夏の暑い一日を乗り切るために、朝食はしっかりと摂りたいもの。貧血予防に効果的な鉄分を多く含むブロッコリーで、夏にぴったりな冷製スープはいかが?野菜をしっかり食べて、水分やビタミンをしっかり補給しましょう。陽射しが柔らかい朝のうちに、おそとで優雅に朝食をいただけば、お腹のなかから体がシャキッと目覚めます。
01 ブロッコリーの冷製スープ
<材料>
じゃがいも 300g
玉ねぎ 100g
ブロッコリー 1株
水 300cc
牛乳 300cc
生クリーム 100cc
固形ブイヨン 1個
オリーブオイル 適量
バター 10g
塩・コショウ 適量
トッピング
きゅうり、トマト、水ナス、トウモロコシ、アスパラガス、パプリカなど 適量
1.ブロッコリーは水でさっと洗い、房を小分けにして、芯の部分には切り目を入れ、ラップに包んで電子レンジで1分半加熱。冷水で冷やして色止めしておく。
2.じゃがいもを細かく刻み、玉ねぎはスライスする。
3.フライパンにバターとオリーブオイルを入れて火にかけ、バターがとけたら玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたら、じゃがいもを加えてさらに炒める。
4.水を加え、沸騰してからブイヨンを入れる。じゃがいもが柔らかくなったら火を止め、粗熱をとり、2と一緒にミキサーにかけてペースト状にする。
5.4をボールに移し、牛乳、生クリームを加えて塩、コショウで味を調える。よく冷やしたら、スープの出来上がり。
6.よく冷えたスープにトッピングをします。キュウリは塩揉みして、水ナスはお好みの大きさに切って塩水につける。トウモロコシ、アスパラガスはさっと茹で、トマト、パプリカはそのままお好みの大きさで。スープに彩りよくトッピングして、完成。
※ブロッコリーにはビタミン類が豊富に含まれています。ビタミンは熱に弱いため、熱を通しすぎないのがポイント!
02 枝豆のスパニッシュオムレツ
<材料>
じゃがいも 中4個
枝豆 40個程度
ベーコン 100g
ミニトマト 12個
卵 6個
生クリーム 100cc
ニンニク 1/2片
塩・コショウ 適量
オリーブオイル 適量
1.じゃがいもは皮をむき、大きめのさいの目に切る。ラップに包み、電子レンジで5分加熱して柔らかく蒸しておく。
2.枝豆はさやをつけたまま塩茹でにし、茹であがったらさやをむく。
3.フライパンにニンニクのみじん切りとオリーブオイルを入れ、細切りにしたベーコンを炒める。
4.卵を割り、よくかき混ぜザル等でこす。ミニトマト以外のすべての材料を加え、混ぜ合わせる。
5.フライパン(直径21センチ程度)にオリーブオイルを入れ、中火で油が熱くなったら、4を入れる。外側から卵が固まってくるので、内側にも火が通るように、コンロの上でフライパンを動かしながら全体に火を入れていく。
6.卵が1/3くらい固まったら弱火にし、ミニトマトをまんべんなく散らしてから蓋をする。全体が固まってきたらひっくり返し、両面をじっくり焼く。
7.中央に竹串などを刺して卵液が出てこなければ完成。粗熱をとり、冷めてから切り分けましょう。
03 甘夏とスイカの朝サラダ
<材料>
甘夏 1個
スイカ 1/8程度
アボガド 1/2個
サラダ菜 2束
ルッコラ 2束
ヨーグルトドレッシング
ヨーグルト(無糖) 大さじ4
レモン果汁 1個分
オリーブオイル 大さじ2
はちみつ 大さじ1
塩・コショウ 適量
1.お皿に水分をよくきったサラダ菜、ルッコラを盛る。
2.皮をむいた甘夏と、食べやすく切ったスイカとアボガドを1の上に盛る。
3.ボウルにヨーグルトドレッシングの材料をすべて入れ、よくかき混ぜてから2にかける。
夏の太陽は早起きです。太陽が昇って気温が上がってしまう前に、早起きをして栄養満点の朝食をいただきましょう。テーブルと椅子をテラスに出したら、冷製スープやスパニッシュオムレツ、サラダの他にもパンや果物を並べて見た目も賑やかに。
冷製スープは野菜を浸けて、ディップのように食べてもよし。野菜をたくさん食べることが出来てヘルシーです。ナスやトマト、キュウリ、アスパラ、オクラなどの旬の野菜を彩りよくトッピングすれば、食欲も刺激されます。
気持ちよく朝の時間を過ごすために、食器にもこだわって。薄手の器やガラス食器を使うと、涼やかな食卓に。夏バテで食も細くなりがちな季節。自然の食材からしっかり栄養を摂って、元気に、健康に過ごしましょう。
撮影協力:GULI GULI