
ゴロっとたっぷり入れたかぼちゃにボリューム感があって、
食べごたえもバツグン!かぼちゃの甘さと秋鮭の塩っけも食欲をそそります。
ちょっとピクニックにお出かけして、こんなキッシュを食べれたら、
毎日ピクニックに行きたくなりそう。

そして、11月のイベント情報も更新しています。
大阪府営公園で11月に開催されるイベントと、
12月に実施されるもので、現在申込み受付中のもの。
寒い季節になってきましたので、室内でおこなわれる工作なんかがおすすめですね~。
クリスマスやお正月の飾りなんか作りたいです!
府営公園以外では、今週末に開催される「千里キャンドルロード」もおすすめですよう。
なんと9万個のキャンドル!
千里ニュータウンができてから50年を記念するイベントです。
で、現在暮らしている人口と同じ9万個のキャンドル。
街に対する愛情を感じます。

またいろいろアップされたら、ブログでもお知らせしますね。
では!これからもOSOTOをどうぞよろしく~。

イベントレポート更新

編集部の山本です。
さてさて、急に寒くなってきましたね。
風邪をひいちゃったなんて言わないでくださいね!
おそとの季節はこれからですよ!

と、今日はお知らせです。
10月におこなわれた水都大阪フェス2012のレポートを、
水都サポーターの方に書いていただいています!
3名の方に書いていただく予定なのですが、
まずひとり目のぐっちさんによるレポートをアップしました。

紙芝居も裏庭映画祭も、どちらも私はちらりとしか見れなかったので、
こうやって画像つきで紹介していただけるのは嬉しいことです。
そして、読むと、こんなプログラムがしょっちゅう公園でできたらいいのに!
と思います。
「今日は紙芝居が見れるから公園に行こう」、
ではなくて、
「いつも何かやってるから、今日も公園に行こう」
って思いたい!
それで、何もない日も
「じゃあ今日はのんびりしよ」ぐらいにね。
思いたいものです。

イベントレポートを書いていただいている「サポーターさん」というのは、
水都大阪フェスの様子を発信してくれるボランティアさん。
水都大阪フェスには、
プログラムの運営を担当してくれているボランティアさんがいたり、
昨年のボランティアさんがプログラム提案者になられたりと、
たくさんの有志の方々が関わっています。
これもこのフェスの魅力のひとつですね。

昔からおこなわれているお祭りは、毎年、誰かが発起人ということはなく、
関わるたくさんの人が自主的に活動しているはずです。
水都大阪フェスも、そんな風になったらいいな。
…この話、多分、語りだしたら長くなります。
今日のブログはイベントレポート更新のお知らせだけ!のつもりだったのに、
既に長くなっています。
ここらで切り上げて、長いお話はまたじっくりとさせていただきたい。
ということで、これから続々アップされますので、
レポート読んでみてくださいね!