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公園ノートでは、公園やその周辺の魅力的なスポットをご紹介します。おそと編集部オススメの公園。ついつい公園へお出かけしたくなるコーナーです。
せんなん里海公園はときめきビーチとピチピチビーチの大阪で有名な2つのビーチに隣接した公園です。一方で海とつながる「うみべの森」も自慢のひとつ。太陽と海と緑に囲まれ、清々しい時間を過ごすことができます。
2面のビーチバレーコートと本格的な観覧席を備える「潮騒ビバレー」。1990年、日本初の全日本ビーチバレー女子選手権大会がここで開かれ、それ以降も毎年開催されています。ビーチバレー以外にも、ビーチサッカー選手権などもおこなわれ、大阪におけるビーチスポーツのメッカと言っても過言ではありません。こちらのコート、大会があるときはそちらが優先ですが、予約すれば一般の方も利用可能(有料)。コートに立って、ぜひプロ気分を味わって。
そんなに本格的でなくても良いのだけれど・・・、という方はときめきビーチの浜コートへどうぞ。ビーチバレーやビーチテニス用のネットが張ってあるので、競技に合わせて高さを変えて、思い思いに楽しめます。こちらはなんと無料!しかも予約いらず。この秋、せんなん里海公園でビーチスポーツに挑戦してみてはいかが?
こちらのビーチコートでは、take me to the outside!でも紹介した、Sleeping Sheepさん主催のビーチテニスの練習会や関西初のビーチテニス大会が予定されています。参加者募集中ですので、お早めにお申込を!
○2010/10/31(日) ビーチテニス練習会
○2010/11/3(水・祝) ビーチテニス大会
※パドルラケットは会場でレンタルできます。
» 申込の詳細はこちらのサイトをご覧下さい
公園でスポーツと言えば「ウォーキング」というほど、ウォーキング人気が高まっています。せんなん里海公園では、それぞれ違う景色を見ることができる、歩くことが楽しくなっちゃうような海と山のふたつのコースがあります。
海のコースは、ビーチ沿いに設けられた全長2,000mのコース。白砂のビーチ、青い空、広がる海を眺めながら歩くことができる、清々しいウォーキングコース。
山のコースは公園の山側に設けられた、こちらも2,000mのコース。海からそんなに離れていないのに、緑が豊富なことに気付くはず。
ふたつのコースの足元に100mおきに設置された表示板は、イルカとカニが進んだ距離を教えてくれるので、ウォーキングやジョギングの励みになるかも。
山のコースを歩いていると、公園と幹線道路の間の森に入る「健脚コース」と言う小さな看板があります。ここは、ボランティア「うみべの森を育てる会」のみなさんが、大切に管理してくれているうみべの森への入り口です。急勾配の階段を上り、森へ一歩はいると、そこは豊かな自然の宝庫。ササユリやシュンランなどの希少な山野草、ヤブツバキ、ハマエンドウなどの海岸性植物、数種の陸ガニやカブトムシなどの昆虫、カワセミなどの野鳥が生息しています。うみべの森を育てる会の方々が、一生懸命手入れをしてくれているこの豊かな森にちょっとお邪魔することができるのが、健脚コース。短い距離ですが、足元は自然のままの起伏を活かした道なので、上ったり下ったりで結構運動になりそう。でも、ついつい虫たちや鳥、かわいらしい花に見とれて、歩くのを忘れてしまうかもしれないのでご注意を!