OSOTO web“おそと”で過ごすライフスタイルウェブマガジン
公園ノートでは、公園やその周辺の魅力的なスポットをご紹介します。おそと編集部オススメの公園。ついつい公園へお出かけしたくなるコーナーです。
夏が近づくと、水辺が恋しくなりますよね。浜寺公園には、クジラの滑り台のある幼児用プールに大きな変形プール、50mプールなど全部で9面ものプールがあります。そこで見つけたアートが、変形プールにある全長100mのチューブ型「ジャイアントスライダー」。ちょっと離れて眺めてみると、なかなか美しい形をしているのです。青空をバックに、2本の曲線が近づいたり離れたり。青と黄色の鮮やかな色とシンプルな形が、自然豊かな公園にあって、ひときわ目立つ存在です。
もちろん、ぐるぐると弧を描いて滑り降りる爽快感は、スリル満点で何度滑っても飽きない面白さ。残念ながら、今はフェンス越しに眺めるしかありませんが、このアートが楽しめるのはやはり太陽が輝く夏!この夏はちょっと違った眼で浜寺プールを楽しんでみませんか?
キラキラ輝く夏の思い出づくりに、浜寺公園にお出かけしましょう!
プール開園期間
7/1~8/31
9:30~18:00(入場は17:00まで)
蜻蛉池公園に行ったことがある方はお気づきかと思いますが、公園のいたるところにトンボをモチーフにしたモノがあります。幾通りもの遊びが楽しめる大型の複合遊具もトンボ。座って遊ぶ小さなお子さま向けのスプリング遊具もトンボ。そして、彫刻もトンボなのです。なかでも、『とんぼの詩』という名の彫刻のトンボは、石でできているちょっとシュールなデザイン。かなりリアルなトンボの頭が3つ土台に乗っているものと、またがったり、寝そべったりして遊べるものの2種類あり、不思議な雰囲気をかもし出しています。この彫刻は賑やかな遊具エリア「子供の国」のすぐそばにあるので、待ち合わせ場所としても使えます。
蜻蛉池公園だけでなくほかの府営公園にも、彫刻や記念碑など、意外に知られていない名所があります。おそとが気持ちのいい季節に、新たな発見を探して公園を探検してみてはいかがですか?
また、「子供の国」にはこの春、新しくチョウの遊具も登場。ボールトランポリンや大玉ころがし、ウェーブ滑り台、段々砂場など、いろんな遊びが楽しめる複合遊具です。公園を探検したり、遊具で遊んだり、お楽しみがいっぱいの公園にお出かけしましょう!
自然の素材を使った工作教室は、公園では人気のイベント。子どもから大人まで、たくさんの人が笑顔で作品作りを楽しむ姿を見ることができます。なかでも、りんくう公園の工作教室『マーブルドリル』は、型にはまらないオリジナルの作品づくりが楽しめる一味違う工作教室です。毎年12月ごろに開催され、公園で育っているハイネズやツバキの実、マツボックリ、どんぐりなどを使ってクリスマスリースや門松を作ります。一味違うのは・・・飾りにショートパスタやフルーツ、スパイス、お菓子を使っちゃうところ!ショートパスタはリボンの形をしたものや、ねじっているものなどユニークな形をしたものが、とってもかわいい飾りになります。フルーツやスパイスを使うと、華やかで香りも楽しめる作品の出来上がり。お菓子はカラフルでポップに仕上げるのにもってこい。
自然の素材とどうやって上手く組み合わせるかは、あなたのアートな心次第。アーティストになった気分で、オリジナルの作品作りを楽しみましょう!
せんなん里海公園の「香りの丘」では、花壇ボランティア『ハーブタペストリー香の会』のみなさんが、土作りから花苗作り、植え付け、除草などを手掛け、四季折々の華やかな風景を演出しています。かわいらしいハーブの花々に縁取られた園路を歩くのも楽しいですが、おすすめはハーブのそばのベンチに腰掛けて目を閉じてみること。目を閉じて野性味たっぷりのハーブの香りを感じていると、自然の変化を敏感に感じることができるはず。いつもより波の音が深く大きく聞こえたり、肌をなでる風の流れを感じることができたり。そうして心を落ち着かせ、香りや音、皮膚で自然を感じていると、感覚が研ぎ澄まされ、公園の風景にもアートを感じるようになります。整備中の人工磯浜がアートなオブジェに見えてきたり、海上を船が行き交う様子はまるで一枚の絵画のよう。極めつけは、大阪湾の向こうに沈む真っ赤な夕日。心を揺さぶられずにいられない、自然の織り成すアートと言えるでしょう。
あなたもせんなん里海公園のハーブの香りで、アートを感じる心を花開かせてみませんか?