夏真っ盛り!
ですが、OSOTOはもう、秋の特集の取材がはじまりました。
今回は秋だからこそ、のテーマです。
特集の撮影のようすをちょっぴりお見せしましょう。
画面左端の男性にちゅうも~く!素晴しい横っ飛びを見せてくれていますね。
さてさて、いかがでしょう?
秋の特集は楽しみになってきましたか?
まだまだしばらく取材の日々が続きますので、ちょこっとずつお知らせしますね。
それでは。
秋の取材で黒こげになりつつある、編集部山本でした。
海の日の19日、
「森のおむすびマーケット」へ行ってきました。
京北森林公園へは、大阪から車で走ること3時間半。
パーペー、じゃなかった、ほぼペーパードライバーな私には、
どきどきの山越えドライブでした(笑)
そしてたどり着いたイベント会場は、森に囲まれたこじんまりとした芝生広場。
まさに、人と人の縁を結ぶのにはぴったりの広さ。
山越えで神経が磨り減った後には(大げさ)、ほっと心和むイベントでした。
お兄さんがろうけつ染めで染められた手ぬぐいを妹さん
が販売されていたり、
ヤギ農家の方に、外にさっぱりとしたヤ
ギのチーズを味見させていただいたり、
冷たく冷えたブラック
ミントティーの清涼感に、
体温が1,2度下がったり(ホント
に?)、
出店されている方と話をしながら巡る会場は、
ゆるゆるとした雰囲気。
木立のなかのお店
は、まさに森のマーケット。
小枝に商品を吊るした木は、クリ
スマスツリーのようにも見え、
思わずくすりと笑みがこぼれま
す。
森林公園というだけあって、見本林のように木々が植えら
れ、
田んぼや民家を挟んだ向かいの山も濃い緑に覆われて、
暮らしの楽しみと自然がその空間に、ギュッと詰まっているのを感じました。
少し涼しくなってきたころはじまった、ドラムセッションは、
ピ~ピ~、プ~プ~とサンバのリズムでドコドコドコドコ。
小さい子も他の人のようすを見ながら、一生懸命リズムを合わせます。
その周りではリズムにのって踊りだす人もいて、
会場が一気に南米ムード。
その次に広場の真ん中に置かれたのは和太鼓。
そう、夏の風物詩「盆踊り」でクライマックスを迎えます。
この地方に伝わる「山国音頭」。
保存会の方によると、昔は上手く踊れる人がモテたとか。
色々な手足の動きがあり、なかなか難しそうな踊りです。
これを華麗に踊れたら、確かにモテるかも。
みんなで輪になってぐるぐる回る、盆踊り。
古今東西、老若男女、リズムに合わせて体を動かせば、
自然に笑顔になるのですね。
最初ははにかみながら踊っていた人たちも、
薄暮のなか、最後まで楽しく日本の夏を楽しんだようすでした。
そして、盆踊りの余韻を胸に、日本全国地方の盆踊りを巡る旅がしてみたいなあ。
盆踊りはおそとでするものだし、と新たな野望を抱きつつ、
再びの山越え(しかも夜道)を泣く泣く家路に着いたのでした(だから大げさ)。
編集部 山本
雨の日が続きますね。
から梅雨か~なんて思っていたのが大間違い。
今週は、梅雨の本領発揮な週ですね。
さて、おそとに出かけられずにくさっちゃう。
という人におすすめの連想おそと本紹介、再び。
前回はこちら。
森見登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』で終わっていたので、
そこから連想して・・・。
平松謙三著『ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし20000GT』
猫のノロと平松さんご夫妻のヨーロッパ旅日記。
レンタカーで巡る国は、フランス、チェコ、ドイツ、フィンランドと全部で13カ国。
まさに「グランドツーリング」。
猫を連れて旅行って可能なんですね。
しかも海外。
我が家の内弁慶な猫とは、ヨーロッパ旅行なんてとうてい無理そうなので、
たくさんの「うらやましい」が詰まった1冊です。
猫を連れて旅をするときの準備やアイデアが詳しく紹介されているので、
旅好きで猫好きな方におすすめ。
いつでもどこでも猫と一緒にいたいのに、恋心一向に理解されず、という方にも。
ヨーロッパの町並みを背景に写る、ノロちゃんの写真も必見です。
『夜は短し歩けよ乙女』のヒロイン「黒髪の少女」から、
「黒毛の猫」のノロちゃんを連想しました。
そこから連想するのは、野田知佑著『カヌー犬・ガク』
カヌーイストの野田知佑さんと日本初のカヌー犬ガクの出会いから別れまでの、
冒険の日々をつづったエッセイ。
野田さんにとってガクは、まさに相棒。
一緒にカヌーに乗ってユーコン川を下り、激流に沈し、
熊と戦い(最後は野田さんに助けを求めるけど…)、
クジラを見て(本当は怖がってデッキの下にもぐりこんでいたんだけど…)。
ペットとしてではなく、一匹の冒険犬として、
野田さんと旅をしたガクの冒険譚です。
雄大な自然を前にして、人と犬の男同士のまっさらな熱い思いが
伝わってくる1冊です。
動物との旅、で連想しました。
次は、いしいしんじ著『ポーの話』。
太古の昔から、川の上流の岸辺に住む「うなぎ女」たちを
母として生まれたポー。
街をめぐる水路や川を自在に泳ぎ、水の中に生きています。
そんなポーが住む川のある街を、500年ぶりの土砂降りの雨が襲います。
濁流とともに流されていくポー。
雨の日にこそ読んで欲しい1冊です。
雨だれの音を聞きながら読むと、
ポーといっしょに川を旅する不思議な浮遊感を感じます。
川の旅、での連想です。
旅ものの紹介のようになってしまいましたね。
今週降り続いた雨も、予報では金曜日まで。
この雨が止めば、梅雨明けでしょう。
夏本番!を前にこんな本を読んで、旅する気持ちを盛り上げてみて。
紹介している私は既に、誰よりも、もりもり盛り上がっています(笑)。
編集部 山本
昨日、Take me to the outside!更新しました。
こちら→http://takeme.osoto.jp/
夏は緑の木陰や冷たい水が恋しくなりますよね。
暑いな~、疲れたな~、なんてときは森林セラピーがおすすめ。
取材した高野山は、真夏でも25℃ぐらいなんですって!
空気も清々しくて、木洩れ日のなかで寝転んだり、ハンモックに揺られたり。
はっきりいって、癒されます。確実です。
ちなみに平日の取材だったからなのか、
高野山へ向かう電車は途中から以上に多国籍。
ケーブルは日本語・英語・フランス語のアナウンスが流れ、
海外旅行に行ったかのようでした(笑)。
夏休みの思い出に、自然の中でいっぱい遊びたい!という方には、
つばさプロジェクトの田舎体験ツアーがおすすめ。
観光地を見て、写真を撮ってという旅も、もちろん楽しい旅ですが、
地元の人との交流があれば、より深く心に残ります。
私自身がいわゆる「田舎」と呼べる場所がなく、
夏休みに地方のおばあちゃん、おじいちゃん家に遊びに行くという
友人をずっとうらやましく思っていました。
なので「親戚の家に遊びに来たかのよう」な、
この田舎体験ツアーが私の子どものころにあったなら・・・。
と思わずにはいられません。
自然の恵みを享受するだけではなく、自ら自然を守り育てたい、という方には、
京都土の塾の森づくりがおすすめ。
これほど真摯でありながら、
自由に、楽しく、森づくりに取り組んでいる方たちが他にいるだろうか?!
と思うぐらい、独特な活動だと思います。
彼らには、森のために「~してあげる」という考えは全くないのです。
手作業で、竹を伐ったり火をおこしたり。
そうして自然のリズムに近づくことで、命の大切さが体に染み込んでいく。
皆さんのお話を聞いていると、
人の中にも「野生」が眠っているのだな。
と実感しました。
荒々しいという意味ではなく、言葉で表すのなら「清々しい」という感じ。
日本全国の森で、同じような志を持った活動が広がるといいな。
それが、今回の取材で一番強く感じたことです。
長々と紹介しましたが、
まあまずは本文をご覧下さい。
感想など、コメントいただけるとうれしいです❤
編集部 山本
ちょっと前の話題になってしまいますが素敵なおそとを紹介しますね。
イベント情報でも紹介した、こちらのイベントから。
北欧の音楽ピクニック
6/20(日)に万博公園でおこなわれたこのイベントは、
ステージでの演奏や北欧雑貨の販売など、
梅雨空に清々しい北の国の雰囲気を運んでくれました。
都合で公園到着が遅くなってしまったのが、とっても残念!
もっとずっとステージを見ていたい~というのが、正直な感想。
だって、ほら。
楽しそうでしょう~。
この大きなリコーダー(これ、リコーダーなんですよ!)は、
ぶお~っと地面が鳴る様な、熊の咆哮のような音がでるにもかかわらず、
メロディーもしっかりと奏でる。
そんなすごい楽器なのです。
これは、実際に聞いた人でないとわからないかも・・・。
近くで見るとこんな感じ。
見た目も楽器とは思えないかも。
オブジェみたい?
のんびりと芝生に寝転がって聞いていたり、
ピクニックしながら聞いていたり、
独特のメロディーなのに、
なぜか懐かしくときに切なく、ときには心浮き立つような、
す~っと心に染み渡る音楽に包まれて、
実にゆったりとした時間が流れていました。
本当に眠りに落ちてしまった様子のお父さんたちも多数(笑)いて、
それはそれで、心地よいひとときなのだな、
とひとりうなずいたりして。
そして最後に待っていたのは・・・
観客も巻き込んだダンス!!!
北欧では、お祭りや結婚式など人の集まるときには
メイポール(写真の中心に立っているふたつの環のついたポール)を囲んで
ダンスに興じるのだとか。
今回出演したミュージシャンの方々の呼びかけで、
予定外のプログラムだったにもかかわらず、
みんなでステップを踏んで、メイポールの周りを
ぐるぐるぐるぐる・・・。
ここはフィンランド?もしかしてノルウェー??
と思ってしまいそうなほどの盛り上がり。
梅雨の物憂さなんて、ものの見事に吹き飛んでしまう、
大満足のイベントでした。
お久しぶりです。更新が滞っていてすみません!
梅雨だから…というわけではないのです。
しっかりおそとへは出かけているのです。
油断して蚊に刺されたりしているのです・・・。かゆかゆ。
もうご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、
夏号のOSOTOpaperの配布がはじまっています。
今回は、
いざ、木洩れ日のおそとへ。
として、自然あふれるおそとを紹介しています。
ほぼ大阪府内での配布になっていますので、
府外の方はwebの更新をもう少しお待ち下さい!
もう言うてる間ですから。
(もうすぐ、という意味です。関西弁なのかな?)
暑い季節に、緑の心地よい風をお届けします。
この夏は海じゃないな、森だな。と思っちゃうかも。
OSOTO編集部 山本