蜻蛉池公園 vol.2


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    2010年7月28日

蜻蛉池公園

蜻蛉池公園には花木園をはじめ、水仙郷、バラ園、あじさい園、かえで池と四季折々に花や紅葉が美しいスポットが豊富にあります。今回は、そんな蜻蛉池公園で楽しめる、自然とのふれあいに注目してその魅力を紹介します。

生き物たちの静かな楽園

蜻蛉池公園

蜻蛉池公園には森があります。公園のにぎわいから少し離れたところにある“ふれあいの森”がそう。大きな木々に覆われたこの森は、元々の自然や地形を活かしてつくられています。森のなかや周囲の広場に置かれたベンチに座っていると、そばまで野鳥がやってきて、きれいなさえずりを聞かせてくれます。また、ときおり吹く風に木々の梢がさわさわと音をたて、目を閉じて静かに聞き入ってしまう。
森のなかを歩いていると、ぽっかりとそこだけ空がのぞき、太陽の光が降りそそぐ空間が見つかるはず。そこにあるのは秀治郎池という名の小さな池。木製デッキに一歩足を踏み出すと、生き物たちの気配が波のように押し寄せます。その波が過ぎると、次に訪れるのは静寂。息をひそめ、足音をしのばせてそ~っと奥へ進むたび、少しずつ自然に溶け込んでいく気がする…。まるで時が止まったかのような不思議な感じ。しばらくじっとしていると、トンボがゆったりと飛び交い、ゲンゴロウが泳ぎはじめ、ザリガニがはさみをふりふり水面に顔をだして、再び生き物たちが動きだすのを感じます。
この秀治郎池は、昆虫はもちろん、絶滅危惧種に選定されているイチョウウキゴケも生息している貴重なビオトープ。大切に守り、育んでいきたい生き物たちの楽園です。

にぎやかな公園も楽しいですが、様々な生き物たちがひっそりと暮らす自然を感じると、いつもとは違う感動を得ることができます。秀治郎池にきたなら、自然の一部になったつもりで、そっと息をひそめ、生き物たちの姿を観察してみてはいかが?

蜻蛉池公園

遊びと学びの夢の森

蜻蛉池公園
蜻蛉池公園
蜻蛉池公園

ふれあいの森の豊かな自然を管理し、森づくりをおこなっているのが、ボランティア「蜻蛉池公園夢の森つくり隊」のみなさん。毎月第2・4日曜日にふれあいの森で活動しています。夢の森つくり隊は、竹林や不要樹木の伐採、樹木調査、樹名板を作成するなど、多くの方が楽しめるふれあいの森の立役者。特に素晴しい活動が、小学生以下の児童とその家族を対象にした「ファミリーメイト」。参加すれば、昆虫観察やどんぐりの採取や植樹、竹林の間伐材を利用した竹とんぼや竹笛などの竹細工、森の一角に設けられた畑でいちごや麦、いもを育てたりと1年を通して自然とふれあう遊びや学びが盛りだくさん。残念ながら今年度のファミリーメイトの応募は終了していますが、夢の森つくり隊では、昆虫や野鳥、植物などの自然をはじめ、工作や体を動かして気持ちのいい汗をかくこと、イベントの企画・運営などに興味がある方の参加を随時募集しています。我こそは、という方はぜひご連絡を。

蜻蛉池公園夢の森つくり隊
連絡先:tonboyumeアットマークlive.jp
(アットマークを@に代えてメールしてください)

夏休みも楽しい公園

蜻蛉池公園では季節ごとにたくさんのイベントをおこなっています。なかでも夏の大人気イベントが「夜のとんぼ池公園を探検しよう!」。日中は多くの人でにぎわう公園の、夜の顔を見ることができるチャンスです。夜空に輝く満天の星を望遠鏡で眺めたり、白い布に光をあて、そこに集まる虫たちを観察したり。紙芝居や宝探しゲームなどもあり、どきどきとわくわくがたくさんつまったイベントです。

蜻蛉池公園

他にも、公園の竹材を利用した工作イベント、「竹細工を作って遊ぼう!」やトンボについて学びながら、虫捕りや観察などを楽しむ「トンボの博士になろう!」も子どもたちに人気のイベント。夏休みの思い出づくりに、ご家族で参加してはいかがでしょう?

蜻蛉池公園

イベントの詳細は蜻蛉池公園のHPをご覧下さい。
http://www.osaka-park.or.jp/rinkai/tonbo/main.html

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