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	<title>海外おそと事情</title>
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	<description>世界各国のおそとを紹介します。その国の歴史や気候、国民性によって、おそとの楽しみ方もさまざま。各国のおそと事情をのぞいてみましょう。</description>
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		<title>北アフリカ、チュニジアの生活環境</title>
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		<pubDate>Fri, 26 Jun 2015 00:39:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[2003年より続くチュニジアとの付き合いは13年になり、チュニジア中の観光地から &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2015/06/26/tunisia/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>2003年より続くチュニジアとの付き合いは13年になり、チュニジア中の観光地からロバで水を汲みにいく僻地の村々、一面砂丘のサハラ奥地、一泊何十万の高級ヴィラ貸し（湾岸の大金持ちやフランスの政治家などが利用するという）まで、チュニジア人コメディアンや俳優、政治家等様々な人を対象に、現地視察やテレビ、雑誌、政府のプロジェクト等、多様なニーズのコーディネートをしています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>チュニジアは紀元前9世紀から侵略・破壊の歴史が繰り返され、前の都市文明の流用と勝者の文化との融合を続ける中で、地形や気候・風土にあった独特の建築があちこちで残っています。ここではほんの少しですがどれもチュニジアらしい典型的な建築や村をご紹介いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>まずは北～中部イスラム地中海建築。フランス属領から1956年に独立して以来、初代大統領の政策で沿岸部のいくつかの町に国の開発資金が入り、もともと比較的豊かなところがいっそう豊かになった感があります。ドーム天井のキューポラ、アーチがあらゆるところにちりばめられ、大きなパティオ（ローマ時代から踏襲されている中庭）、タイル張りと鉄職人による窓枠、レモンとオレンジの木の植えられた庭があるのが昔ながらの地中海邸宅です。もともと大家族な上、親類・近所の人を呼び合う習慣があるので、ゲストがゆったりとすごせる空間が広い家のあちこちにあります。</p>
<div id="attachment_440" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-440" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_-1-500x331.jpg" alt="tunisia_ 1" width="500" height="331" /><p class="wp-caption-text">ハマメット</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>シディ・ブ・サイドは観光客がまず訪れる、首都チュニス郊外の地中海村。スペインのイビザ島やギリシアのミコノス、サントリーニ島を彷彿とさせる青と白にブーゲンビリアの赤が映えます。日本人も大好きなスイスの画家、パウル・クレーはチュニジア旅行で画風がかわり色彩画家となったといわれていますが、彼も友人の絵描きと訪問し、いくつかデッサンを残しています。今でも芸術家＆作家たちが集まり創作活動の展示が繰り広げられていて、散歩がてら立ち寄ることができるでしょう。</p>
<p><img class="size-large wp-image-443 alignnone" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_-2-500x374.jpg" alt="tunisia_ 2" width="500" height="374" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_444" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-444" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_-3-500x387.jpg" alt="tunisia_ 3" width="500" height="387" /><p class="wp-caption-text">シディ・ブ・サイド</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて、南部に移ります。たとえば北アフリカ先住民族ベルベルの村。地中海沿岸は外敵が多かったので、もともといたベルベル人はある程度同化をはかりながらも11世紀ごろから内陸部に逃げ込み村を形成したりしています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こちらのシェニニはもっとも古いベルベルの村のひとつ。殺伐とした岩山に横穴を掘り（穴居住宅）、周りを石で囲います。人々は一面土色の風景に溶け込むように隠れるように住みました。産業はオリーブオイルの生産を主とした農業とセミ遊牧（短期の遊牧）。</p>
<div id="attachment_445" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-445" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_-4-500x327.jpg" alt="tunisia_ 4" width="500" height="327" /><p class="wp-caption-text">シェニニ</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>女性たちの家事は大変な重労働で、石臼で麦をひき、パンをこね、焼きます。最近まで水も電気もひかれていなかったので（今でもない家はありますが）、ロバで水汲みにいき、遠くまで家畜のえさを探しに行きます。家事の合間にキリム（平織り絨毯）を織り日用品にします。</p>
<div id="attachment_446" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-446" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_-5-500x373.jpg" alt="tunisia_ 5" width="500" height="373" /><p class="wp-caption-text">クサール・ウレドスルタン</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>上記写真のように15世紀以降の比較的新しいベルベルの村は低地にクサール（穀物貯蔵庫）をつくり、各家がオリーブオイルや穀物を貯蔵、ときおり寝泊まりにもつかわれました。収穫の時期は各クサールでお祭りが開かれました。チュニジアとリビアの一部に美しいクサール群が見られ、観光客の訪問スポットとなっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、ベルベルの隠れ家村のひとつで、一時期世界がもっとも注目したのはマトマタのクレーター式穴居住宅。映画『スターウォーズ エピソード１、２』でルーク・スカイウォーカーの故郷として映し出されました。1980年くらいの空撮写真ではアリの巣のような村でした。現在でも穴に住んでいる人々はもちろんいますが維持管理が面倒なため、地上に家を建てる家族も増加しています。</p>
<div id="attachment_448" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-448" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_-6-500x330.jpg" alt="tunisia_ 6" width="500" height="330" /><p class="wp-caption-text">マトマタ</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、チュニジアはナツメヤシの種のひとつの「デグラ種」のイスラム世界随一の輸出国で、そのおいしさは定評があります。南部最大の町、トズールは北アフリカ最大のナツメヤシの町でもあり、中世からの化粧レンガの町でも知られています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この化粧レンガの建物が広がるトズールの旧市街はおとぎの国か映画の世界に入ったようです。ここは、13世紀初頭から灌漑用水のための水理学が発達し、かつイスラムも浸透したので、スーク（市場）の立つ曜日以外女性はほとんど外にでない習慣があり、私が地元の女性たちとの会話をしていて、あまりにも家の外の世界を知らなさすぎてぎょっとすることがあります（テレビではどんな国の番組も入ってきますが）。</p>
<div id="attachment_449" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-449" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_-7-500x328.jpg" alt="tunisia_ 7" width="500" height="328" /><p class="wp-caption-text">トズール</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>最後にドゥーズなど、遊牧民村の人々について。熱い夏以外、特に子供たちの春、冬休みの日は、幹線道路沿いによく遊牧民テントをみかけます。だいたい１グループにつき４、５テントですが、その内１、２テントにはヤギがいます。聞いてみると、２～３週間遊牧するとのこと。50～100ｋｍ離れた近所の村から出て、テントをはって何もない荒れ地で過ごします。向こうは地平線、広い空、太陽、風。「遊牧が好きなんですね」というと、「この“外”の静けさがいいんだ」と誰もがこたえます。物質世界から遠く離れて、女性は朝から砂の上でパンを焼き、ヤギの乳をしぼり、来客にお茶を出す。晩御飯はときどき鶏をしめる。子供たちはかけっこが遊び。砂を掘って野菜をいれるのが、冷蔵庫代わり（ときどきどこにしまったか忘れるそうです）。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>彼らの出身の村は私からみると充分静かなのに、さらに静けさを求めて、外の外で“短期遊牧”して楽しむ家族たち。家族の健全な結束も感じますし、空の広さの下でなんでも受け入れられそう。</p>
<p><img class="alignnone size-large wp-image-450" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_-8-500x372.jpg" alt="tunisia_ 8" width="500" height="372" /></p>
<p><img class="alignnone size-large wp-image-451" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/tunisia_9-500x374.jpg" alt="tunisia_9" width="500" height="374" /></p>
<p>日本でも“かっこいいアウトドア”人口は増えているそうですが、遊牧生活も体験しにきてもらいたいです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>日本の４分の３という小さな国土の中で、言葉は同じでも（チュニジア方言のアラビア語とフランス語）それぞれ別世界に住む人々がいて、日本の都市部と農村部との二極化とは次元が違うほど生き方、生きる環境が異なります。それはほとんどの途上国で同じことがいえるかもしれません。</p>
<p>ここにいると自分は極東の小さな島国から来た日本人であること、を常に思い知らされ、21世紀日本における教育の「複眼力」の大切さも感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>外出させ上手なCity of Sydney</title>
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		<pubDate>Thu, 11 Jun 2015 04:40:16 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[気がつくとシドニー生活も15年。他に住んだことのある豪州の数々の町や都市と比べる &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2015/06/11/sydney/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>気がつくとシドニー生活も15年。他に住んだことのある豪州の数々の町や都市と比べると、シドニーの魅力は、良い意味でのお役所パワーだとわかってきました。シドニーは、残念ながら住むには安くない街なんです。BBCニュースのウェブサイトによると、2015年現在で、シドニーは世界で５番目に物価が&#8217;高い’都市だそうです。ちなみに、東京は世界11位。実感はあります。サンドイッチがテイクアウトで700円から1000円しちゃうような街です。でも、お金をかけないでお出かけを楽しむことは出来ます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それは、市役所であるCity Of Sydney のおかげ。官として、市民の為に如何に楽しめる街にしてくれているかが大きいのです。このパワフル市役所の所以は、各政党が選挙に勝つために口だけ又は目先の政策を立てがちな連邦政府に対し、City Of Sydneyには、影響力大、市民からの支持力大、の長期在職している市長がおり、市民第一の長期展望をしっかりと持っており、そのリーダーシップを軸にした政策実行力と実行するための予算があるからなのでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>では、街中と中心から４キロ圏内でお金をかけないで楽しめる、シドニーのおそとをご紹介。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-489" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_1-500x280.jpg" alt="sydney_1" width="500" height="280" /></p>
<p>シドニーの街では、市役所が主催または協賛する文化的なイベントが年中催されます。その多くは無料です。結果、観光客のみならずシドニー界隈の住民をも引き寄せて経済効果を上げ、地元の経済をうまく活性化しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2015年の２月のチャイニーズニューイヤーを祝うイベントでは、その一環として、秦の始皇帝陵の兵馬俑を模したランタンアートの作品が、シドニーっ子ならだれもが好きなシドニーハーバーの中心で展示されました。この兵馬俑は北京オリンピックの折、北京で展示され、それ以来、海外数都市でも展示されてきました。そしてオーストラリアに初めて上陸。この10日間の無料展示は、シドニー人にとっても観光客にとっても、かなり話題のイベントとなり、大勢の観覧客や市民が集まりました。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-490" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_2-500x279.jpg" alt="sydney_2" width="500" height="279" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-491" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_3-500x280.jpg" alt="sydney_3" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>３月１週目の土曜日の晩は、ゲイ・レズビアンの祭典の目玉イベント、Mardi Grasパレードです。いろいろなゲイ・レズビアンのグループ、または支援するグループが参加するパレードで、市役所も協賛。市長さんもお祭り気分で、お金のみではなく、体でもしっかり奉仕しての参加です。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-492" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_4-500x278.jpg" alt="sydney_4" width="500" height="278" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その他のパレード参加グループは、医者と看護婦、政党、消防士、ライフセイバー、ゲイやレズビアンの子供を持つ親のサポートグループ、スポンサー、同国出身者同士の集まり、なんと警察官等。各々のグループがパレードの車に大きなスピーカーを搭載して、クラブ系音楽と共に、それぞれの衣装に身をつつみ、踊りながら歩くのです。パレードのために通行止めされた、２kmほどの大通りを。沿道の観客は口笛を含むあたたかい歓声をパレード参加者に送ります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>見る側も、参加する側も、お祭り気分。世界中からの観光客、地元民もお昼過ぎから沿道に陣取りして楽しみます。私も毎年観客として、沿道から楽しませてもらっています。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-493" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_5-500x280.jpg" alt="sydney_5" width="500" height="280" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-494" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_6-500x280.jpg" alt="sydney_6" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>期間限定イベントだけがシドニーの楽しみではありません。無期限で街中に設置された物を発見するだけでも、シドニーのおそとを楽しめます。例えば、シドニーの中心地の裏路地に入り込むと、市役所が設置したアートを見られます。宙吊りの数々の鳥かご。圧巻です。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-495" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_7-500x280.jpg" alt="sydney_6" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>シドニーでは街のあちらこちらにアートが点在。スマートフォンの地図を見ながら、市役所設置のアートを探して歩くのも楽しいです。市役所運営のウェブサイト<a href="http://www.cityartsydney.com.au/map/" target="_blank">「City Art」内の地図</a>には、彫刻から壁に書かれたストリートアートまでの位置がポイントされていて、その数の多さに驚かされます。</p>
<div id="attachment_496" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-496" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_8-500x280.jpg" alt="sydney_8" width="500" height="280" /><p class="wp-caption-text">この建物もしっかり市役所主導で設置されたアート作品。Tailor Squareというゲイの人たちのたくさん住んでいるエリアならではのカラフルでファンキーなペイント。見て歩くには楽しいです</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>Custom House Square は、砂岩でできた歴史的な建物Custom House前の広場。そこでは市役所から許可をもらった会社が、日替わりで、ちょっとした無料サンプルを配ったり、ＰＲのための何かしらの造形物を設置したり。広場の利用金額は不明ですが、有名な企業によるお金のかかったＰＲ物が常に登場するので安くはないと思われます。イースターの時には、習慣として食べるホットクロスバンというパンでできた家が突然一日だけ姿を現しました。なんだなんだと集まってきた人たちにパンを配りながら、ネット予約ができるお宿サイトの広告でした。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-497" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_9-500x280.jpg" alt="sydney_8" width="500" height="280" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-498" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_10-500x280.jpg" alt="sydney_10" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その翌日になると、同じ場所にはもう家の姿はなく、あったのは近郊の観光地Blue Mountains の観光ロープウェイの会社による路面ＰＲの絵。目の錯覚を利用して、絵の中に立った人がブルーマウンテンの景観の中に豆粒大にうつるという不思議な絵。こんなふうに市役所の広場利用代徴収システムのおかげで、通勤や通りがかりの市民や観光客が無料で、日替わりで楽しめるスポットもあります。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-499" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_11-500x280.jpg" alt="sydney_11" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>街の中心や、郊外に向かう道で見逃せないのは、自転車専用路線が歩道と車道の間にある事。これは、そもそもスポーツとして自転車を楽しむ熱心なサイクリストが、市役所に安全の為の自転車専用路線設置を要求し、革新的かつオープンさで定評のある市長さんが聞き入れたのが始まりらしい。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-500" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_12-500x280.jpg" alt="sydney_12" width="500" height="280" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-501" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_12②-500x280.jpg" alt="sydney_12②" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2007年に計画書が出され、2009年に初めて市内に200mの自転車専用路線設置。それ以来、設置が進むにつれ、公共交通費の値上がり（2015年４月現在、電車は初乗り400円！）、環境保全意識の高まり、サイクリストを見た人が触発され乗り始めるなど、いろいろな要因が絡みシドニーの自転車人口は急増。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>市役所の統計によると、趣味ではなく公共交通の代替としての利用がこの３年で２倍に増えたとのこと。しかもレジャー目的ではないこのような自転車人口は、他の州と比べると２倍だそう。シドニー市のホームページも急速に増加しつつあるサイクリストを支持すると表明、実行。その結果、全てをつなぎ合わせると自転車専用路線は200kmに。見やすい道標の設置も充実していて、サイクリングのモチベーションが上がります。週末にはグループでいろいろな街にお出かけする有料自転車ツアーなんかを催行している会社もあるようで、おそろいのヘルメットをかぶったグループを見かけることもあります。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-502" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_13-500x280.jpg" alt="sydney_13" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>街の中心から４kmの、Sydney Parkの一角には、市民が安全に自転車に乗る為のスキルを身につける目的でつくられたCyclewayという名前の小さい道路公園があります。ここでは市民の為に自転車教室が開かれたり、子供たちが家族に見守られながら自転車で遊んだり。公園は緑が深くリラックス。都会においては喧騒から逃れられる最適な場所です。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-503" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_14-500x278.jpg" alt="sydney_14" width="500" height="278" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-504" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_15-500x280.jpg" alt="sydney_15" width="500" height="280" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-505" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_16-500x279.jpg" alt="sydney_16" width="500" height="279" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>でもシドニーを歩いていて感心するのは、大都市なのに住宅街にも緑が多い街である点。これもお役所の賢い政策のおかげでしょう。シドニー市役所は、年に１回、このSydney Parkの公園の一角で、街の緑化を推進するために各家の庭に植えたり植木鉢で育てたりするための植物を無料で配布しています。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-506" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_17-500x281.jpg" alt="sydney_17" width="500" height="281" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>木が増えることでＣＯ２の削減、雨が降った折に植物と土が水分を保持するため無駄に水が排水溝に流れるのを防ぎ、また夏には気温の上昇を防ぐ効果もあるとのこと。この植木をもらうためにSydney Parkに来て、その横に併設されたボランティア団体の人が募金集め目的（１ドルか２ドルかは任意の募金）で作ってくれる、安くて美味しいバーベキューをほおばるのも楽しい。バーベキューでお腹が一杯になり、癒しの植木を無料でもらうということで、心も同時に満たされます。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-508" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_18-500x278.jpg" alt="sydney_18" width="500" height="278" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-509" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2015/05/sydney_19-500x280.jpg" alt="sydney_19" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このようにオペラハウス、ハーバーブリッジといった観光スポット以外にも、市役所のお仕事ぶりのおかげで、シドニーではお金を使わないお出かけを楽しむことが可能です。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>自然が大好きな国</title>
		<link>http://osoto.jp/kaigai/2014/12/05/moscow/</link>
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		<pubDate>Thu, 04 Dec 2014 16:11:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[私は、かわいいものや、かわいい事が大好きで、色んな国にかわいい雑貨を仕入れるため &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2014/12/05/moscow/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>私は、かわいいものや、かわいい事が大好きで、色んな国にかわいい雑貨を仕入れるために訪れています。12年前の2002年５月にロシアを初めて訪れた時は、24回もこの大地に立つ事になるとは、全く思っていませんでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ロシア雑貨は、植物や動物のモチーフが多く、私の好みと共通していて、そこが年数回も渡露する理由のひとつだと思います。最初にロシアに行ってみようと思ったきっかけは、友達がくれたウラジオストク土産のポストカードでした。赤とピンクのカーネーションの絵が描かれていてロシア語で何か書かれていたのですが、そのレトロで切ない感じにぐっときたのです。現在の私はアンティークのポストカードもたくさん買い付けているので、その友人のくれたものが国際婦人の日のカードだという事がわかりましたが、その時 は全く理解できないキリル文字（注１）にも、すごくかわいくて興味をひかれたのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ロシア雑貨は、洗練されてはいないけれど、柄on柄などの組み合わせの絶妙さや、冬が長いせいか、その間におこなわれる手仕事による雑貨の繊細なかわいさもあって、もっとかわいいロシア雑貨に出会いたいという思いは高まる一方なのです。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-357" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_１-500x162.jpg" alt="mosukuwa_１" width="500" height="162" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私がよく訪れるモスクワの街には、ニュースなどでもよく目にする玉ねぎの様な形の屋根の教会が、数ブロックごとにあります。他には、スターリンクラシック様式というウエディングケーキのような建物があったりして、街歩きには飽きません。土地が広いので、大きな森や湖などが街の近くにあり、そこでのキノコ狩りやテーブルと椅子を運んでお茶をする事は、ロシア人が大好きな楽しみのひとつです。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-379" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_2-500x491.jpg" alt="mosukuwa_2" width="500" height="491" /><img class="alignnone size-large wp-image-363" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_3-500x500.jpg" alt="mosukuwa_3" width="500" height="500" /><img class="alignnone size-large wp-image-364" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_4-500x499.jpg" alt="mosukuwa_4" width="500" height="499" /><img class="alignnone size-large wp-image-402" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_51-500x280.jpg" alt="mosukuwa_5" width="500" height="280" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、森かと思うような公園や、美術館やコンサートホールの前にも公園のように整備された広場を多く見る事ができます。人々は、そこに置かれたベンチに腰掛けて話をしたり、子供達は色んな遊びをしたりしています。大きな噴水もたくさんあって、夏には水着で水浴びをしたり、その近くにシートを敷き日光浴をしていたりする人もたくさんいます。寒い冬を元気で乗り越えられるために、小さい頃から外で遊ぶように習慣づけられていて、体が丈夫になっているような気がします。<img class="alignnone size-large wp-image-366" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_6-500x251.jpg" alt="mosukuwa_6" width="500" height="251" /><img class="alignnone size-large wp-image-385" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_7-500x494.jpg" alt="mosukuwa_7" width="500" height="494" /></p>
<p>冬の事 ですが、公園ではあまり人は見かけませんが、クリスマスやマースレニッツァ（注２）というお祭りなどの時に外で遊んだり、お絵描きをしたりする子供達を見た事があります。また、雑貨の買い付けに野外の蚤の市に通っているのですが、マイナス20度の冬でも外で品物を売っている根性はいつも見習いたいと思います。チェスなどのボードゲームも大好きなロシア人ですが、蚤の市でもチェスボードを出して野外でチェスをさしている姿をみかけます。マイナス20度の冬にも必死で次の一手を考えているおじさんを見た時 には、とても驚きました。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-369" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_81-500x254.jpg" alt="mosukuwa_8" width="500" height="254" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とても散歩が好きというのもロシア人の特徴です。友達や家族と、そしてデートの時なども、公園を何時間も語り合いながら散歩をします。私達日本人は、お話をする時にすぐに喫茶店に入ってしまいますが、外の風景の移り変わりを感じながら語らうのは、とても素晴らしい事だと思います。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-391" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_9-500x500.jpg" alt="mosukuwa_9" width="500" height="500" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>雑貨を買い付けるうちに現地の知り合いもできたりして、彼らの生活に対する考え方に少しずつ触れるにつれて、どんどんロシアにのめり込んでいきました。そこでわかったのが、「ロシア人は自然が大好き」という事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ロシアにはダーチャという週末を過ごす別荘のようなものがあります。都会から少し離れた郊外にあり、希望者が国から与えられた土地に小屋を建てたり畑仕事をしたり湖で遊んだりするような場所で、「ダーチ＝与える」という意味のロシア語から「ダーチャ」と言われます。このダーチャを訪れた時に、そこの住人達の生活を見たり、話を聞いたり、また別の機会にも、ダーチャで自然と接する事の楽しさを語る人達に出会ったり、散歩をしながら自然の事を語り合ったりしている様子を聞く事で、自然が好きなのだと思いました。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-374" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_10-500x328.jpg" alt="mosukuwa_10" width="500" height="328" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>驚いた事に彼らは、ダーチャでは自分達で家を建て、電気やガスをひき、土を耕し、花や農作物を作っています。その建物や庭は、自由な仕上がりで掘っ建て小屋の様ですが、家の中の壁紙を花柄にしたり、好きな猫の写真をはったりととてもかわいく使っています。日本では郊外に土地を持って週末を過ごすというのはとても贅沢ですが、一般の人達が普通に楽しく過ごせるこの国のシステムがとても羨ましいです。<img class="alignnone size-large wp-image-370" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_11-500x500.jpg" alt="mosukuwa_11" width="500" height="500" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-371" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/11/mosukuwa_12-500x500.jpg" alt="mosukuwa_12" width="500" height="500" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最初に訪れた12年前と比べると、ロシアにも西欧やアメリカの文化がたくさん入ってきていて、カフェがすごく増え、欧米によくあるようなお店やスーパーが増えました。そして自然モチーフのかわいい雑貨は少なくなりつつあります。これからも移り変わって行くロシアの姿を見つめ続けて行きたいです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>注１）キリル文字：ロシア語に代表される旧ソ連諸国の言語に使用される文字。</p>
<p>注２）マースレニッツァ：冬を送り、春を迎えるお祭り。２月下旬の四旬節の前の週に１週間かけておこなわれる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-412" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/12/matryoshka.jpg" alt="matryoshka" width="224" height="107" /><br />
井岡美保著『ロシアと雑貨　ラブリーをさがす55の旅　』（WAVE出版）<br />
奈良の奈良町でカフェ「カナカナ」を営む井岡さんが雑貨の買い付けで旅したロシア。24回訪れたからこそわかるラブリーな街の事や様々な雑貨の事を写真と文で紹介されています。ロシアの現在のおそと事情を詳しく楽しく知る事ができる貴重な一冊といえるでしょう。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>太陽のラサ (nyi ma lha sa)</title>
		<link>http://osoto.jp/kaigai/2014/08/19/lhasa/</link>
		<comments>http://osoto.jp/kaigai/2014/08/19/lhasa/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 19 Aug 2014 02:40:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[世界の屋根と称されるチベット高原の中心部に位置するチベット自治区の首府ラサ。 中 &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2014/08/19/lhasa/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>世界の屋根と称されるチベット高原の中心部に位置するチベット自治区の首府ラサ。<br />
中国政府の支配・統治にともなって生じる各種の問題を抱えながら、チベット仏教文化圏の中枢として変化を続ける街の空は、抜けるように青かった。</p>
<div id="attachment_292" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-292" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/07/lhasa_1-500x373.jpg" alt="lhasa_1" width="500" height="373" /><p class="wp-caption-text">市内中心部の屋上レストランから。高層建築はほとんどない</p></div>
<div id="attachment_326" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-326" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/08/lhasa_2-500x165.jpg" alt="左)ホテルロビーにあった市内略図　右)ホテルの中庭にはタルチョ（五色の祈祷旗）がはためいている" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">左)ホテルロビーにあった市内略図　右)ホテルの中庭にはタルチョ（五色の祈祷旗）がはためいている</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ポタラ宮とポタラ宮広場<br />
ダライ・ラマ14世がインドに亡命するまで約300年にわたり、チベットの聖俗両界の中心地であった ポタラ宮。ダライ・ラマ5世が建立した白宮とその後増築された紅宮をメインとし、その高さは宮殿が建っているマルポリの 丘も含めて115m。内部の壁、柱、天井にはその歴史がびっしりと彫刻、装飾として刻み込まれ、塑像、壁画、霊塔、書物など、圧倒的な量のチベット仏教芸術が収蔵されている。建築とチベット仏教芸術がその品格を高め合うように、丘の上にそびえていた。</p>
<div id="attachment_294" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-294" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/07/lhasa_3-500x332.jpg" alt="ポタラ宮広場からみたポタラ宮夜景" width="500" height="332" /><p class="wp-caption-text">ポタラ宮広場からみたポタラ宮夜景</p></div>
<div id="attachment_295" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-295" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/07/lhasa_4-500x332.jpg" alt="ポタラ宮から見たポタラ宮広場" width="500" height="332" /><p class="wp-caption-text">ポタラ宮から見たポタラ宮広場</p></div>
<div id="attachment_327" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-327" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/08/lhasa_5-500x165.jpg" alt="lhasa_5" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">左)ポタラ宮入口付近から　　右)ポタラ宮中腹。高地のため、息があがる</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ポタラ宮前面にはポタラ宮広場が広がり、チベット和平解放50周年の記念碑と、大型噴水(音楽に合わせて多様に様相が変化する)が設置されている。日中は日差しがとても強く、年間降水量が日本の８分の１と乾燥度の高い気候であるため、噴水を中心に、観光者だけではなく現地住人の憩いの場としても賑わいをみせる。<br />
夕暮れ時、ライトアップに浮かび上がるポタラ宮、ゆれる噴水、チベット音楽、集う人々、それを覆う星空。いわゆる観光地に見られる仕掛けと品格のバランスが独特で、忘れがたいおそとを体感できる。</p>
<div id="attachment_328" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-328" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/08/lhasa_6-500x165.jpg" alt="lhasa_6" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">ポタラ宮広場の噴水。コンピュータ制御でかなり多様な動きを魅せる</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ノルブリンカ<br />
ラサにある離宮とその庭園で、36ｋ㎡の敷地内に歴代のダライ・ラマが建てた離宮が点在している。世界遺産でありながら、敷地内公園部分は市民に開放され、若者から高齢者までたくさんの人々が木陰を利用して休日の午後を楽しんでいた。</p>
<div id="attachment_298" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-298" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/07/lhasa_7-500x332.jpg" alt="lhasa_7" width="500" height="332" /><p class="wp-caption-text">敷地内の公園部分。かなりフランクに広場使いされている</p></div>
<div id="attachment_329" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-329" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/08/lhasa_8-500x165.jpg" alt="lhasa_8" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">左)写真はダライ・ラマ14世が生活していたタクテン・ミギュ・ポタン　右）離宮を囲む擁壁</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ラサの街並み<br />
中国政府の資金投資により観光地化が進んでおり、大通り沿いの街並みの構成自体は中国国内のその他の地方都市と大差はない。目につく違いは、ガラス張りの建築が少ないこと。強い日差しをコントロールするため、ほとんどの開口部にチベット独特の幾何学パターンをかたどった格子状の日よけが施されている。<br />
大通りから街区内に入ると歩行街が広がっている。大通り沿いよりさらに伝統的な建築様式が用いられており、かつその様式がポタラ宮などの寺院建築のものと共有されている。結果的に(毎日強烈な晴天であったことも大きな要因だと思うけれど)数日間滞在中の街歩き、寺院建築訪問を通して、連続的で協調性の高い空間体験として強く記憶に残った。</p>
<div id="attachment_330" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-330" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/08/lhasa_9-500x165.jpg" alt="lhasa_9" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">歩行街には、全般的に伝統的な建築様式が用いられている。陰の有効利用が重要</p></div>
<div id="attachment_331" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-331" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/08/lhasa_10-500x165.jpg" alt="lhasa_10" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">左)杖で両手がふさがるため可愛い傘を装備するおばあさま<br />右)大通り沿いを走るリキシャから。歩行路街に比べ一般化されている</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>陸路と空路<br />
ラサへのアクセスに関して。2006年に完成した青海鉄道を利用した陸路と成都等からの空路があるが、両路共に窓越しに壮大なおそとを堪能することができる。<br />
陸路の場合は標高と共に変化する植生と建築群、刻々と変化する空模様の組み合わせが、ダイナミックな景色を演出する。牛、羊、ウサギ、風車、現地住民なども登場し、人間も含めた自然のPVを大画面で観ているような感覚になる。<br />
空路の場合、ラサに近づくにつれ、山の標高が雲の高さを越えはじめる。気が付けば一面に雲から突き出した山頂群が広がり、自然の壮大なスケール感を目の当たりにする。ラサへ行く際は是非、陸路と空路双方から自然の力を感じたい。</p>
<div id="attachment_302" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-302" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/07/lhasa_11-500x332.jpg" alt="lhasa_11" width="500" height="332" /><p class="wp-caption-text">青海鉄道の車窓から。永遠に続くかのように見える高原</p></div>
<div id="attachment_303" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-303" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/07/lhasa_12-500x332.jpg" alt="lhasa_12" width="500" height="332" /><p class="wp-caption-text">ラサ近くの上空。雲から飛び出した山頂がはっきりと見える</p></div>
<div id="attachment_332" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-332" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/08/lhasa_13-500x165.jpg" alt="lhasa_13" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">その他車窓からの風景</p></div>
<div id="attachment_333" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-333" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/08/lhasa_14-500x165.jpg" alt="lhasa_14" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">左)青海鉄道のラサ駅。気候を生かした大空間が印象的<br />右)ラサから東へ3時間ほど移動したところにある駅。ラサよりはましだが、まだまだ日差しが強烈</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ダライ・ラマ14世が亡命し、主を失ったポタラ宮が観光の目玉となり、観光地機能の充実度が高まりを見せるラサ。それでも道端では信仰心の深い人々が朝早くから夜遅くまで祈りをささげ、世界中から巡礼者が訪れる。圧倒的な宗教文化と壮大な自然の魅力が原動力となり、合理性とのバランスを取りながら成立している街。チベット仏教に信仰がないどころか、そもそも宗教に対する信仰が薄い一人の日本人が、ただ好奇心に導かれ訪れたその状況は、その物理的距離、標高差以上に遠い、価値観のおそとを感じさせてくれた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>参考資料：『地球の歩き方　チベット2012-2013』 (ダイヤモンド・ビッグ社）</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>城塞都市と宴 　　　　　　　　　　　　―世界遺産都市EDINBURGH入門―</title>
		<link>http://osoto.jp/kaigai/2014/05/22/england_edinburgh/</link>
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		<pubDate>Thu, 22 May 2014 06:37:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[昨今、英国からの独立運動で注目されているスコットランドの首都エジンバラ。日本人に &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2014/05/22/england_edinburgh/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>昨今、英国からの独立運動で注目されているスコットランドの首都エジンバラ。日本人にはあまり馴染みのない街かもしれないが、イギリスではロンドンに次いで多くの観光客を集めている、歴史がひしめく城塞都市だ。私はかつて留学生として、ここで約２年間生活を送った。それがきっかけとなり、すっかりこの街の魅力に取り付かれてしまった。イギリスの寒く暗い気候から来るネガティブなイメージを一掃するほど、ポジティブで人懐こいオーラが街を包む。たとえ寒く曇った日でも「散歩でもするか」と、自然にそんな気分にさせてくれた、エジンバラの不思議な魅力を紹介したい。</p>
<div id="attachment_258" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-258" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_1-500x374.jpg" alt="edinburgh_1" width="500" height="374" /><p class="wp-caption-text">坂の上を交差する橋や石の建築群が大自然のランドスケープと融合して、独特な街の景観を生む</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>豊かな地形からなるダイナミックなランドスケープ<br />
6世紀にケルト人が建てた要塞を起源とするエジンバラの街並みは、その独特な地形により国内でも他に類を見ないほど圧倒的な個性を放っている。特に世界遺産に登録される旧市街は、火山溶岩によって造られた岩盤上に出来ており、Castle Rock（この上に城塞が建っている）やArthur’s Seatと呼ばれる岩山は、氷河期に溶岩が氷河によって削り取られた後の残丘である。このように長い年月を経て岩山や深い谷が形成され、その上に人の営みが重なり合い街は造られていった。</p>
<div id="attachment_263" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-263" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_6-500x185.jpg" alt="edinburgh_6" width="500" height="185" /><p class="wp-caption-text">街の中心から徒歩１5分ほどの距離に３つの小高い山があり、市民はいつでも身近なこれらの大自然を享受することができる</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_259" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-259" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_2-500x375.jpg" alt="edinburgh_2" width="500" height="375" /><p class="wp-caption-text">新市街（左手）と旧市街（右手）を隔てる谷</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_260" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-260" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_3-500x185.jpg" alt="edinburgh_3" width="500" height="185" /><p class="wp-caption-text">（左）旧市街の建築群　（右）新市街から谷の向こうの旧市街を眺める</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_261" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-261" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_4-500x185.jpg" alt="edinburgh_4" width="500" height="185" /><p class="wp-caption-text">（左）旧市街の坂道　（右）旧市街の辻広場。美しい街並は世界遺産に登録されている</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_262" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-262" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_5-500x332.jpg" alt="edinburgh_5" width="500" height="332" /><p class="wp-caption-text">新市街の大通り</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「Close」、「Step」、「Bridge」が錯綜する旧市街<br />
激しい起伏が特徴的な旧市街には、Closeと呼ばれるトンネル状の路地や、階段(Step)や坂が所狭しとばかり張り巡らされている。それぞれにはストリート名と同じように名前がつけられ、古くからの云われや歴史が存在している。加えて道路の上空には橋（Bridge）が交差しており、はじめて訪れた人にとっては、もはや立体迷路である。</p>
<div id="attachment_264" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-264" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_7-500x375.jpg" alt="edinburgh_7" width="500" height="375" /><p class="wp-caption-text">Castle Rock</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_265" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-265" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_8-500x234.jpg" alt="edinburgh_8" width="500" height="234" /><p class="wp-caption-text">（左）Close　（右）Step</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_266" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-266" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_9-500x375.jpg" alt="edinburgh_9" width="500" height="375" /><p class="wp-caption-text">Bridge</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>オープンスペースを使い倒す日常/非日常の宴<br />
日常の宴①-元祖立ち飲み文化<br />
イギリス文化の代名詞、パブ。季節を問わずパブは多くの人々で賑わっている。おしゃべりを酒の肴に、延々とビールを飲み続ける夕暮れ時の宴が街角の風景を彩る。イギリス人の日常に染みついた井戸端会議のようなこの立ち飲み文化の習慣は、エジンバラでも街の風景をつくる大事な要素となっていた。パブを見れば、この地では文化と風景が密接に関係し合っていることが良く分かる。</p>
<div id="attachment_267" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-267" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_15-500x373.jpg" alt="edinburgh_15" width="500" height="373" /><p class="wp-caption-text">パブの外に溢れかえる人々</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>日常の宴②-元祖ピクニック文化<br />
ピクニック発祥の地であるイギリス。公園でくつろぎ、語らい、食事をすることは彼らにとってはパブでビールを飲むのと同じように当たり前の日常の習慣である。ランチをもって公園へ出かける親子連れや老夫婦、フットボールやＢＢＱをする若い学生らで公園は毎日宴のような賑わいを見せる。彼らはやっぱり芝生が大好きらしい。</p>
<div id="attachment_268" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-268" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_16-500x375.jpg" alt="edinburgh_16" width="500" height="375" /><p class="wp-caption-text">広大な芝生広場が広がるメドウズパーク</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_269" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-269" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_17-500x185.jpg" alt="edinburgh_17" width="500" height="185" /><p class="wp-caption-text">冬でも賑わうメドウズパーク</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>非日常の宴-フェスティバル文化<br />
観光客数がピークを迎える8月。街はお祭りムード一色になる。世界中から一流のプロフェッショナルが集う音楽・演劇・ダンスなどの各種国際芸術祭と、「フリンジ」と呼ばれるアマチュアパフォーマー達がしのぎを削る祭典が開催され、多種多様なパフォーマンスが街のいたるところで同時に行われる。ストリートや広場、空き地や空き店舗や学校など、ありとあらゆる場所が会場になるため、毎年８月の1か月間は街の風景がガラリと大きく様変わりする。この間、世界中から集まる演者や観光客が街に短期滞在するため、市内中心部の人口が平生のおよそ2倍に膨れあがると言われている。一方、街のシンボルであるエジンバラ城では軍楽隊と兵士が行進する大規模なパレードの祭典が行われ、毎晩花火がエジンバラの夜空を彩る。</p>
<div id="attachment_270" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-270" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_10-500x332.jpg" alt="フェスティバル期間中の旧市街目抜き通り" width="500" height="332" /><p class="wp-caption-text">フェスティバル期間中の旧市街目抜き通り</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_271" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-271" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_11-500x363.jpg" alt="edinburgh_11" width="500" height="363" /><p class="wp-caption-text">多種多様なストリートパフォーマーが街で公演を行う</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_272" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-272" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_12-500x227.jpg" alt="edinburgh_12" width="500" height="227" /><p class="wp-caption-text">（左）大学キャンパス内に作られた特設会場　（右）公演スケジュールボード</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_273" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-273" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_13-500x185.jpg" alt="edinburgh_13" width="500" height="185" /><p class="wp-caption-text">フェスティバル期間外とフェスティバル期間中の空き地の様子</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>冬はクリスマスから年明けにかけて、祝祭ムードが一気に高まる。「ホグマニー」と呼ばれる大規模なニューイヤーイベントが行われるからだ。公園では仮設遊園地やスケートリンク、クリスマスマーケット等が現れ、それらが雪景色と共に、夏とは異なる趣で街の風景を彩る。</p>
<div id="attachment_274" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-274" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/05/edinburgh_14-500x185.jpg" alt="edinburgh_14" width="500" height="185" /><p class="wp-caption-text">プリンシズ・ストリートガーデンズの冬と夏</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<dl id="attachment_274" class="wp-caption alignnone" style="width: 510px;">
<dt class="wp-caption-dt"></dt>
</dl>
<p>この街の素晴らしさは、人の歴史と自然（地球）の歴史が密接に関わり合いながら独自の風景を作り上げてきたところにある。そしてその風景の価値を市民はしっかりと理解し、誇りに思っている。だからこそ彼らは外で過ごすことを尊び、その時間を大切にしているのではないだろうか。そしてもうひとつこの街が愛される理由は、歴史的・地理的側面とは別の祝祭的な魅力を持ち合わせているところにある。「エジンバラ＝フェスティバルシティ」のイメージは、スコットランド人ならではの、親しみ深い人情味や社交性が生んだ産物なのかもしれない。エジンバラで出会い２年間を共に過ごした友人たちを思い出し、そんな風に感じずにはいられなかった。</p>
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		<title>まちは劇場・通りは舞台　　　　　　　日常の風景が非日常に変わるとき</title>
		<link>http://osoto.jp/kaigai/2014/02/19/france_lehavre/</link>
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		<pubDate>Wed, 19 Feb 2014 12:03:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[大阪港と姉妹港提携を結ぶフランスの都市ルアーブル、ある日の朝、駅前通りに行くと道 &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2014/02/19/france_lehavre/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>大阪港と姉妹港提携を結ぶフランスの都市ルアーブル、ある日の朝、駅前通りに行くと道路に停められた車の周りに人だかりができている。ある人は車の下をのぞき、ある人は窓から中をじっと見ている。太いロープが、数台の車のフロントガラスやボディを突き破り、車を道路に縫い付けている。道路のアスファルトには、掘り返した様子はなく、スッと針が通り抜けたように見える。<img class="alignnone size-large wp-image-206" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/01/lehavre_1-500x235.jpg" alt="lehavre_1" width="500" height="235" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その場を離れ、町の中心部の広場に向かう。そこでは巨大な少女がベッドで目覚め、シャワーを浴び着替えている。周りでは、お年寄りから小さな子どもまで、大勢の人たちが少女の動きを眺め、少女の動きに合わせ、笑い、驚き、楽しげに会話を交わしている。<img class="alignnone size-large wp-image-207" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/01/lehavre_2-500x235.jpg" alt="lehavre_2" width="500" height="235" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これは、ナントを本拠地とする劇団、ROYAL DE LUXE（ロワイヤル・ド・リュクス）の公演の一場面で、道路に縫い付けられた車は、主人公の少女がいたずらをして縫い付けたという設定である。その少女は、身長が５ｍの操り人形であり、コンピューターなどを使わず人力で操作され、その巨大な体からは想像できないくらい繊細な動きや表情をする。木でできた体は温かみが感じられる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ナントはフランスの西部にあり、18世紀にはフランス随一の貿易港として栄えたものの、1970年代には周辺の都市に貿易の中心が移り、衰退した。その後89年に「文化芸術によるまちの再生」を掲げるエロー市長の就任により、芸術によるまちづくりが進められ、雇用が生まれ、人口が増え、まちが再生を果たした。ロワイヤル・ド・リュクスも、89年に本拠地をトゥールーズからナントに移し、その後世界各地でパフォーマンスを行っている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「十五少年漂流記」などの作品で日本でも知られる作家、ジュール・ベルヌは、ナント出身であり、この劇はベルヌの「八十日間世界一周」をもとに作られている。「スルタンの象と少女」というこの作品の主人公は、寝不足に悩む王様と巨大な少女。王様は、タイムトラベルをする少女に会うことで寝不足が解消すると思いこみ、彼女を探すためにタイムトラベルをする巨大な象を作らせた。ルアーブルに表れた少女を象に乗った王様が追う、という筋書きである。<img class="alignnone size-large wp-image-208" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/01/lehavre_3-500x235.jpg" alt="lehavre_3" width="500" height="235" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>４日間行われる劇のフィナーレでは、ロケットに乗り旅立っていく少女を、象や王様、数千人の観客が見守る。夕焼けを背景に浜辺で繰り広げられる感動的な別れに観客は涙し、大きな拍手で少女を見送る。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-210" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/01/lehavre_4-500x185.jpg" alt="lehavre_4" width="500" height="185" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この作品は、まさに「まち全体が舞台」である。フィクションを行政や市民が受けいれ、まちごと絵本の世界に飛び込んでいる。公共空間で繰り広げられる劇は観覧無料で、ルアーブル市によると、行政は広く市民に文化芸術に触れる機会を提供するのが役目、と言う。<img class="alignnone size-large wp-image-209" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/01/lehavre_5-500x235.jpg" alt="lehavre_5" width="500" height="235" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これだけのイベントでありながら、警備員の姿はなく、少女や象を取り巻く観客も劇団スタッフが広げるロープ一本で道を譲る。沿道を観客が埋め尽くす中、巨大な象や王様の従者がまちを練り歩く。ときおり象は観客に向けて水を吹き出し、観客は喜んで逃げ惑う。道路では車の通行止めを行っているだけでなく、邪魔になる信号機は移動され、フィナーレの広場では街灯が取り外されている。<img class="alignnone size-large wp-image-211" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/01/lehavre_6-500x235.jpg" alt="lehavre_6" width="500" height="235" /><br />
<img class="alignnone size-large wp-image-212" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/01/lehavre_7-500x375.jpg" alt="lehavre_7" width="500" height="375" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>世界遺産でもある街並みを背景に、お別れの場所に向かい巨大な象と少女がゆっくりと進み、その足元を大勢の観客が一緒に進んでいく。期間中、少女と象を探して路地を抜け、広場を通り、地元の人達と歩いて過ごした。初めて来たまちなのに、知らない間にルアーブルが身近になり、好きになっていく。公共空間の使い方、おそとの使いこなし方として、これだけ感動的なものに出会ったことはない。<br />
<img class="alignnone size-large wp-image-213" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2014/01/lehavre_8-500x375.jpg" alt="lehavre_8" width="500" height="375" /></p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>自然と共に暮らす街</title>
		<link>http://osoto.jp/kaigai/2013/12/16/usa_seatle/</link>
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		<pubDate>Mon, 16 Dec 2013 05:53:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[アメリカ西海岸北端の都市、シアトルに長年暮らした。ランドスケープアーキテクチャー &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2013/12/16/usa_seatle/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>アメリカ西海岸北端の都市、シアトルに長年暮らした。ランドスケープアーキテクチャーという屋外空間の設計、すなわち自然と人間の生活の両方に関わる勉強をするのに、シアトルが向いているのではないかと思ったのが、この街に住むことになったきっかけだ。その期待通り、シアトルは自然と都市がバランスよく共存する街だった。</p>
<div id="attachment_172" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-172" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/12/pic1-500x375.jpg" alt="seatle_1" width="500" height="375" /><p class="wp-caption-text">針葉樹に囲まれた郊外都市から、ワシントン湖越しにシアトルダウンタウンを望む。都市と自然がすぐそばにある</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>「エメラルドシティ」とも呼ばれる、針葉樹の森と湖に囲まれたこの美しい街は、80年代以降のITブームで小さな街から大都市へと急成長した。大都市になったとはいえ、いまだにシアトルの人は洗練された都会人というより、自然の中で過ごすのが何よりの楽しみというアウトドア派が多い印象だ。夏のキャンプ場は半年前から予約でいっぱいになり、冬は雪山のゲレンデの状況がよく話題にのぼる。近くに国立公園や州立公園、海に点々と浮かぶ島々など、絶景といえる場所が数え切れないくらいあるので、外で過ごすのが好きな人にはたまらない街だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、豊かな自然を楽しめるのは事実なのだが、シアトルの気候は過酷でもある。一番心地よい季節である夏は短く、７月初めの独立記念日の祝日（7/4）に始まり、９月初めのレイバー・デーの祝日（９月の第一月曜日）に終わると言われている。それ以外のときは、肌寒くどんより曇って、雨がぱらついていることが多い。気が滅入るような天気の日は、「コーヒーでも飲まないと一日が始まらない」気分になり、ここがスターバックスやシアトルズベストなどのコーヒー店発祥の地なのも、納得がいく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あまりに雨の日が多いので雨天中止というものはなく、屋外イベントはたいてい決行される。防水性のコートとブーツは必需品だ。しかし、慣れてしまえば、適した装具を身につけて、小雨の中森林を散歩するのはとても心地よい。自然との生活は、様々な状況を受け入れ、うまく折り合いをつけながら行われるのだから。</p>
<div id="attachment_178" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-178" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/12/resize-pic2+3-500x183.jpg" alt="seattle2" width="500" height="183" /><p class="wp-caption-text">シアトルからフェリーで30分のベインブリッジ島。水辺の散策が気持ちいい静かな所だ</p></div>
<div id="attachment_177" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><a href="http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/"><img class="size-large wp-image-177  " src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/12/resize-pic4+5-500x188.jpg" alt="seattle3" width="500" height="188" /></a><p class="wp-caption-text">（左）針葉樹と野生の草花が美しいレーニア山<br />（右）冬は防寒、防水装備でハイキング（&#8221;Mount Si&#8221; by Daniel Gasienica / CC BY）</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>この自然と人間の生活の折り合いは、都市のデザインにおいても同様に行われている。例えば、環境問題に対するアプローチ。シアトルは雨季と乾季による季節ごとの川の水位の変化が大きい上に、都市化が進んで地面がどんどん舗装されたことで、雨が川へ短時間に流れ込む量が増えた。そのため、崖崩れや土砂崩れが頻繁に起こり、川の水質が悪くなり、川にたくさんいた鮭が減少するなど、他の生き物へも影響を与えるようになった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この問題への対策として、ある程度の規模の雨が降った時に、その敷地内に降った雨水を貯めておける仕組みが、住宅の庭、道路脇、地下など様々な場所で用いられているのだが、ここではある公園を紹介したい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>シアトル郊外にあるミルクリーク・キャ二オン・アースワークスパークは、彫刻のような地形が印象的だ。そしてこの土地の起伏が雨水を貯めておく池として機能し、雨の量によって池になる範囲が変わる。今でこそ環境デザインという言葉はよく聞かれるが、この公園が完成した1982年の時点ではまだ、エコロジーと人が使うランドスケープの融合という考え方は新しかったのではないだろうか。</p>
<div id="attachment_173" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-173 " src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/12/pic6-500x375.jpg" alt="seatle4" width="500" height="375" /><p class="wp-caption-text">アースワークスパーク。彫刻のような地形が水害を防ぐ<br />(John Hoge, 1982,  City of Kent Arts Commission)</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>シアトルの住環境の素晴らしさは、住む人々の自然環境への意識の高さ、経済発展を進めながらも自然の豊かさを守り、より良くする努力を行うという、バランス感覚の賜物だろう。この環境づくりに貢献してきたデザイナーたち、それを支える地域文化に拍手を送りたい。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>ボーデン湖畔のウォータースケープ</title>
		<link>http://osoto.jp/kaigai/2013/09/11/germany_bodensee/</link>
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		<pubDate>Wed, 11 Sep 2013 02:59:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[ボーデン湖はドイツ最南端とオーストリア西端、スイス北東端の三カ国が接するドイツ最 &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2013/09/11/germany_bodensee/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ボーデン湖はドイツ最南端とオーストリア西端、スイス北東端の三カ国が接するドイツ最大の湖である。湖は最長63km,幅は14km,水深は平均90mで最深部は250mといわれる。アルプスの雪解け水など周辺３国にまたがる流域圏から湖に水が流れ込む。以前は大変汚れていたが、ボーデン湖周辺の上下水道の整備や国境を超えた流域圏単位の水政策の効果により、長い時間をかけて美しい湖へと変化した。ボーデン湖はドイツ有数の保養地であり、またドイツ人なら誰もが憧れる夢の場所である。</p>
<div id="attachment_137" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><a href="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/SP01_Takanori-Fukuoka.jpg"><img class="size-large wp-image-137" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/SP01_Takanori-Fukuoka-500x309.jpg" alt="201309_germany_1" width="500" height="309" /></a><p class="wp-caption-text">早春の日曜日の朝。霧のかかったボーデン湖を湖岸の公園越しに眺める　写真：Takanori Fukuoka</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回は、ドイツの生活を振り返り、ボーデン湖畔の水と共に暮らした日々について書く。元同僚や友人から提供してもらった写真を元にボーデン湖の春夏秋冬の水の風景の移り変わりと水と共に暮らす人々の豊かさを感じて頂ければと思う。ボーデン湖で一番素晴らしいのはその環境だ。海のような広大な水面とその背後に連なるスイスのアルプス。そして湖畔にはブレゲンツ、マイナウ、コンスタンツなど宝石のような美しい町が点在しており、その間に自然保護区域である湿地や自然の美しい護岸が保たれている。</p>
<div id="attachment_143" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-143 " src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/1309germany_21-500x174.jpg" alt="1309germany_2" width="500" height="174" /><p class="wp-caption-text">夕暮れ時に湖面が空の色を映しこむ瞬間　　　　　　　　　　　　早春の林檎の丘からボーデン湖を望む<br />　　　　　写真：Nora Menzel　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真：Nora Menzel</p></div>
<p>ボーデン湖の春は壮観だ。長く暗い冬が終わると湖畔の植物全てが一斉に芽吹き始め湖の周りの丘や山の色は変化を続ける。花は数週間の間に一斉に咲き、特にマグノリアやライラックが美しい。人々はこの時期ピクニックやロック・クライミング、軽いハイキングなどを始める。残雪のために山に本格的に入ることはできないが、もう嬉しくて森や丘に家族や友人と出かけるのである。この季節の私のお気に入りはリンゴの古木が植えられた、湖が一望できる丘の上で花見ピクニックをすることだ。リンゴの花の甘い香りの中で緑の丘に座って湖を眺めながら何時間も話し続ける。毎回企画者の設定するテーマに合わせてアペタイザー、野菜、デザートなど、事前に持ち寄る食べ物が重ならないように調整することが大切だ。最後は星を眺めながらたき火をしたり、音楽を演奏したりする。</p>
<div id="attachment_146" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-146" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/1309germany_3-500x175.jpg" alt="1309germany_3" width="500" height="175" /><p class="wp-caption-text">林檎の木の下で花見ピクニック　　　　　　　　　　　　　　　　ボーデン湖で一番人気のビアガーデン<br />　　　　写真：Nora Menzel　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真：Nora Menzel</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>夏のボーデン湖地域は人で埋め尽くされる。人々は湖畔のビーチや芝生地で日光浴、そして暑くなったら湖で泳ぐことを繰り返す。他に人気があるのはヨットだ。広大なボーデン湖に浮かぶ何百ものヨットが風を受けて走る姿は壮観だ。ヨットの他にもカヤックやウィンドサーフィンをする人もたくさん訪れるし、ゴムボートを浮かべて水の上の時間を楽しむこともできる。湖畔には驚くほどの数のキャンプ場や自然体験施設、ビーチや自然保護区域があり、自転車でこうした湖畔を周遊する自転車道も整っている。夏にはどの町も、湖に面した屋外空間にテーブルやパラソルを出し、水辺のプロムナードは大賑わいとなる。私のお気に入りはよく冷えたワインを持って水辺の石のテラスに座り、夕日と鏡のように空の色を映しこんで刻々と変化する湖の色を眺めながらお喋りすることだ。</p>
<div id="attachment_147" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-147" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/1309germany_4-500x175.jpg" alt="1309germany_4" width="500" height="175" /><p class="wp-caption-text">湖にボートを浮かべてビールを一杯　　　　　　　　　　夏のボーデン湖:ビーチ、水泳、白いヨットの群れ　<br />写真：Alexander Rohe 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真：Barrett Doherty</p></div>
<div id="attachment_148" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-148" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/SM09_Barrett-Doherty-500x333.jpg" alt="1309_germany5" width="500" height="333" /><p class="wp-caption-text">水辺のテラスで湖を眺めながらくつろぐ子供たち、上のテラスで食事と眺望を楽しむ人たち<br />写真：Barrett Doherty</p></div>
<p>ボーデン湖の秋は急にやってくる。10月を過ぎると風が冷たくなり湖周辺の木々が一気に色づき始め、鮮やかな紅葉になったと思うと急に葉が散り寒い冬の到来である。秋は収穫を祝うお祭りや市場が開かれる。太陽が出ている日中は暖かいので湖畔を散歩したり、山にハイキングに出かける人も多い。</p>
<div id="attachment_149" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-149" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/1309germany_5-500x165.jpg" alt="1309germany_5" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">紅葉と水鏡のように静かな湖面                                              湖でダイビングを終えた人たち<br />写真：Nora Menzel                                                                   写真：Nora Menzel</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>冬は長く憂鬱な季節だ。降雪量は年によってまちまちだが、マイナス15度前後まで気温が下がる日もある。日に日に暗くなる時間が早まるので、必然的に家の中で楽しむパーティーや屋内のイベントが増える。けれども、クリスマス・マーケットが開かれる12月は、スパイスの効いた暖かいワインを啜（すす）りながら湖を眺めたり、仮設のアイススケート場でスケートをしたりする。数年に一度だが、湖の水が凍りその上をスケートで移動できるようになる。ここでドイツ人の子どもたちは大興奮。アイスホッケーをしたり、氷の上で、風を受けて走る橇（そり）を使って競争したり、冬には冬の屋外の楽しみを追及する。</p>
<div id="attachment_150" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-150" src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/1309germany_6-500x165.jpg" alt="1309germany_6" width="500" height="165" /><p class="wp-caption-text">凍った湖の上でアイスホッケーを楽しむ                                              氷の上で橇のレース                   <br />                      写真：Horst Vorderwuelbecke                                          写真：Horst Vorderwuelbecke</p></div>
<p>ボーデン湖畔の町で人々はこのような一年を過ごす。屋外や水辺の使い方などプログラムが用意されていなくても、自分たちで環境を生かした楽しみ方をつくり出すことができる。これは小さいころから自然と親しみ、水と共に育つからであろう。ボーデン湖畔の生活は不便な点も多い。電車の本数は少ないし、湖を直線距離で結ぶ橋やトンネルはもちろんない。フェリーや船が日常の交通手段であり、車はスピードを落として湖の周りを遠回りしながら走らなければいけない。町には大きいショッピングモールやレストランもない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私が経験したドイツ・ボーデン湖畔の屋外空間の素晴らしさはすべてがこの美しい湖を中心に成り立っていることにある。曲がりくねった道をゆっくり走るからこそ見ることができる、黒い森を抜けて突然頭上に現れる深い青色の空や、夕焼けに染まっていく果てしなく広がる水面を眺めながらゆっくり流れる時間を感じる瞬間に、湖畔の生活の豊かさを感じることができるのだ。</p>
<div id="attachment_152" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-152  " src="http://osoto.jp/kaigai/wp-content/uploads/sites/5/2013/09/1309germany_07-500x363.jpg" alt="1309germany_07" width="500" height="363" /><p class="wp-caption-text">（上）ブレゲンツの埠頭。緑陰が心地よい冬                          ボーデン湖内の港から眺める夕焼けと澄み　<br />（下）冬　ボーデン湖越しにアルプスを望む                                       切った湖 面に映り込む空　　　<br /> 写真：Nora Menzel                                                                      写真：Nora Menzel</p></div>
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		<title>バングラデシュの、 水とともに生きる屋外空間</title>
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		<pubDate>Sun, 28 Jul 2013 07:03:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[バングラデシュという国の名前を新聞紙上などでよく目にするようになってきた。197 &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2013/07/28/bangladesh/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p class="marT20">バングラデシュという国の名前を新聞紙上などでよく目にするようになってきた。1971年にパキスタンから独立したベンガル語を主言語とした国だ。私とバングラデシュとのつながりは、南部の海岸地帯で、サイクロン（巨大台風）シェルター兼診療所の設計に携わったことから始まる。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/01.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">サイクロンシェルターの模型写真</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/02.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">敷地への模型のモンタージュ</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/03.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">現地で住民説明会を開催</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"></div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT20">バングラデシュで人が集まる場はチャイ屋だ。半屋外のチャイ屋には、いつも誰かがいるが、基本的にはイスラム教圏なので、男女のパブリックスペースは分かれ、男性のみが集まっている。ちなみに船着場の待合所などは、一応男女の部屋に分けられているが、厳密に分かれているという感じではなかった。<br />
一方、ダッカなどの都会に行くと、規模は大きく人口が多いこともあり、知り合いには会わないだろうという安心感からか、男女二人が仲睦まじく話をしているシーンも見られる。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/04.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">田舎のチャイ屋（男性のみ）</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/05.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">ダッカの船着場</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/06.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">船着場（右が男性用、左が女性用の待合）</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/07.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">ダッカの国会議事堂近くの公園</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT40">閑話休題。バングラデシュではチャイを作るのも、屋台で揚げ物を作るのも、自宅の台所も、料理をする場所は基本的に半屋外に置いてある土製のかまどである。この地域の土は粘土質なので、その辺にある土を上手くこねて作っている。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox05"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/08.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">かまどで牛乳と一緒に煮るチャイ</p>
</div>
<div class="Rbox05"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/09.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">半屋外の揚げ物の惣菜屋</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT40">道の両側には小さな屋台やお店が並んでいるが、至る所にベンチや座る場所があり、道全体に人が常に居る状態になっている。1年のうち6か月は雨季があるモンスーン気候の国なので、小さな屋台やお店の軒先には屋根が付いている。この道をバイクが通る時は、道を開けるようにクラクションを鳴らし続け、人の声もそれに劣らず大きいので、アジアの国らしい喧噪に包まれている。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/10.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">至る所にあるベンチにみな腰掛ける</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/11.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">人もバイクも車も押し合いながら進む</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT20">スポーツの一番人気は、クリケットのようだ。ちょうど僕たちが行ったときには、4年に一度のクリケットのワールドカップが、インド・スリランカ・バングラデシュ共催で行われており、大きな盛り上がりを見せていた。また、屋外では、子どもも大人も関係なく、バドミントンや、木の板で作ったビリヤードのようなゲームで遊んでいる人たちを良く見かけた。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/12.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">クリケットは人気スポーツ</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/13.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">バドミントンに熱中する人々</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/14.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">家もゲームもハンドメイド</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/15.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">子供も遊びを創りだす</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT40">水辺空間の使われ方にも、日本とは違った風景が見られる。道路や橋がまだ整備されていない南部では、ダッカと南部地域を結ぶ河は、交通・物流の大動脈であり、バングラデシュの人たちにとっては生命線と言える。ダッカの乗船所の周りには、大型船が並び、建材や野菜などの取引や引き渡しが行われ、非常に活気がある。船が立ち寄るそれぞれの村にとっても、この乗船所からの物資が重要である。一方、真水の確保が難しく、井戸水が飲み水となっているため、川やため池などの水辺空間は、洗濯や身体を洗う場所ともなる。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/16.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">バングラデシュの大動脈である船舶</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/17.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">木造造船技術は、広範囲に継承されている</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/18.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">船の上が祈りの場ともなる</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/19.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">河が物流の重要経路なので、皆船を待っている</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/20.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">井戸は生命線で、皆が集まる場所</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/21.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">水辺空間は洗濯、お風呂などの場所</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT40">サイクロンが頻発するこの地域では、高潮により度々大きな被害にあっている。2007年の巨大サイクロン「シドル」が襲来した際には、約4千人が亡くなる事態となった。その後日本を含む各国がサイクロンシェルターを建設したが、人口増加が続くバングラデシュでは、まだ3,000棟も必要とされている。通常は学校として使われている事が多く、ピロティの下は子供の遊び場になっている。箱モノであるが、有事の際は命を救う箱である。もっと多くの人が収容でき、安価に建設可能なサイクロンシェルターの作り方が待ち望まれる。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/22.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">シドル後に建設された小学校兼シェルター</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/bangladesh/23.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">改装されたシェルター</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT20">バングラデシュのおそとは、宗教的な目に見えない規律を持ちながら、人間として生きるために現実的な使われ方が優先されているように感じられる。また、南部ではガスや電気、電話線など、遠い昔から頻発するサイクロン被害によって従来のインフラが整備されていない。しかしその一方で、ソーラーパネルや携帯電話など、新しい技術によって生み出されたパーソナルな規模のインフラが普及し、生活の一部が一足飛びに近代化しているのだ。このような、地球を傷つけず、必要最低限のインフラで生活が成り立つ風景を見ていると、先進国のいうエコとは違う自然との関わりについて、何か示唆されているような気がする。さらに急激な人口増加と近代化が同時に進むバングラデシュで、自然災害と付き合いながら、今後どのようにおそとの使われ方が変わっていくのか注目である。</p>
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		<title>16th Street Mall Downtown Denver</title>
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		<pubDate>Sun, 28 Jul 2013 07:02:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[adminost]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[ロッキー山脈を背にしたコロラド州デンバー市 アメリカ大リーグのロッキーズ、フット &#8230; <a href="http://osoto.jp/kaigai/2013/07/28/us_denver/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="box-images"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/01.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">ロッキー山脈を背にしたコロラド州デンバー市</p>
</div>
<div class="txt-main">
<p class="marT20">アメリカ大リーグのロッキーズ、フットボールのブロンコスの本拠地であり、またマイル・ハイ・シティ（海抜1マイル＝約1,600ｍ）としても知られるコロラド州デンバー市。ロッキー山脈東の麓に位置するアメリカ中西部の大都市であり、その昔1840年代、開拓者が金とバッファローを求め、そこに街を創り始めたのがデンバー。そのデンバーの中心で、いつも大勢の陽気な人々で賑わっているのが、16thストリートモール。全長約1.8ｋｍ、真っすぐに続く歩行者専用モールはビジネス街の中心にあり、街の文化、経済、そしてエネルギーの源。街はここから生まれ、デンバーの人たちのドラマが今日も演じられる街のステージである。</p>
<p class="marT20">私が初めてデンバーを訪れたとき、ダウンタウンが実に美しく、いきいきと活気のある16thストリートモールの光景に感動した。まず、私の目に入ってきたのは、道でありながら車は1台もなく、そこには子供からお年寄りまで、そして様々な人種の人々があふれている街の姿だった。木陰でランチブレイクをとるビジネスマン、ウインドウショッピングする人、ベンチでただただくつろぐ人、皆が思い思いにこの場所を楽しんでいるものだなと思った。日中も夕暮れ時も、モール沿いにあるレストランやオープンカフェは、食事とおしゃべりを楽しむ人々で夜遅くまで賑わっている。街の賑やかな姿を楽しむには、このオープンカフェに座りながら街の様子を眺めるのが一番。</p>
<p class="marT20">次に驚いたのは、その車のない道をシャトルバスが走り、長いモールを移動する人たちの立派な足代わりとなっていること。また、それがすべて無料サービスなのだ！乗り降りがしやすいようステップは低く造られ、窓は大きく、中からは外の様子が良くわかる。実に歩行者のことが考えられたやさしい街だなと、それだけで心がうきうきした。このシャトルバスは環境に優しいハイブリッドエンジンを使用し、東行きと西行きに別れ、約2分間隔で運行される。近郊を結ぶライトレールや高速バスとも連絡し、車を使わずにダウンタウンと郊外を結んでいる。近い将来には、街中がこのライトレールで結ばれる計画なのだそうだ。</p>
</div>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/02.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">ショッピング、レストラン、エンターテイメントでいつも賑わう16thストリートモール</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/03.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">シャトルバスに乗れば、楽に移動ができる</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/04.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">モールの片側は、アメリカ全土へつながる玄関口、デンバー・ユニオン駅</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/05.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">もう一方は、州会議事堂へとつながる</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT40">16thストリートモールがつくられたのは、決して偶然ではなく、この街にあるお店のオーナーであったダナ・クロフォードさんが変わりゆく街の姿を見て、何とかしなくてはと感じたのが始まりだった。1960年代に路面電車の道は自動車が行きかう道に変わり、ダウンタウンの古い建物は次々と壊され、多くの店がダウンタウンから郊外へと移っていった。この様子に、何とかもう一度ダウンタウンに活気を取り戻そうと立ち上がったのだ。その行動の一番目として、消えようとしていたラリマー・ストリートの美しい歴史的な街並みの保護を行い、それが今のラリマー・スクエアとなり、デンバーの昔の街並みを新しい街として復活させた。その次に行われたのが16thストリートモール。この街の中心に活力を与える動きは、その後、街全体のマスタープランの基礎となり、次々と進む街の開発は、常にこの16thストリートモールとのつながりを大切に計画されている。</p>
<p class="marT20">マスタープランの骨格は実にシンプルで、まずは16thストリートモールが街の中心軸となり、その両端には政治の中心である州会議事堂と流通の要所であるデンバー・ユニオン駅がある。そして、中心軸から手足のように伸びる道は、近隣にある文化、教育、医療、住宅、スポーツ施設をダウンタウンとつないでいる。また、このマスタープランでは街と水、すなわちダウンタウンと川沿いの空間を結ぶことも大切であると考えられており、近年は、水辺を中心に新しい住宅やオフィスビルなどの建設が次々と進められている。ダウンタウンに住み、ダウンタウンで仕事や遊びができる。今、一番人気のある健康でクールなライフスタイルだ。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/06.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">保護された美しい歴史的建築物が立ち並び、いつも賑やかなラリマー・スクエア</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/07.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">クマのパブリックアートで親しまれるコロラドコンベンションセンター</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/08.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">アメリカ中西部最大のビジネス街もモールと隣り合わせ</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/09.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">オペラやモダンプレイが演じられるデンバー・パフォーミング・アート・コンプレックス</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<p class="marT40">私の友人の一人であるジムさん一家は、ダウンタウンまで歩いて3分のチェリークリーク川のほとりにあるコンドミニアムに暮らしている。毎日、彼はダウンタウンにある会社へ歩いて通勤。週末は子供たちと近くの公園やエリッチガーデン遊園地で遊んだり、ロッキーズの試合を観戦しに歩いてスタジアムまで行くそうだ。郊外に住んでいた以前と比べると、車に乗る必要があまり無くなり、家族と過ごす時間がずっと増えたとか。</p>
<p class="marT20">アメリカ開拓時代の姿がいまだに感じられ、しかも未来へと常に歩み続けているデンバー。人に優しい街づくりの考え方は、市民の暮らしを支え、そしてデンバーを訪れる人たちも温かく迎えてくれる。そんなデンバーらしい青空いっぱいの下、16thストリートモールは、デンバーの中心としてこれからもあり続けることだろう。アメリカへの旅行を計画する際には、是非、デンバーの16thストリートモールに立ち寄ることをお薦めする。</p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/10.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">郊外とダウンタウンとを結ぶ高速バスのターミナル</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/11.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">無料のシャトルバスがあるから、モール中どこへ行くのもらくらく！</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="box-images clearfix">
<div class="Lbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/12.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">ライトレールはこれからの交通手段の主役！便利で早く、そしてとても楽しい乗り物</p>
</div>
<div class="Rbox-images02"><img src="http://osoto.jp/kaigai/images/denver/13.jpg" alt="" /></p>
<p class="capTxt01">ダウンタウンに近いからとても便利、健康な暮らしができるニュータウン</p>
</div>
</div>
<p><!-- /box-images --></p>
<div class="marT30">
<p class="capTxt-l"><a href="https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=202599973305375629297.0004d649376307de5b1e8&amp;msa=0" target="blank">&gt;&gt;16thストリートモール、ラリマー・ストリート、コロラドコンベンションセンター、<br />
デンバー・パフォーミング・アート・コンプレックス</a></p>
</div>
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