パーティーに欠かせない美味しい食べ物。それは会話を生み出す「会話のタネ」となり、人と人の交流のきっかけをつくります。今回は、ガーデンパーティーにおすすめの、会話を生むレシピをご紹介します!
01会話を生むサンドイッチ(10人分)
※様々な材料をお好きなパンに挟んでいただきます。
ジューシーローストポーク
<材料>
豚もも肉(塊) 400g
ローリエ 2枚
ローズマリー 2本
ニンニク 1片
塩・コショウ 適量
オリーブオイル 大さじ2
1. 豚もも肉全体に塩・コショウをたっぷりまぶしてすりこみ、ラップでぴったり包んで最低2時間程度冷蔵庫で寝かせる。
2. フライパンにオリーブオイルを入れ、ローリエ、ローズマリー、潰したニンニクを加えて弱火にかける。
3. ニンニクがきつね色になったらフライパンから取り出し、1の豚もも肉を焼く。全面に焼き色が付いたら取出し、アルミ箔でしっかり包んで200度のオーブンで8分間焼く。
※焼いた直後に切ると、旨みのある肉汁が出てしまいます。焼き上げてから冷蔵庫で一晩冷やすのがベストです。
弁当男子のフムス
<材料>
ひよこ豆(水煮缶) 200g
ゴマペースト(練りごま) 大さじ2
生クリーム 50cc
プレーンヨーグルト 大さじ1
バージンオリーブオイル 大さじ2
レモン(果汁) 1/4個分
ニンニク(おろし) 1/2片
アンチョビペースト 小さじ2
塩・コショウ 適量
1. すべての材料をミキサーにかけます。粒がなくなりペースト状になれば完成!
※フムスは中東料理で、ヨーロッパでもよく食べらているメニューです。バゲットに塗ったり、野菜のディップソースとしていただきます。通常はヨーグルトや生クリームは入れませんが、加えることでまろやかさとさっぱり感が加わり一層美味しくなります。
※オリーブオイルは硬さを調節しながら少しずつ加え、お好みで量を調整してください。
ツナのポテサラ
<材料>
ジャガイモ(男爵) 3個
ツナ缶(オイル漬け) 1缶(140g)
玉ねぎ 1/2個
ミックスナッツ(無塩 ) 100g
ディル(フレッシュ) 1本
生クリーム 50cc
A
ヨーグルト 大さじ2
マヨネーズ 大さじ1
バージンオリーブオイル 大さじ2
レモン(果汁) 1/4個分
ニンニク 1片
アンチョビペースト 小さじ1
塩・コショウ 適量
1.玉ねぎを薄くスライスし、水にさらす。
2.ジャガイモは皮つきのまま茹でる。茹で上がり後熱いうちに皮をむき、食べやすい大きさに手で割いて塩を振る。
3.ツナ缶の油を切り、オリーブオイルを加えてミキサーでペースト状にする。
4.ナッツを適度な大きさに刻む。
5.ニンニクをこすりつけて香りを移したボウルに3とAを加えて混ぜ合わせる。
6.5にしっかり水気をきった1の玉ねぎと2のジャガイモ、4の刻んだナッツとディルを加えてよく混ぜ合わせたら完成。
赤パプリカのピンチョス
<材料>
赤パプリカ 1個
生クリーム 50cc
牛乳 50cc
サラダオイル 100cc
レモン(果汁) 1/4個分
黒オリーブ塩漬け(種無し) 2,3個
塩 適量
わさび 適量
1. パプリカは皮つきのまま200度のオーブンで約10分焼く。焼けたらボウルの上で熱いうちに皮をむき、種を取り出す。パプリカの中から果汁がたくさん出てくるので火傷しないように気を付けながらボウルに受け、皮と種を除いたパプリカを果汁につけて冷ましておく。
2.生クリームと牛乳、サラダオイルをハンドミキサーにかけクリーム状にし、レモン汁と塩を加える。
3.冷えたパプリカを縦に幅1cm程度に切り丸め、2のソース、輪切りにスライスした黒オリーブ、少量のわさびをトッピングして完成。
02 サンドイッチ・サラダソース
醤油とバルサミコ酢のソース
<材料>
バルサミコ酢 大さじ2
醤油 大さじ1/2
赤ワイン 大さじ1
砂糖 小さじ1
水 50cc
片栗粉 小さじ1
1. 鍋にバルサミコ酢を入れ弱火にかける。ふつふつとなべ底から気泡がでて、とろみがでてきたら赤ワイン、醤油、砂糖を加える。
2. 再度気泡がでてきたら水を加え、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。
黄色パプリカのソース
<材料>
黄色パプリカ 1個
アプリコットジャム 大さじ1
サラダオイル 100cc
塩 適量
1.パプリカのピンチョスと同様、パプリカを200度のオーブンで焼き、皮をむき果汁につけて冷ましておく。
2.1のパプリカと果汁、アプリコットジャムをハンドミキサーにかけ、ペースト状になったらサラダオイルと塩を加え、再びミキサーにかけてなめらかになれば完成。
※お肉によく合う甘いソースです。
会話を生むパーティー料理のポイントは、ひとつひとつのメニューやソースを別々にテーブルにセットしておくこと。そうすることで、様々なメニューをパンに包んでサンドイッチにしたり、野菜にかけて食べたり、混ぜてオリジナルの味を編み出したり、「それどんな味?」「何を挟んだの?」と会話をはじめるきっかけになります。
今回、弁当男子の對中さんがパーティー料理を提供したのは、とある牧場でのアウトドアウェディングパーティー。新郎新婦からのリクエストは、テーブルの上にお料理で風景をつくることだったそう。そこで、パンと各メニューのお皿をテーブルにセットし、根菜や葉もの野菜でテーブルを埋め尽くすことに。牧場のヤギやポニーともふれあっていただけるように、根菜は葉付きのもので、畑から収穫したそのままの雰囲気を楽しんでいただいたそうです。
新郎新婦の親しい友人たちとともに、動物たちにも囲まれてのウェディングは、おそとならではの解放感にあふれ、愛にあふれた素敵なパーティ。参列された方たちもサンドイッチをつまみながら、きっと楽しい一日を過ごされたことでしょう。