2013.12winter_top寒い季節だっておそとを楽しみたい!そんなときは、公園で鍋パーティーをしてみませんか?熱々の鍋料理をいただけば、体のなかからぽかぽかに。一緒に火を囲めば、温かい気持ちも分かち合える。しっかり温かく着込んだら、さあ公園に出かけましょう!

海鮮トマト鍋(4人分)

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〈材料〉
鍋のスープ
A                      B
□和風だし            1200ml      □塩                         適量
□トマトピューレ         400ml      □黒胡椒         適量
□タカノツメ             1本               □オリーブオイル 大さじ1
□ローリエ            1枚

 

鍋の食材
□鶏モモ肉ぶつ切り(骨付き)   200g
□豚肉薄切り                 400g
□ウィンナーソーセージ         4本
□有頭海老                   4尾
□ブリ                     4切
□ホタテ                    4個
□カブ                     1個
□ニンジン                 1本
□白菜                   1/4個
□水菜                     2束
□ブロッコリー               1/4個
□きのこ類                   適量

 

1.鶏肉や野菜の下ごしらえをします。まず、鶏モモ肉はすこし大きめのぶつ切りにします。
2.カブは茎を3cmほど残して皮をむき、8等分に切り軽く茹でます。
3.ニンジンやブロッコリーも好みの大きさに切り、軽く茹でておきましょう。
4.ほかの野菜も食べやすい大きさに切っておきます。
5.お鍋にAと鶏肉を入れ火にかける。フツフツと気泡があがってきたらあくを取り、Bを入れて鍋の準備の完成。
6.野菜やお肉、魚介を入れて火が通れば、手を合わせていただきます!

※鍋は下ごしらえが肝心!火の通りが遅い食材は先に下茹でしておくことで、一番美味しいタイミングで食材をいただくことができます。
※鶏肉は炊けば炊くほど硬くなります。ぷりぷりのうちに食べましょう。

<アレンジ>
・焼いたお餅を入れても美味しいですよ。
・焼いたパンとも相性バツグン!焼いたパンと一緒にお鍋を楽しむのもいいですね。
・鍋の〆には、残った美味しいスープにご飯とチーズ、黒胡椒を入れてリゾットに!

 

 

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(左)全員参加でお鍋の準備!
(右)お鍋が出来上がるまでの時間のおしゃべりも楽しみ。

おそとでの鍋パーティーの楽しみは食べるだけではなく、準備も一緒にできること。「早く食べたいね」なんて言いながら、野菜を切ったり材料をお皿に並べたり。公園に落ちている落ち葉を飾るなど、自然の素材を生かしたテーブルアレンジをみんなで考えるのも一興です。
お鍋に材料を入れて、席についたらしばらくおしゃべりの時間。でも自然とみんなの視線はお鍋に集まって、グツグツ熱くなるのが待ち遠しい~!

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(左)熱燗で体もぽかぽか。でも飲みすぎには注意してね!
(右)ちょっと焦げ目をつけたパンを添えるのも素敵。

今回の鍋パーティーでは、せっかくなのでアルコールも温かいものを準備しました。洋風のお鍋に、あえて熱燗。ワンカップタイプのもので、いろいろな種類の日本酒で飲み比べます。このタイプの日本酒はお湯を沸かしたお鍋にそのまま浸けるだけで熱燗ができるので、できるだけ荷物を少なくしたいおそとでのパーティーにおすすめです。

 

冬のおそとの醍醐味は、澄んだ冷たい空気と全身で感じる太陽の暖かい光。シンプルな喜びだからこそ、五感を研ぎ澄ませて感じたいもの。お鍋を囲みながら、そんな喜びを分かち合う一日をこの冬の1ページに刻んでみませんか?

 

 

クッションやブランケット
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クッションを1つ敷くだけで、ベンチから伝わる冷たさが防げます。また、ブランケットはしっかり厚手のものを準備すること!肩や膝にかけて、温かくして過ごしましょう。
服部緑地

photo:谷あいの原っぱ
火気利用可能なエリア(谷あいの原っぱ、ちかくの森)がある服部緑地(直火は禁止)。鍋パーティーやBBQなど、荷物が多くなりがちなときも、駅から近いのでとっても便利です。冬の清々しい空気を胸いっぱいに吸い込んで、パーティーの後に公園を散歩してみるのもいいですね。