月別アーカイブ: 2010年6月

みなさん、あじさいの名所といわれたら、どこが思い浮かびますか?
六甲山?矢田寺・・・?
実は岸和田の山奥深く、人知れずひっそりと広がるあじさい園があるんです。
「ひっそり」と言えども敷地は1万6000㎡、品種は約40種、1万3000株と、
大阪府下でも最大規模を誇ります。
今回は、そのあじさい園をまわる
「蜻蛉池公園あじさい園と岸和田城・五風荘めぐりツアー」に参加してきました。

6月16日(水)、既に大阪は梅雨入りしており、天気予報は「雨」…(涙)。
ちょっと心配しながら迎えた当日は、雨もあがり薄日の下、
ちょうどいい「あじさい日和」となりました。

集合!
9時に岸和田駅近くの福祉総合センター前で集合。
バスではお一人で参加の方もすぐ周りの方と仲良くなり、
和気あいあいとした雰囲気。
20分ほどで蜻蛉池公園に到着しました。

見所いっぱい!蜻蛉池公園

イベレポ_アジサイ園.jpg

蜻蛉池公園に到着後、公園管理事務所長より、
とっても広い公園の説明を受けながら、あじさい園へ移動。
途中には広々とした芝生広場やばら園もあり、
あじさい園以外にも見所がいっぱいでした。
あじさい園でのお話は、
あじさいに詳しい服部緑地・都市緑化植物園の渡辺先生より
「ガクアジサイとヤマアジサイの違い」や
「アジサイの花の色はなぜ変わるのか?」など。
あじさいにもそんなにもたくさんの品種があるんだ!
と、驚いたり感心したり。
斜面いっぱいに広がるあじさいは、
白・ピンク・紫とグラデーションも美しく、圧巻でした!
帰りには公園事務所の皆さんが育てられた「アナベル」
という品種のポット苗をお土産に頂き、大感激!
今は我が家のベランダですくすく育っています。

だんじりの町のシンボル・岸和田城
岸和田城.jpg

岸和田城ではボランティアガイドの方がお城の詳しい説明をしてくれました。
天守閣最上階、金屏風の前では結婚式もできるとのこと。
一国一城の主気分になれそうです。
岸和田城は昭和29年に再建された城で、往時の物は石垣と堀のみですが、
今見られる『八陣の庭』は重森三玲氏の設計によるもの。
重森三玲氏は昭和初期に活躍した作庭家で、
その作品は「シャープ・アクオス」のCMにも登場しているので、
みなさんも気づかないうちに目にされているかもしれません。
庭の中の「雲」をあらわす巨石を見ていると、
だんだん雲に見えてくるから不思議です。

目でも楽しむ『あじさい御膳』
五風荘.jpg

岸和田城から徒歩5分で五風荘に移動、
お待ちかねの特別料理「あじさい御膳」を頂きます。
お膳の上にはあじさいの花がひと房のせられ、とっても優雅!
お料理は彩りも美しくボリュームも十分で、
お持ち帰り用パックにつめて帰る方もいるほどでした。
「人気のお店で、個人では予約が取りづらいけど、
ツアーだったから待たずに入れてよかった!」とのお声も。

わび・さびの世界・・・茶室&庭園
お食事の後は、五風荘女将と岸和田造園組合 林氏よる茶室と庭の案内。
五風荘は岸和田城のお茶屋跡に造営された回遊式日本庭園で、
3千坪の敷地には日本建築の粋をこらした主屋と
庭園を見渡せる三つの茶室があります。
主屋には仲秋の名月の時期だけ月を映すお手水があったり、
庭には織田信長ゆかりの十三石の塔や、
石から木の土台が生えているように見える建築など、
珍しいものがたくさんありました。

目にも美しい満開のあじさいを堪能、
岸和田の歴史を再発見、
豪華なお料理にお腹も満たされて、
身も心も大満足の半日でした!

財団法人 大阪府公園協会事務局 大根 淳子