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公園ノートでは、公園やその周辺の魅力的なスポットをご紹介します。おそと編集部オススメの公園。ついつい公園へお出かけしたくなるコーナーです。
岸和田市中央の丘陵地帯に位置する総合公園。季節ごとにさまざまな花を観賞できるところや、とんぼや蝶の形をした大型遊具のあるところが魅力です。大池には白鳥やアヒルが優雅に泳ぎ、静かで落ち着いた雰囲気のある公園です。
梅雨の時期の蜻蛉池公園の楽しみのひとつといえば、アジサイ。「あじさい園」では、1万6000㎡の敷地に40種類10000株のアジサイが6月に見頃を迎えます。白一色の大輪の花を咲かせるアナベル、白色の花がピラミッド状をなしているカシワバアジサイ、夜空に輝く花火をイメージするスミダノハナビなど、園路を歩けばまるでアジサイ絵巻を見るかのよう。眼下に広がる一面のアジサイをすぐそばの展望台から眺めるという鑑賞法もおすすめ。
6月に開かれるあじさいフェアーは、緑化相談コーナーや和菓子を味わえる呈茶のコーナーを設けたり、アジサイの挿し木苗の無料プレゼントがあったり、とアジサイの季節をより楽しめるイベントです。夏には花後の剪定教室、秋にはリースづくり教室もあり、アジサイを楽しみつくすことができるあじさい園です。
○6/20(日)あじさいフェアー
○7/4 (日) 花後の剪定教室
○10/9(土)あじさいのリースづくり教室
4月には、ツバキ、レンギョウ、サクラ、ユキヤナギ、5月にはフジ、ツツジ、ハナミズキ…。次々と咲き誇っていく春の花々。1年を通して花を十分に楽しめる「花木園」の春は、見ごたえ十分です。
さまざまな表情を味わいたいときにはゆっくりと散策して、じっくり愛でたいときにはベンチに座って、と思いのままに観賞可能。心が穏やかにもなる空間なのでぜひ足を運んでください。また、季節ごとに小学生を対象とした「自然体験イベント」を開催しています。ネイチャーゲームで自然の恵みやその大切さを体感することができるので参加してみてはいかが?
ピクニックやバイオカイトなどが思いっきり楽しめる広場の多さが蜻蛉池公園の特徴。なかでも、「水と緑の音楽広場」は、特別な雰囲気のおすすめスポットです。水鳥たちの遊ぶ大きな池に面した広い芝生の広場には、西洋宮殿を思わせる長い回廊が配され、そのまわりには70種2900株のバラ。5月になればバラが咲き、まるで西洋庭園のよう。そんななかで、遊んだり、おいしいお弁当を味わったりすれば、記憶に残る時間を過ごせること間違いなしです。
特別な場所にあわせてこだわりのピクニックセットや遊び道具を使ってみるのもいいかもしれません。5月にはバラの案内ツアーも開催されるので、参加してみてはいかが?
春の蜻蛉池公園とあわせて、春をたっぷりと満喫できるスポットが公園の近くにあります。それが球場広場前のイチゴ狩り農園「いちご畑はる」。1800㎡の敷地内にある6棟のいちごハウスで、「あすかルビー」の60分間食べ放題を実施しています。「あすかルビー」は、果実が大きく、程よい酸っぱさと甘くジューシーな味わいが魅力。それだけでもうれしいのに、ここでは来園者を笑顔でいっぱいにしたいという思いから、ケーキ、アイスクリーム、ドリンクを無料でサービスしているというからうれしさ倍増です。高設栽培なので採りやすく、地面が土ではないので汚れる心配は必要なし。ぜひ旬の瑞々しいおいしさを味わってみて。必ず予約をしてからお出かけください。
いちご畑はる
岸和田市尾生町2415-1
TEL:072-440-0200
※要予約(お電話でご予約ください)
〔アクセス〕
南海本線「岸和田駅」、JR阪和線「下松駅」より、南海バス「近畿職業能力開発大学校前行き」に乗車。「蜻蛉池公園前」下車すぐ
〔開園時期〕
1月初旬~6月初旬
〔入園時間〕
9:00~14:00(最終入園13:00まで)
〔料金〕
大人(中学生以上)2000円、小学生1600円、3歳以上~小学生未満1200円、3歳未満は無料