木の実で知ろう、春の訪れ

  • 2014年3月18日

neyagawa_1寒い冬のあいだ、彩りの少ない公園の景色はどことなく寂しそう。けれど一歩近づいて、樹の枝や地面に目を向けてみると、わくわくするような発見がたくさんあります。そんな新しい視点に気づかせてくれる、すてきなイベントに参加してきました!
(文:木下知花栄)

 

2月末、寝屋川公園で、「木の実がいっぱい ~自分だけの木の実工作を作ってみよう!~」というイベントがおこなわれました。公園にある木の実を観察し、自分で拾った木の実で工作をする、親子そろって楽しめるイベントです。当日は4家族11人の方が参加されており、とても賑やかな雰囲気でした。
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まずは公園の木の実を拾いに、みんなで出発です!ガイド役は「寝屋川公園・自然の会」のボランティアのみなさん。木の実や花をつける樹について、楽しい語り口で教えてくれます。クスノキ、ヤマモモ、ツバキ、センダン、ユリノキ…などなど。名前や特徴を知ると、ぐっと身近になって、親しみも湧いてきます。

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(左上)クスノキの実
(右上)センダンの実
(下)ユリノキの冬芽

 

「この樹には小さな黒い実がなっています。見えるかな?」
「鳥さんたちが食べていったから、花のつぼみが下に落ちてるよ」
「カラスが食べている木の実、食べてみよう!」
「春になると、いい匂いの花が咲くんだよ」
ガイドの方に教えてもらいながら観察してみると、ただ枯れているように見える樹々も、鳥たちのご飯になっていたり、春へ向けて準備していたりと、しっかりと生きているんだな、とあらためて感じました。最初は緊張気味だった子どもたちも、ガイドの方に促されて高い位置にある実を見たり、体を動かして木の実を拾ったりしていくうちにいきいきとした表情になり、駆け回る姿が印象的でした。
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公園を1時間ほど歩くと、袋のなかは木の実でいっぱい!いよいよ工作の時間です。拾い集めた木の実を机に並べて、接着剤で木版にくっつけていきます。「どんな風に並べようかな?」と考えながらつくるのも、好きな形の順に並べるのも、それぞれ自由なやり方で楽しめるのが手づくりの面白いところ。木の実を手の平に置いて、あらためてじっくり見てみると、自然がつくるユニークな形に思わず見入ってしまいます。
できあがった子どもたちの作品は、どれもこれも本当にかわいくて、個性あふれるものばかり。みんなも大満足の笑顔でした!
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「自然に親しむことで、公園に来るきっかけづくりを提供したい」と、公園内で様々なイベントをされている「寝屋川公園・自然の会」のみなさん。今回のイベントは、去年から始めて今年で2回目だそうですが、冬の樹々や木の実に触れることで、春や夏の姿を想像する楽しさを知りました。日ごとに暖かくなるこれからの時期は、公園でも少しずつ変化が起こっています。春を探しに公園へ出かけてみませんか?

 

寝屋川公園
http://neyagawa.osaka-park.or.jp/

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