大泉緑地 vol.3

  • 2010年7月28日

大泉緑地公園

公園の緑が豊かなのは、誰もが知っていること。でもその緑がいつからそこで育まれ、守られてきたかはあまり知られていません。大泉緑地でおこなわれている、そんな公園の緑のこれまでとこれからを考える講習会や、自然の恵みを存分に味わえる魅力的なスポットを紹介します。

百年の森づくり

大泉緑地は、今から38年前に開設されました。それまで森だったところを公園にしたって?いえいえ、実は公園になる前は田んぼだったのです。確かに、たった38年で!と思ってしまうほど、大泉緑地の木々は大きくて、心地よい木陰をかたちづくっています。それは、開設当初から『都市の中の森林』というコンセプトで、森づくりに力が注がれてきたからこそ。

園内には、200種32万本もの木々が植えられています。“樹のみち”を歩けば、その樹木の恩恵を全身で感じることができるはず。“樹のみち”というのは、園内で剪定された枝を砕いたチップが敷詰められた、樹林のなかを歩けるように整備された小道。ふわふわとした歩き心地で、木々の緑の美しさと相まって、ぜひ一度体験してみて欲しい気持ちよさ。ちらちらと葉に透ける太陽の光を浴びながら歩けば、まるで遠くの山まで森林浴に来たかのよう。思わず深呼吸してしまいます。

大泉緑地

この素晴しい「都市の中の森林」をより良くする、新たな取り組みもはじまっています。それは「百年の森づくり」として、公園を利用する人たちの手で木々を守り、育てていこうというもの。目指しているのはより多くの方に利用され、愛される森づくり。「知る」・「創る」・「使う」という3つの面から取り組んでいく予定です。既に、元大阪府立大学大学院教授の前中久行先生による講習会が2回開かれています。6月に実施された講習会では、午前中に大泉緑地の歴史や緑の現状、森を守りながら育てるために心がけるべきことなどを学びました。午後からは、実際に剪定ばさみや鎌を使って草刈です。根元まで刈らずに20cmほど残して草を刈ります。それが、視線の抜ける開放的な森でありながら、生き物たちが隠れる場所も残すことができる、将来の森を豊かなものにする秘訣なのです。
この夏にも講習会が予定されており、8/1(日)は、園内最大の木「キングツリー」を探します。そして、8/22(日)には、そのキングツリーでツリークライミング!楽しみながら大泉緑地の森を知るチャンスです。ご家族でぜひ参加してみませんか?

大泉緑地は自分たちの森。100年後も、その先も自分たちの誇りとなるような公園を目指して、一緒に森を育てましょう。

大泉緑地
大泉緑地公園

○「百年の森」づくり講習会
日時:8/1(日)11:00~15:00
定員:30名(要事前申込)

○ツリークライミングin大泉緑地
日時:8/22(日)(1)9:30 (2)12:30 (3)14:30
定員:各回10名(要事前申込・小学校1年生以上対象、小学生は保護者同伴)
参加費:¥500

※両イベントとも、詳細や申込先は大泉緑地ホームページをご覧下さい。
http://www.osaka-park.or.jp/nanbu/oizumi/main.html

五感で感じる草花とのふれあい

園内最大の池「大泉池」、そのほとりに4つのテーマからなる洋風庭園「ふれあいの庭」があります。ハーブや野菜などの植物が植えられている「キッチンの庭」、香りのよい植物が植えられた「香りの庭」、水琴窟や壁泉の水音、風にそよぐ草花による「音の庭」、鮮やかな花による「色の庭」。

大泉緑地

香りの庭

大泉緑地

音の庭

ここでは、誰でも植物とのふれあいを楽しめるように、ユニバーサルデザインが取り入れられているのも特徴です。園路は車椅子でも動きやすく、花壇は車椅子に乗ったままで植物にふれることができる「レイズドベッド」。案内板には点字を付け、庭を一周できるように点字ブロックとステンレスのラインを設け、視覚に障害のある方も楽しめるようになっています。五感を刺激する植物とのふれあいは、あなたに喜びと安らぎをもたらしてくれることでしょう。

大泉緑地

色の庭

大泉緑地

キッチンの庭

ふれあいの庭
入園:無料
開園時間:9:30~17:00
(ただし夏期は日の入り時間に応じて19:00まで延長あり)
詳しくは管理事務所まで(大泉緑地管理事務所 TEL:072-259-0316)

木洩れ日のバーベキュー

大泉緑地

夏だ!バーベキューだ!と楽しみにしている方におすすめなのが、大泉緑地でのバーベキュー。カンカン照りの太陽の下、燃え盛る火の前で汗だくに…と想像して二の足を踏んでしまう、という方には、なおおすすめです。園内にはバーベキュー指定場所がいくつかあり、なかでも石澄(いしずみ)の丘と野外炉周辺の指定場所は、木々に囲まれているため、木陰で快適に過ごせます。木々の間から洩れる光と、木立を吹き抜ける風を感じながらのバーベキュー。遠くのキャンプ場に行かなくても、大泉緑地で楽しむことができるんです。

(注)焚き火などの直火は禁止です。脚付きのコンロをご持参ください。
バーベキュー後の炭は、所定の灰捨て場へ捨ててください。

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